🏏 2026-08-23 (日) 17:00 CEST
アトレティコ・マドリード
vs
ビジャレアル
4-4-2 vs 4-4-2
控え選手
控え選手
見どころ
- ラ・リーガ第2節、開幕戦の内容が対照的だった2チームの対戦。アトレティコは初戦をホームでマラガに2-0と完勝し、無失点発進で勝ち点3、得失点差プラス2の4位につけている。一方のビジャレアルはアウェイでラシン・サンタンデールと2-2で引き分け、勝ち点1の8位。2試合を終えて勝ち点6のセビージャが首位に立つ状況で、両者そろって4-4-2を採用したミラーゲームとなった。
- ビジャレアルの右SBで先発するソフィアネ・モウリーニョは、アトレティコの下部組織からキャリアを歩んだ24歳。古巣を相手にスタメンで臨む一戦だ。アラベス、レアル・サラゴサでラ・リーガの経験を積み、186cmの体格から繰り出す推進力と正確なクロスが武器の攻撃的サイドバック。ウルグアイ生まれでスペイン国籍も持つ経歴の持ち主が、かつての本拠地でどう振る舞うかは大きな見どころになる。
- アトレティコのベンチにも古巣対戦がある。背番号10のアレックス・バエナは25歳のスペイン代表MFで、ビジャレアルでヨーロッパリーグ優勝を経験し、攻撃の中心としてラ・リーガのアシスト王にも輝いた実績を持つ。ジローナも経験した創造性の高い右利きで、正確なパスとセットプレーのキック精度が売り。試合が動かない時間帯に投入されれば、元同僚の守備網を最も知る男として流れを変え得る。
- 中盤の底のせめぎ合いが試合の質を決める。アトレティコはスポルティングCPから4000万ユーロ(追加500万ユーロ)で2031年まで契約したデンマーク代表モルテン・ユルマン(27歳・185cm、レッチェとスポルティングでキャプテンを経験)と、通算700試合以上を戦うクラブ一筋の34歳コケが軸。対するビジャレアルは189cmで左足の配球に長けるセネガル代表パプ・ゲイェ(27歳、セビージャ、マルセイユ、ル・アーヴルを経験)と、ラージョ・バジェカーノで7シーズン219試合を戦った188cmのサンティ・コメサーニャが構える。
- 右サイドに構えるニコラ・ぺぺとアトレティコの左SBアレクス・グリマルドの一対一は、この試合屈指の見どころだ。ぺぺは31歳のコートジボワール代表で、リールでの活躍を経てクラブレコードの8000万ユーロでアーセナルへ渡り、その後ニース、トラブゾンスポルを経験した左足のカットインシュートの名手。迎え撃つグリマルド(30歳)はバルセロナの下部組織育ちで、ベンフィカで長く主力を務め、レヴァークーゼンの無敗優勝にも貢献した左足のキッカーだ。
- 反対サイドでは22歳のアルベルト・モレイロが仕掛ける。172cmと小柄ながらラス・パルマスで17歳からトップチームに定着してスペイン代表にも呼ばれた技巧派で、狭いスペースでボールを運ぶ質が高い。対峙するアトレティコの右SBマルク・プビルは190cmの23歳。アルメリアで頭角を現しレバンテも経験した身体能力の高いモダンなフルバックで、空中戦の強さとサイドの上下動が武器。体格差が明確なこの局面の勝敗は流れに直結する。
- アトレティコのCBコンビは、左利きの188cmダヴィド・ハンツコ(28歳スロバキア代表、フェイエノールトでエールディヴィジ優勝、ビルドアップと得点力も併せ持つ)と、EURO2024優勝メンバーの187cmロバン・ル・ノルマン(29歳、レアル・ソシエダで長年最終ラインの要)。この2人が受け止めるのは、EURO2024で得点王争いに絡んだ25歳ジョルジュ・ミカウタゼ(リヨン、メス、アヤックスを経験)と、ビジャレアル移籍初年度に19ゴールでチーム得点王となった33歳アジョセ・ペレスの2トップだ。
- アトレティコの2トップは異色の組み合わせ。バレンシアのカンテラ育ちで韓国代表のイ・ガンイン(25歳)は本職がCAMの左利きで、ドリブル成功率は欧州5大リーグでもトップクラス。PSG史上初の韓国人選手として創造性を担った男が最前線に入る。相棒のアデモラ・ルックマン(26歳ナイジェリア代表)はヨーロッパリーグ決勝でハットトリックを決めた実績を持つスピードスター。迎えるビジャレアルのCBは、チェルシーからクラブ史上最高額で加入し左足のロングフィードに長けるレナト・ベイガと、2021年のEL優勝に貢献したアルゼンチン代表フアン・フォイスだ。
- GK対決も見応え十分。アトレティコの守護神ヤン・オブラク(33歳スロベニア代表・188cm)は反応速度とポジショニングでラ・リーガ屈指の評価を長年維持してきた存在。対するビジャレアルは194cmの左利き、25歳ルイス・ジュニオール。ファマリカンから加入したクラブ史上最高額のGKで、至近距離のシュートストップとビルドアップ参加に定評がある。ベンチにはRBライプツィヒで11年360試合以上、ブンデスリーガ296試合96完封を記録し2026年8月に約200万ユーロの2年契約で加入した36歳ペーテル・グラーチが控える。
- 終盤に向けた交代カードの質も互角だ。アトレティコはW杯2022優勝メンバーでマンチェスター・シティでもプレミアリーグとCLを制した26歳フリアン・アルバレス、中盤から右SBまでこなす31歳マルコス・ジョレンテ、ウルグアイ代表キャプテンで在籍10年以上の31歳ホセ・マリア・ヒメネスを残す。ビジャレアルはラ・リーガ通算120得点超のキャプテン、34歳ジェラール・モレノと、バルセロナのラ・マシア出身でモロッコ代表の22歳イリアス・アコマチが控えている。