🏏 2026-08-22 (土) 19:30 CEST
バレンシア
vs
セルタ・デ・ビーゴ
5-4-1 vs 3-4-3
控え選手
控え選手
見どころ
- この試合を迎える時点で、バレンシアもセルタ・デ・ビーゴも順位表に記録を持っていない。両クラブにとって今季最初のリーグ戦の数字がこのメスタージャで刻まれることになる。すでに2試合を終えて勝点6を積み上げた首位セビージャとは消化数の差があり、序盤戦の遅れを取り戻す意味でも重要な90分だ。
- バレンシアの中盤4枚の一角に、19歳の佐藤龍之介が背番号39で名を連ねた。FC東京のサッカースクールから約10年を過ごした生え抜きで、前季はJ1で19試合6得点を記録して2026年7月に完全移籍でスペインへ渡った。171cmと小柄ながら技術と推進力に優れるセントラルMFで、日本の年代別代表でも中心を担ってきた逸材がラ・リーガの中盤でどう振る舞うかは最大の注目点だ。
- 布陣はバレンシアの5-4-1とセルタの3-4-3。ホームは最終ラインに194cmのセサル・タレガ(24歳、バレンシア下部組織出身でバジャドリードへのレンタルを経て成長。空中戦の勝率はリーガでもトップクラス)と、同じ194cmでPSVを経て加入したオランダ人ユスティン・デ・ハース(26歳)を並べる。3トップで押し込みたいセルタに対し、人数をかけた守備でスペースを消しにいく形だ。
- その5-4-1で前線を1枚で担うのが29歳のアルナウト・ダンジュマ。ビジャレアル時代にヨーロッパの舞台で名を上げ、ボーンマス、トッテナム、エヴァートン、クラブ・ブルッヘ、ジローナと渡り歩いてきたオランダ代表だ。爆発的なスピードとカットインからのシュートが武器で、孤立しがちな最前線でカウンターを単騎で完結させられるかが問われる。
- 対するセルタの3トップは個性の組み合わせが面白い。中央は27歳のフェラン・ジュトグラで、バルセロナの下部組織出身、クラブ・ブルッヘで得点を量産して2025年に加入した前線からのプレスと裏抜けが持ち味の選手。左利きの23歳ウーゴ・アルバレス(カンテラ育ちのスペインU-21代表)と、ノルウェー生まれでモロッコ代表を選択した20歳エル・アブデラウイ(ヴォーレレンガで若手最優秀選手に選出)が両脇を固める。
- 古巣対戦の要素もある。セルタの23歳イライシュ・モリバはバルセロナのラ・マシア育ちで、RBライプツィヒ、ヘタフェを経る過程でバレンシアにも在籍した経歴を持つ。フィジカルとテクニックを兼ね備えたボックス・トゥ・ボックス型で、強烈なシュート力が武器。ベンチにはバレンシアの下部組織で育った33歳のウーゴ・ゴンサレス(カルタヘナ経由でセルタ加入)も控える。
- 左サイドではベテラン同士の存在感がぶつかる。セルタは35歳のマルコス・アロンソが3バックの一角に入る。チェルシーとバルセロナで戦い、CL優勝とプレミアリーグ制覇を経験した188cmの左利きで、左足のクロスとセットプレーのキック精度は今も一級品だ。バレンシア側の左サイドを守るのはカンテラ出身のキャプテン、31歳ホセ・ガヤ。2019年のコパ・デル・レイ優勝に貢献した左足の名手である。
- 中盤の質でも見どころが多い。バレンシアはビッグクラブの注目を集める23歳ハビ・ゲラ(187cm、広い視野からの配球が売り)に、185cmでボール奪取と空中戦に強いウルグアイ人の32歳ガストン・ロドリゲス、ヤングボーイズとルツェルンで実績を積んだスイス代表の27歳フィリップ・ウグリニッチが並ぶ。セルタは171cmのアレイシュ・フェバス(30歳、レアル・マドリード・カスティージャ育ちのテクニシャン)が舵を取る。
- GK対決も経歴が濃い。ホームは32歳のストレ・ディミトリエフスキで、ラージョ・バジェカーノとグラナダで長く戦った北マケドニア代表の正守護神。セルタは188cmの29歳イオヌツ・ラドゥで、インテルの下部組織で育ちヴェネツィア、ボーンマス、オセール、パルマなど各国を渡り歩いたルーマニア代表。控えには198cmで元マンチェスター・ユナイテッドのトルコ代表アルタイ・バユンドゥルが座る。
- ベンチの切り札も豪華だ。セルタは39歳のイアゴ・アスパス(クラブ史上最多得点者で左足のフリーキックは絶品)、レバークーゼンでブンデスリーガを制して古巣に戻った33歳ボルハ・イグレシアス、スウェーデン代表の22歳ヴィルメル・スヴェドベリを残す。バレンシアは2023-24シーズンにチーム最多13ゴールを挙げたウーゴ・ドゥロ、192cmのナイジェリア代表ウマル・サディク、16歳でクラブ史上最年少デビューを果たした18歳ダビド・オトルビが控える。