🏏 2026-08-23 (日) 19:30 CEST
ヘタフェ
vs
ラシン・サンタンデール
3-5-2 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- ヘタフェは開幕節でアラベスの敵地に0-3と完敗し、勝ち点0・得失点差-3の17位という苦しい立ち上がりになった。対するラシン・サンタンデールは14年ぶりの1部で迎えた初戦でビジャレアルと2-2、勝ち点1を得て8位につけている。首位セビージャが勝ち点6で先行する中、昇格組が敵地で初勝利を、ヘタフェがホームで今季初勝点を狙う構図だ。
- ヘタフェの3-5-2とラシンの4-2-3-1の噛み合わせが最初の焦点になる。ヘタフェは中盤5枚で数的優位を作れる形で、アンカーのオレル・マンガラ(28歳・ベルギー代表のCDM、ドルトムント下部組織出身でシュトゥットガルトやノッティンガム・フォレストも経験)がトップ下のカナレスを封じられるか。ラシンは19歳マルティネス(185cm)と172cmのグスタボ・プエルタのダブルボランチで中央の枚数差を埋める必要がある。
- 35歳のセルヒオ・カナレスはサンタンデール出身で、レアル・マドリード、バレンシア、レアル・ソシエダ、レアル・ベティス、モンテレイを渡り歩いた末に愛するクラブへ戻ってきた今夏最大の補強だ。PK・FK・CKすべてのキッカーを任され、攻撃の基準点とセットプレーの司令塔を兼ねる。組織的に構えるヘタフェの守備ブロックを、その判断とキックでこじ開けられるかが見どころ。
- ラシンの昇格を支えた攻撃のふたりが1部でどこまで通じるか。11番アンドレス・マルティンは昇格シーズンにチーム最多の17得点を挙げたフィニッシャーでPKの第2キッカー、10番イニゴ・ビセンテは9得点21アシストを記録した創造性の源でFKとCKをカナレスと分担する。ラージョ・バジェカーノ育ちとアスレティック・ビルバオ育ちのコンビが、狭いスペースをどう破るか。
- ヘタフェの3バックは高さで固める編成だ。193cmのサカリア・ロメロ(クラブ・ブルージュからのレンタルで加入した左利きのCB)と192cmのサバ・サゾノフ(ジョージア代表、ゼニト下部組織出身でディナモ・モスクワとトリノを経験し、2026年8月にフリー加入)が並ぶ。中央を締めるのは34歳のキャプテン、トーゴ代表ダコナム。178cmながらスピードと読みの鋭さで対人に勝つタイプで、184cmのビジャリブレとの噛み合わせが問われる。
- ヘタフェの2トップは190cmのマルティン・サトリアーノ(23歳・ウルグアイ、インテル育ちでリヨン、ブレスト、エンポリを経験した万能型)と、トルコ代表のエネス・ユナル(29歳・187cm)。ユナルはヘタフェで104試合34得点を残した実績を持ち、マンチェスター・シティとビジャレアルにも在籍した経歴の持ち主。開幕節で無得点に終わったチームが、この長身2枚で前線の起点をどう作るかが鍵になる。
- ラシンのゴールを守るのは25歳のフレン・アギレサバラ。アスレティック・ビルバオの下部組織出身で2023-24シーズンのコパ・デル・レイ優勝に貢献し、バレンシアも経験した左利きのGKだ。足元の技術が高くビルドアップに参加できるため、ヘタフェが前線から圧力をかけた局面での繋ぎの精度と、反射神経を活かしたシュートストップの両面が試される。
- ラシンの先発にはアスレティック・ビルバオ人脈が3人並ぶ。GKアギレサバラ、10番イニゴ・ビセンテ、そして1トップのアシエル・ビジャリブレだ。ビジャリブレは買い取りオプション行使で完全移籍となった184cmのFWで、アラベスとヌマンシアでも戦った経験を持つ。体格を活かした前線でのポストプレーが、ヘタフェの激しい球際の守備にどこまで対抗できるか。
- ヘタフェの中盤5枚の両端は、本職がサイドバックの2人が務める。左は34歳のホアン・モヒカ(コロンビア代表の左SBで、ラージョ・バジェカーノ、ジローナ、ビジャレアル、エルチェとリーガを渡り歩いた経験者。攻撃的なオーバーラップと正確なクロスが武器)、右は23歳のアンドレス・ガルシア(アストン・ヴィラとレバンテを経て加入した右SB)。上下動の量とラシン両ワイドとの1対1が試合の流れを左右する。
- 終盤に向けたベンチの手札も対照的だ。ヘタフェはレアル・マドリードのカンテラ出身で、ローマ、レバンテ、ヴォルフスブルクを経験した29歳のボルハ・マジョラルがエリア内の嗅覚を武器に控える。ラシンはユベントスから買い取りオプションを行使して完全移籍となった193cmのウルグアイ人CBファクンド・ゴンサレスと、レンヌから期限付き加入した21歳のモロッコ人ヤシル・サビリがベンチに座る。