🏏 2026-09-05 (土) 18:30 CEST
ラージョ・バジェカーノ
vs
ラシン・サンタンデール
4-3-3 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 18位ラージョ・バジェカーノと11位ラシン・サンタンデールの一戦。3試合を終えてラージョは未勝利で勝ち点1、8失点を喫して得失点差-4と苦しい立ち上がりになっている。対する昇格組のラシンは1勝1分1敗の勝ち点4、得失点差0で中位につけており、ラージョに勝ち点3の差をつけて乗り込んでくる。首位バルセロナはすでに3試合で勝ち点9、得失点差+10と独走態勢に入っている。
- ここまでの中身も対照的だ。ラージョは開幕節にセビージャとのアウェイ戦を1-2で落とし、第2節はホームでアラベスと1-1、第3節はバルセロナに2-5で敗れている。一方のラシンはホームでビジャレアルと2-2、ヘタフェとのアウェイ戦を0-1で落としたあと、ホームのエルチェ戦を3-2で制して初勝利を挙げた。14年ぶりの1部という舞台にすでに順応しつつある。
- この試合最大の因縁は、ラージョの左ウイング、アルバロ・ガルシアが古巣ラシン・サンタンデールと相まみえる点だ。167cmと小柄ながら切れ味鋭いドリブルで左サイドを制圧する33歳は、ラシンのほかカディスやグラナダを渡り歩き、いまではラージョのラ・リーガ最多出場記録を持つクラブのレジェンドとなっている。左足のクロスとカットインからのシュートは今回も警戒の的だ。
- ラシンの中心はサンタンデール生まれの35歳、セルヒオ・カナレスだ。レアル・マドリード、バレンシア、レアル・ソシエダ、レアル・ベティス、そしてメキシコのモンテレイを渡り歩いたラ・リーガのレジェンドが、愛するクラブに戻って今夏最大の補強となった。PK・FK・CKのキッカーを一手に担う存在で、ゲームを読む目と判断の質は健在。迎え撃つのは下部リーグから這い上がった叩き上げのキャプテン、オスカル・バレンティンだ。
- セットプレーはラシンの生命線になりうる。カナレスとキッカーを分担するイニゴ・ビセンテは昇格シーズンに9得点21アシストを記録した創造性の源で、アスレティック・ビルバオ育ちらしく狭い局面を打開する技術に長ける。ボランチのイバン・マルティンも左足の繊細なタッチでラストパスを供給し、セットプレーのキッカーを務める。ラージョは189cmの35歳フロリアン・ルジューヌと186cmのパテ・シスの高さで跳ね返したい。
- ラージョの4-3-3とラシンの4-2-3-1という噛み合わせでは、中盤の数的関係が焦点になる。ラージョはアスレティック・ビルバオのカンテラ出身で170cmのテクニシャン、ウナイ・ロペス、闘志溢れる守備でチームを牽引するオスカル・バレンティン、ボルドーでの海外経験を持つペドロ・ディアスの3枚。対するラシンはイバン・マルティンらのダブルボランチの前でカナレスが自由に動くため、誰が捕まえるかが問われる。
- ラージョの前線はスピードで勝負する。背番号10を背負うセルヒオ・カメジョはアトレティコ・マドリーの下部組織出身で、裏への飛び出しとフィニッシュの精度が武器。右のホルヘ・デ・フルートスはレアル・マドリーのカンテラ育ちで、レバンテでの3シーズンに112試合13得点を残してラージョに戻ってきた。受けて立つのはユベントスから完全移籍した193cmのウルグアイ人CBファクンド・ゴンサレスと、絶対的な軸ホセ・エルナンド。左SBにはサンタンデール生まれの19歳ホルヘ・サリナスが入る。
- ラシンの1トップは、レンヌから期限付きで加入した21歳のモロッコ人ヤシル・サビリ。スピードと機動力、攻撃の判断の良さが持ち味で、出場時間を積みながら伸びていく立場にある若手が、35歳のルジューヌら経験豊富な相手守備陣にどう挑むかは見どころのひとつ。ラージョのゴールマウスにはレバンテの下部組織出身で、足元の技術も備える29歳のダニ・カルデナスが立つ。
- ラシンのゴールを守るのはフレン・アギレサバラ。アスレティック・ビルバオの下部組織出身で2023-24シーズンのコパ・デル・レイ制覇に貢献した25歳の左利きGKで、ビルドアップにも参加できる。3試合で5失点というここまでの数字を引き締めたい。ベンチにはブラジル出身でレアル・オビエドの昇格に貢献し京都サンガでもプレーしたアレマォン、ジョージア代表の技巧派ギオルギ・ツィタイシヴィリと、ラージョ側にも流れを変える駒が並ぶ。