🏏 2026-09-20 (日) 16:15 CEST
アトレティコ・マドリード
vs
レアル・マドリード
4-4-2 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 第7節のマドリード・ダービーは、4位アトレティコ(6試合4勝1分1敗・勝ち点13)と2位レアル・マドリード(6試合5勝1敗・勝ち点15)の激突。両者の差はわずか2で、7試合を終えて勝ち点21の首位バルセロナを追う立場としても落とせない90分になる。得失点差はレアルが+11、アトレティコが+8と、序盤から高い水準で並走している。
- アトレティコは直近2試合で7得点無失点と勢いに乗る。第5節にアウェイでレアル・ソシエダを3-0、第6節にホームでオサスナを4-0と一蹴した。一方で第4節はアウェイのアスレティック・ビルバオ戦で0-3と完敗しており、6試合14得点6失点という数字のとおり、噛み合ったときの破壊力と崩れたときの脆さが同居している。
- レアル・マドリードは6試合で17得点と圧倒的な攻撃力を見せる。開幕節でレアル・ソシエダを4-1、第3節でマラガを4-0、第5節でラージョ・バジェカーノを4-1と下し、第6節はアウェイのエルチェ戦を3-2で競り勝った。唯一の黒星は第4節にレアル・ベティスへ0-1で屈した一戦で、アウェイでの取りこぼしをダービーで繰り返すわけにはいかない。
- アトレティコの中盤に入るマルコス・ジョレンテにとっては古巣戦。レアル・マドリードの下部組織で育ちCL優勝も経験した31歳は、中盤から右サイドバックまでこなす万能型で、圧倒的な走力とスプリント能力で攻守の切り替えを担う。4-4-2の右サイドで上下動を繰り返し、古巣が得意とする速い攻守の入れ替わりを削りにいく。
- 逆にレアルのゴールを守るティボー・クルトワは、アトレティコに在籍した過去を持つ。200cmの長身から繰り出すシュートストップと1対1の強さは34歳になっても健在で、左足の正確なフィードでビルドアップにも関与する。対するアトレティコのゴールにはラ・リーガ屈指の守護神オブラク(33歳、スロベニア代表)が立ち、両エリアで世界水準のGK対決が実現する。
- アトレティコの2トップは国際色豊か。カナダ代表のジョナタン・デイヴィッドは両足の決定力を備えたストライカーで、リールでリーグ・アン屈指のFWへ成長し、2024年11月に代表通算39ゴールという国の歴代最多記録を樹立した。相棒のイ・ガンインはバレンシアのカンテラ育ちの韓国代表で、左足のテクニックと5大リーグ屈指のドリブル成功率を誇る25歳。195cmのホイセンと194cmのコナテが構えるレアルの最終ラインをどう崩すかが焦点になる。
- 中盤は数的構成が異なる。4-4-2のアトレティコはラ・リーガのアシスト王経験を持つバエナ(25歳、ビジャレアルでEL優勝)とレアル・ベティス経由のアンカー、ジョアン・カルドソを中央に並べる。対する4-2-3-1のレアルは187cmのチュアメニとウルグアイ代表バルベルデのダブルボランチで、その前にベリンガムと左足の司令塔アルダ・ギュレル(21歳、フェネルバフチェ出身)が構える。
- サイドの攻防も見逃せない。アトレティコの左SBグリマルドはバルセロナの下部組織で育ち、バイエル・レヴァークーゼンの無敗優勝に貢献した左足のキッカー。対面にはインテルから加入した30歳のオランダ代表ダンフリスが入る。右サイドでは190cmのプビル(23歳、アルメリア出身)が、ヴィニシウス・ジュニオールのカットインと1対1の仕掛けを止められるかが勝敗を左右する。
- アトレティコの最終ラインには、W杯優勝を経験したアルゼンチン代表CBクリスティアン・ロメロと、フェイエノールトでエールディヴィジ制覇を経験した左利きのスロバキア代表ハンツコが並ぶ。激しいタックルとインターセプトが持ち味のロメロが、爆発的なスピードで裏を狙うムバッペ(27歳、W杯得点王)とどう向き合うかは、この試合最大のマッチアップになる。
- ベンチの豪華さもダービーならでは。アトレティコはW杯2022優勝メンバーのフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティでプレミアとCLを制覇)、通算700試合以上出場のクラブレジェンド・コケ、EL決勝でハットトリックを決めたルックマン、EURO2024優勝メンバーのル・ノルマンを残す。レアルもカマヴィンガ、リュディガー、ベルナルド・シウバ、アレクサンダー=アーノルド、エンドリッキと層が厚く、終盤の交代策が流れを変えうる。