🏏 2026-09-06 (日) 16:15 CEST
バレンシア
vs
FCバルセロナ
5-4-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 順位表の両端に位置する2チームの対戦だ。バレンシアは3試合を終えて0勝1分2敗の勝ち点1で最下位の18位、3試合でわずか1得点・4失点という数字が苦境を物語る。対するFCバルセロナは3戦全勝の勝ち点9で首位に立ち、12得点2失点で得失点差はプラス10。同じ勝ち点9のレアル・マドリード(4試合、得失点差プラス7)とレアル・ベティスを得失点差で上回っている。
- バレンシアの開幕3試合は、第1節にホームでレアル・ベティスに0-1、第2節はホームでセルタ・ビーゴと0-0、第3節は敵地でデポルティボ・ラ・コルーニャに1-3という内容だった。ホームの2試合はいずれも無得点で、今季挙げた唯一のゴールはアウェイでのもの。メスタージャで初めてネットを揺らす相手が、リーグ最強の攻撃陣というのは皮肉な巡り合わせだ。
- 一方のバルセロナは開幕から得点が止まらない。第1節はホームでアスレティック・クラブを2-0で退け、第2節は敵地でエルチェを5-0、第3節はホームでラージョ・バジェカーノを5-2と、直近2試合で10得点を叩き出している。3試合で12得点2失点というバランスは現時点のリーグ最良で、アウェイでもその破壊力を維持できるかが問われる。
- バレンシアはアルナウト・ダンジュマ(29歳)を1トップに置く5-4-1で構える。ビジャレアルでヨーロッパの舞台を沸かせ、ボーンマス、トッテナム、エバートン、ジローナと渡り歩いてきたオランダ代表は、爆発的なスピードとカットインからのシュートが持ち味。5バック+4枚の中盤でブロックを作り、この1枚を残してカウンターに出る狙いは明白だ。
- 最大の見どころは、右サイドから左足でカットインしてくる19歳ラミン・ヤマルへの対応だろう。15歳でトップチームデビューを飾り、EURO2024で最年少出場記録を更新した天才に対し、バレンシアは5歳からクラブの下部組織で育った左利きの左サイドバック、ヘスス・バスケス(23歳)が主に対峙することになる。ここで数的優位を作れるかが守備プラン全体を左右する。
- 逆サイドではパブロ・マフェオ(29歳)の激しいマンマークが焦点になる。172cmと小柄ながらマンチェスター・シティの下部組織で育ち、相手ウインガーをタイトに封じ込めることを最大の特徴とする右サイドバックが、爆発的なスピードで縦に仕掛けるアンソニー・ゴードン(25歳)を捕まえられるか。ゴードンは2025年のEFLカップ準決勝で両レグにゴールを決めた実績を持つ左ウイングだ。
- 中盤はバレンシアが数で対抗する構図だ。カンテラ育ちで187cmのハビ・ゲラ(23歳)が配球を担い、アル・アハリでアフリカCL制覇を経験した185cmのマリ代表アリウ・ディエン(28歳)が底を締める。さらにヤングボーイズとルツェルンで鳴らしたスイス人フィリップ・ウグリニッチ(27歳)と、16歳でクラブ史上最年少デビューを果たした18歳ダビド・オトルビが並ぶ。彼らがペドリとフェルミン・ロペスの前進を遅らせられるかが鍵だ。
- バルセロナの最終ラインは若さと技術で構成される。19歳ながら読みの鋭さとカバーリングで定位置を掴んだパウ・クバルシと、マンチェスター・シティとジローナを経験したエリック・ガルシア(25歳)がセンターを組み、左には186cmの左利きジェラール・マルティン(24歳)、右にはUEFAユースリーグ制覇を経験したラ・マシア育ちのシャビエル・エスパルトが入る。ゴールを守るのはエスパニョール育ちで193cmのジョアン・ガルシア(25歳、パリ五輪金メダル)だ。
- ベンチの層の差も試合終盤に効いてくる。バルセロナはEURO2024得点王のダニ・オルモ(28歳)、2022年ゴールデンボーイ賞のガビ(22歳)、193cmの左利きボランチ、マルク・ベルナル(19歳)に加え、アル・アハリから来た18歳の「エジプトのハーランド」ハムザ・アブデルカリムまで控える。バレンシアはクラブの象徴である31歳のキャプテン、ホセ・ガヤ、2023-24シーズンにチーム最多13得点のウーゴ・ドゥロ、194cmのセサル・タレガが出番を待つ。