🏏 2026-08-30 (日) 19:30 CEST
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
vs
バレンシア
4-4-2 vs 5-4-1
控え選手
控え選手
見どころ
- ここまで未勝利同士の対戦になる。デポルティーボは2試合連続の引き分けで勝ち点2の13位、2得点2失点の得失点差0。バレンシアは1分1敗の勝ち点1で17位、得失点差-1で下位に沈んでいる。首位レアル・マドリードがすでに3試合9ポイントを積んでいるだけに、両者にとって早めに白星を手にしたい一戦だ。
- バレンシアはここまで2試合で無得点。開幕節はホームでレアル・ベティスに0-1、第2節も本拠地でセルタ・ビーゴと0-0に終わり、失点は1に抑えながら得点の糸口を掴めていない。しかも2試合とも自陣での戦いで、今節が今季初のアウェーゲームとなる。ベンチにはアルナウト・ダンジュマ、2023-24シーズンにチーム最多13得点を挙げたウーゴ・ドゥロ、ビジャレアルでヨーロッパリーグを制したダニ・ラバと得点源が揃っており、流れを変える交代カードは豊富だ。
- デポルティーボは開幕節にホームでエルチェと1-1、第2節はアウェーのマラガ戦も1-1と、同じスコアの引き分けを2つ重ねてきた。8季ぶりに戻ってきた1部の舞台で大崩れせずに立ち上がっており、2得点2失点という数字は昇格組としては悪くない滑り出し。リアソールで初勝利を狙うには、無得点が続く相手はまたとない機会になる。
- 噛み合わせはデポルティーボの4-4-2とバレンシアの5-3-2。アウェーのバレンシアは5バックで中央を厚くし、ハビ・ゲラ、ペペル、フィリップ・ウグリニッチの3枚で中盤を構成する。対するデポルティーボは2トップの後ろに4枚を並べる形で、5バックの脇のスペースをサイドから使えるかどうかが得点への近道になる。
- デポルティーボの2トップは、37歳のピエール・エメリク・オーバメヤンと若いビル・ンソンゴの組み合わせ。マルセイユから加入した187cmのガボン代表はドルトムント、アーセナル、バルセロナで積み上げた裏抜けの巧さが健在でPKも任され、ンソンゴは昇格の立役者としてバジャドリード戦の2得点が象徴的な万能型だ。迎え撃つのは194cmのセサル・タレガと189cmのムクタル・ディアカビで、空中戦では明確に高さで上回られる。
- バレンシアの2トップの一角には19歳の佐藤龍之介が名を連ねた。2026年7月にFC東京から完全移籍で加入した生え抜きで、前季はJ1で19試合6得点を記録して海外移籍を勝ち取った逸材。171cmと小柄ながら技術と推進力に優れ、192cmのウマル・サディクと組むことでタイプの異なる2枚が並ぶ。相手CBは193cmの19歳ブライト・エデと、スタンダール・リエージュから加入した21歳ルーカス・ヌビという若いコンビだ。
- バレンシアの5バックは若手とベテランの混成だ。左は5歳からカンテラで育った23歳ヘスス・バスケスで、左足のクロスを武器にホセ・ガヤの後継者と目されている存在。中央は元リヨンのディアカビと、バジャドリードへのレンタルを経て成長した194cmのタレガ、右には32歳のルイス・リオハが入る。リオハは本来左利きのウインガーで、アラベスで5シーズン189試合を戦った経験を持つ。ベンチには31歳のキャプテン、ガヤが控える。
- 中盤は個性の対比が面白い。デポルティーボの心臓は163cmの司令塔マリオ・ソリアーノで、アトレティコ・マドリードの下部組織出身、昇格シーズンは全試合に出場してチームの体温計と評された。その相棒にはフィオレンティーナ育ちのアンカー型、22歳ロレンツォ・アマトゥッチ。対するバレンシアは187cmのカンテラ育ちハビ・ゲラと、レバンテから加わった185cmのペペルが強度で押し返しにかかる。
- ベンチにはアンヘリーニョの名前がある。デポルティーボの下部組織出身の左サイドバックで、マンチェスター・シティ、RBライプツィヒ、ローマを渡り歩いた末に29歳でローマからのローン(買い取りオプション付き)で生まれ育ったクラブに帰還した。先発の左サイドはオランダとイタリアを渡り歩いた26歳のジャコモ・クアリアータで、上下動の量が持ち味。左サイドの主導権をどちらが握るかは交代策も含めた見どころだ。
- 両GKの顔ぶれも見逃せない。デポルティーボのレオナルド・ロマンはマジョルカから約900万ユーロで加入した今夏の目玉補強で、前季の安定した出来がスペイン代表招集につながった189cmの26歳。バレンシアのストレ・ディミトリエフスキは188cmの32歳で、ラージョ・バジェカーノとグラナダで長くリーガを戦ってきた北マケドニア代表の正守護神。互いに得点が生まれにくい展開になれば、両者のシュートストップが勝負を分ける。