🏏 2026-09-11 (金) 21:00 CEST
セビージャ
vs
バレンシア
4-4-2 vs 4-4-1-1
控え選手
控え選手
見どころ
- セビージャは4試合を終えて2勝1分1敗の勝ち点7で7位、得失点差は+1。対するバレンシアは0勝1分3敗の勝ち点1で最下位20位に沈み、得失点差は-8と数字の上では明確な差がついている。首位バルセロナが勝ち点12で走るなか、セビージャは上位グループに食らいつくため、バレンシアは今季初勝利で流れを変えるためにと、それぞれ意味の異なる勝ち点3を狙う一戦だ。
- バレンシアはここまでの4試合でわずか1得点、9失点という深刻な数字を抱えている。開幕節はホームでベティスに0-1、第2節はセルタと0-0のスコアレスドロー、第3節はアウェーでデポルティボ・ラ・コルーニャに1-3、そして第4節は本拠地でバルセロナに0-5と大敗した。まずはゴールをこじ開ける形を作れるかが最大のテーマとなる。
- セビージャは開幕節でラージョ・バジェカーノを2-1で下し、第2節はアウェーでアスレティック・ビルバオを3-1で撃破する好スタートを切った。しかし第3節はホームでアトレティコ・マドリードに1-3で敗れ、第4節のアウェー・エスパニョール戦も1-1のドロー。ホームでの2試合が1勝1敗にとどまっているだけに、本拠地での取りこぼしは避けたいところだ。
- 布陣はセビージャの4-4-2に対し、バレンシアはダンジュマの下にハビ・ゲラを置く4-4-1-1。注目は、本来中盤を主戦場とする185cmのペペル(元レバンテ、ボール奪取とビルドアップが持ち味の万能型)が、194cmのセサル・タレガと最終ラインの中央を組む点だ。後方からのつなぎは安定する一方、クロス対応で高さの負担がタレガに集中しやすい。
- セビージャの中盤4枚は、インテル、ブレスト、トロワを渡り歩いた24歳ルシアン・アグメが底でボールを刈り取り、その外側にフェリックス・コレイアとシエラが並ぶ構成。コレイアは25歳のポルトガル人で、スポルティングCP育ちからマンチェスター・シティ、ユベントス、リールを経験した左ウイング。左足のカットインを武器とするカンテラ出身のシエラとともに、サイドからの仕掛けで最下位のバレンシア守備網をこじ開けたい。
- 停滞するバレンシアの攻撃を動かす鍵は、生え抜きの若手2人が握る。トップ下に入る23歳のハビ・ゲラは187cmの体格と広い視野を兼ね備えたカンテラの逸材で、ビッグクラブの注目も集める存在。中盤には16歳でクラブ史上最年少デビューを果たした18歳のダビド・オトルビが入り、スピードとドリブルで違いを生み出す。経験は浅くとも、彼らの推進力なしに得点は見込みにくい。
- 最前線で孤立を強いられるのが29歳のアルナウト・ダンジュマだ。チャンピオンズリーグでの得点実績を持ち、ビジャレアル時代に欧州の舞台で名を上げたオランダ代表アタッカーで、トッテナム、エヴァートン、ボーンマス、ジローナと欧州各地を渡り歩いてきた。爆発的なスピードとカットインからのシュートが持ち味だけに、4-4-1-1の1トップとしていかに前向きにボールを受けられるかが、4試合1得点の攻撃を変える条件になる。
- 両ゴールマウスには32歳の実力者が並び立つ。セビージャのオディセアス・ヴラホディモスはベンフィカでチャンピオンズリーグを経験し、シュトゥットガルトやノッティンガム・フォレストでもプレーしたギリシャ人GK。対するバレンシアのストレ・ディミトリエフスキはラージョ・バジェカーノとグラナダで長く主戦を務めた北マケドニア代表の正守護神で、反射神経とシュートストップに定評がある。
- ベンチの切り札にも注目したい。バレンシアは2023-24シーズンにチーム最多13ゴールを記録したウーゴ・ドゥロ(26歳、ヘタフェ育ちでレアル・マドリードも経験)と、リバプールからローン中の23歳ハーヴィー・エリオットが控える。セビージャ側はCSKAモスクワ時代にCLで名を上げたナイジェリア代表エジュケと、バルセロナのラ・マシア出身ペケ・フェルナンデスが流れを変えるカードだ。