🏏 2026-08-27 (木) 21:00 CEST
FCバルセロナ
vs
アスレティック・ビルバオ
4-3-3 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 変則日程で第2節を先に消化した両チームによる第1節。バルサは敵地エルチェ戦を0-5で制して得失点差+5・勝ち点3の7位につけ、アスレティックはホームでセビージャに1-3と敗れて勝ち点0の19位に沈んでいる。首位レアル・マドリー(2試合・勝ち点6)を追いかける立場のバルサにとっては、消化試合が1つ少ないうちに取りこぼしを避けたい一戦だ。
- バルサの4-3-3とアスレティックの4-2-3-1がぶつかり、中盤の数的関係が最初の焦点になる。狭い局面のターンとテンポ管理に長けたペドリ(23歳)、193cmの長身で左利きの守備的MFマルク・ベルナル(19歳、ACL負傷から復帰)、パリ五輪得点王のフェルミン・ロペス(23歳)という3枚に対し、アスレティックはハウレギサル(22歳)とペイオ・カナレス(21歳、ラシン・サンタンデールへのローンで評価を上げて復帰)の若いダブルボランチで受けて立つ。
- 右サイドのラミン・ヤマル(19歳)は左足のカットインからシュートとスルーパスの両方を選べるインバーテッドウイング。15歳でトップチームデビューを果たし、EURO2024では最年少出場記録を更新した。これを迎え撃つのはアスレティックの左サイドを担う175cmのフランス人DFルイ・ジャン(22歳)で、機動力で食い下がれるかが最終ラインの生命線になる。
- アスレティック最大の武器はニコ・ウィリアムズ(24歳)。右利きながら左サイドから仕掛ける突破力は1対1で無類の強さを誇り、EURO2024決勝でゴールを決めて大会MVPに輝いた。対するバルサの右SBはラ・マシア育ちのシャビエル・エスパルトで、フベニールAでの3冠とUEFAユースリーグ制覇を経験した戦術理解度の高い若手にとって、キャリア最大級の試練となる。
- アスレティックの最終ラインは、マンチェスター・シティでプレミアリーグとCLを制し、アル・ナスルを経て古巣に戻った左利きCBエメリック・ラポルト(32歳、EURO2024優勝メンバー)と、育成組織育ちで対人守備の質がチーム随一のジェライ・アルバレス(31歳)というベテランコンビ。左足から精度の高いロングフィードを配れるラポルトが、バルサのハイプレスを何度外せるかが試合の呼吸を決める。
- バルサの左に構えるのは25歳のイングランド人アンソニー・ゴードン。右利きながら左サイドを主戦場とし、爆発的なスピードと直線的なドリブルでDFを引きずり出すタイプで、2025年のEFLカップ準決勝では両レグでゴールを決めてニューカッスルの70年ぶりとなる国内タイトル獲得に貢献した。ハイプレスと守備の献身も併せ持つ新戦力が、右SBウーゴ・リンコン(23歳、ジローナでの経験を持つ)との縦の勝負に挑む。
- 前線ではキャプテンのイニャキ・ウィリアムズ(32歳)とゴルカ・グルセタ(29歳)の関係が鍵を握る。ラ・リーガ連続出場記録を持つ鉄人イニャキは前線からのプレスと献身性で全体を動かし、188cmのグルセタはサバデルとアモレビエタでの武者修行を経てエースに成長し、空中戦とポストプレーでコパ・デル・レイ優勝に貢献した。19歳のクバルシと25歳のエリック・ガルシアが組むバルサの高いラインを背後から揺さぶれるか。
- GK対決も見応えがある。バルサのジョアン・ガルシア(25歳・193cm)はエスパニョールでリーグ最多セーブを記録した至近距離に強い守護神で、パリ五輪の金メダルにも貢献した。アスレティックのウナイ・シモン(29歳・190cm)はスペイン代表の正守護神で、EURO2020のPK戦での活躍に象徴されるように大舞台の経験が豊富。バルサのベンチには36歳のヴォイチェフ・シュチェスニーも控える。
- ベンチに座るロベール・ナバーロ(24歳)にとっては特別な一夜になる。バルセロナの下部組織で育ち、モナコでは史上最年少デビュー記録を樹立、その後レアル・ソシエダを経てアスレティックにたどり着いたテクニカルなMFで、ソシエダBではシャビ・アロンソの下で11ゴールを記録した。育った場所のピッチに、今度は敵として立つ可能性がある。
- 終盤の交代カードの質でも差が出る。バルサはEURO2024得点王のダニ・オルモ(28歳、ディナモ・ザグレブとRBライプツィヒを経てラ・マシアに帰還)、セビージャでEL優勝を経験したジュール・クンデ(27歳)、ザルツブルクとドルトムントで鳴らしたカリム・アデイェミ(24歳)を残す。アスレティックはトリノとオサスナで戦ったベレンゲル(31歳)、192cmのモロッコ代表マロアン・サンナディ(25歳)が控える。