🏏 2026-08-25 (火) 21:00 CEST
バレンシア
vs
レアル・ベティス
5-4-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 延期されていた開幕節がここで消化される。バレンシアは13位(1試合1分、勝ち点1)で、ホームでのセルタ戦を0-0で終えて得失点差0。対するベティスは7位(1勝、勝ち点3、得失点差+1)で、ホームにレアル・ソシエダを迎えて1-0で勝ち切った。両者ともここまで無失点で、首位セビージャ(2試合・勝ち点6)を追う位置取りを固めたい一戦だ。
- バレンシアの中盤3枚に、19歳の佐藤龍之介が名を連ねる。2026年7月にFC東京から完全移籍で加入した生え抜きで、前季はJ1で19試合6得点を記録して海外移籍を勝ち取った逸材。171cmと小柄ながら技術と推進力に優れるセントラルMFで、日本の年代別代表でも中心を担ってきた。開幕節の大舞台でどれだけボールに触り、前を向けるかに注目したい。
- 中盤の噛み合わせが試合の骨格を決める。バレンシアは187cmのハビ・ゲラ(23歳、クラブのカンテラ出身で配球とゲームメイクに長ける)と185cmのガストン・ロドリゲス(32歳・ウルグアイ出身、ボール奪取と空中戦が武器)に佐藤を組み合わせた3枚。対するベティスは189cmのファクンド・ベルナル(23歳、フルミネンセ経由のウルグアイ出身)と185cmの左利きノエル・デオッサ(26歳、パチューカ/モンテレイで頭角を現した)のダブルボランチで受けて立つ。
- ベティスの右ウインガーには26歳のブラジル代表アントニー。左利きでカットインからの強烈なシュートとトリッキーなドリブルを持ち味とし、アヤックスでエールディビジ2連覇、マンチェスター・ユナイテッドには€95Mの高額移籍金で加入した経歴を持つ。これを迎え撃つのは5歳からバレンシアの下部組織で育った23歳の左サイドバック、ヘスス・バスケス。ガヤの後継者と目される若手にとって最初の試練になる。
- 反対サイドではパブロ・マフェオとロドリゴ・リケルメのマッチアップが見どころ。マフェオは29歳・172cmでマンチェスター・シティ下部組織出身、激しいマンマーク守備で相手ウインガーを封じるのが最大の特徴だ。リケルメは26歳・173cm、アトレティコ・マドリー育ちの右利き左ウインガーで、ジローナへのローンでブレイクしスペイン代表にも選出された。小柄なスピードスター同士の削り合いになる。
- バレンシアが敷く5バックの高さは、ベティスにとって明確な障壁になる。194cmのセサル・タレガは空中戦勝率がリーガでもトップクラス、189cmのムクタル・ディアカビ(元リヨン)も対人とヘディングに強い。一方でベティスの前線は167cmのアンヘル・オルティス、174cmのアントニー、173cmのリケルメ、175cmのチミー・エルナンデスと小柄な選手が並ぶ。クロス一辺倒では跳ね返される構図で、セットプレーの逆用も含めて攻略法が問われる。
- ベティスのベンチには古巣と対峙する34歳のイスコが控える。前所属クラブにバレンシアCFが並ぶファンタジスタで、レアル・マドリー時代にはチャンピオンズリーグ4度の優勝を経験した。狭いスペースを一人で打開できる創造性は、5バックに引かれた展開でこそ価値が出る。投入されればメスタージャのスタンドの反応も含めて見どころになる。
- バレンシアの2トップは、7クラブを渡り歩いた29歳のオランダ代表アルナウト・ダンジュマと、26歳のウーゴ・ドゥロ。ダンジュマはビジャレアル時代に欧州の舞台で結果を残した爆発的なドリブラーで、ドゥロはヘタフェ育ち・レアル・マドリー経由の左利きストライカー、2023-24シーズンにはチーム最多の13ゴールを記録した。これを止めるのはリーズやローマを渡り歩いた33歳ディエゴ・ジョレンテと23歳ビクトル・ゴメスのコンビだ。
- ベンチの厚みでは、ラ・マシア出身35歳のマルク・バルトラ(元ドルトムント)、アーセナルで長く主力を張った31歳エクトル・ベジェリン、バイエルンでプレーした左利きアンカーのマルク・ロカ、レアル・マドリー復帰組の27歳フラン・ガルシアと、ベティスが経験値で上回る。バレンシア側は31歳のキャプテン、ホセ・ガヤ、192cmのウマル・サディク、背番号10のアンドレ・アルメイダが控え、終盤の展開次第で流れを変える手札になる。