🏏 2026-09-07 (月) 21:30 CEST
エルチェ
vs
レアル・ソシエダ
3-5-2 vs 4-4-2
控え選手
控え選手
見どころ
- エルチェは3試合を終えて勝ち点1の19位、得失点差-6と厳しいスタートを切った。対するレアル・ソシエダも4試合で1勝1分2敗の勝ち点4にとどまり14位、得失点差は-3。首位バルセロナが4試合で勝ち点12を積み上げる一方、両チームはともにわずか3得点しか奪えておらず、序盤戦の停滞から抜け出したい者同士の直接対決となる。
- エルチェは開幕節にアウェーでデポルティーボ・ラ・コルーニャと1-1で引き分けたものの、第2節はホームでバルセロナに0-5と大敗。第3節もアウェーのラシン・サンタンデール戦を2-3で落として連敗中で、3試合で9失点と守備が安定しない。1試合未消化のアドバンテージを活かすためにも、本拠地での勝ち点獲得は急務だ。
- ソシエダは開幕節にアウェーでレアル・マドリードに1-4、続くベティス戦も0-1で敗れて連敗発進となった。第3節ホームでエスパニョールを2-1で下して今季初勝利を挙げたが、直近のセルタ・ビーゴ戦(ホーム)は0-0のスコアレスドロー。4試合で3得点という得点力不足が最大の課題で、アウェーではまだ勝ち星がない。
- 3-5-2のエルチェと4-4-2のソシエダという噛み合わせで、中盤の枚数差が焦点になる。エルチェはゴンサロ・ビジャル、モルシージョ、ファクンド・ブオナノッテら5枚を中央に並べ、カルロス・ソレールとヤンヘル・エレーラの2ボランチで受けるソシエダに数的優位を作りたい。逆にソシエダはゴンサロ・ゲデスとジョン・オチエングの両サイドハーフが幅を取り、ヘルマン・バレラとホセ・アントニオ・モレンテのウイングバックを押し下げる展開を狙う。
- エルチェの2トップは191cmのフェルナンド・ニーニョと29歳のエセキエル・ポンセ。ニーニョはマジョルカ、ビジャレアル、ブルゴスで実戦を積んだ高さのある基準点で、ポンセはローマ、スパルタク・モスクワ、AEKアテネを渡り歩き、MLSのヒューストン・ダイナモではクラブ史上最高額で加入して59試合15ゴールを記録した。2026年8月にリーガへ渡ったばかりの新戦力が、ホームで結果を求められる。
- エルチェの創造性を握るのは背番号10のファクンド・ブオナノッテ。21歳のアルゼンチン代表攻撃的MFで、ブライトンで台頭したのちレスターとチェルシーも経験した左足のテクニシャンだ。迎え撃つソシエダは、センターバックと守備的MFを兼務できる29歳のイゴール・スベルディア(U-21欧州選手権優勝メンバー)が読みとカバーリングでバイタルエリアを封じられるかが鍵になる。
- ソシエダの2トップは主将ミケル・オヤルサバルと23歳のルカ・スチッチ。EURO2024決勝で決勝ゴールを沈めた左利きのオヤルサバルに、RBザルツブルク育ちのクロアチア代表スチッチが並ぶ攻撃的な組み合わせだ。対するエルチェの3バックは36歳の左利きCBビガスを中心に、レアル・マドリードのカンテラ出身でカディスからレンタル中のビクトル・チュスト、19歳のブバ・サンガレという経験差の大きい構成となっている。
- 両ゴールマウスの対比も興味深い。エルチェを守るのは39歳のアルゼンチン人GKマリアノ・ディトゥーロで、2024-25シーズンにセグンダでサモラ賞を受賞して昇格を牽引した191cmの守護神だ。一方ソシエダはEURO2024優勝メンバーで192cmのアレックス・レミロをベンチに置き、下部組織出身の24歳ウナイ・マレーロが先発。3試合で9失点のエルチェにとって、ディトゥーロのセービングは生命線となる。
- 古巣がらみの因縁も点在する。エルチェの左利きアタッカー、ヘルマン・バレラ(24歳)はレアル・ソシエダBに在籍した経歴を持ち、アトレティコ・マドリード下部組織仕込みの右からのカットインで存在感を示したい。一方ソシエダのベンチには、エルチェ在籍歴を持つ20歳のエクトル・フォルトが控える。バルセロナのラ・マシア出身でチャンピオンズリーグデビューも果たした右SBで、投入されればかつての所属クラブの本拠地に戻る一戦となる。
- 日本代表MF久保建英はベンチスタート。25歳の左利きライトウインガーはFC東京からレアル・マドリードへ渡り、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへのローンを経てソシエダの主軸となった。懐の深いボールキープとカットインからのラストパスは、5枚で最終ラインを構えるエルチェのブロックを崩す切り札になり得る。膠着した局面での投入タイミングと、ロシア代表アルセン・ザハリャンら攻撃カードとの併用に注目したい。