🏏 2026-10-11 (日) 14:00 CEST
エルチェ
vs
セルタ・デ・ビーゴ
5-3-2 vs 3-4-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 降格圏の18位エルチェ(7試合1勝2分4敗、勝点5、得失点差-6)が、15位セルタ(勝点7、得失点差+2)を本拠に迎える勝点2差の直接対決。両者とも第7節にようやく今季初勝利を挙げたばかりで、エルチェは敵地でエスパニョールを3-1、セルタはホームでラシン・サンタンデールを5-0と撃破して勢いを得た。首位バルセロナが8試合24ポイントで独走する中、下位勢にとっては早くも重みのある90分になる。
- 数字が示す両チームの性格は対照的だ。エルチェは7試合で11得点17失点と打ち合いになりやすく、ホームではレアル・ソシエダに2-3、レアル・マドリードにも2-3と接戦を落としてきた。一方のセルタは8得点6失点と失点の少なさが際立ち、ヘタフェ戦1-1、マラガ戦1-1、敵地レアル・ソシエダ戦0-0と引き分けを4つ積み上げた末の大勝だった。堅守のセルタが脆さを残すエルチェ守備をどう崩すかが焦点になる。
- セルタには古巣エルチェと相まみえる選手が3人名を連ねる。中盤のアレイシュ・フェバス(30歳、レアル・マドリード・カスティージャ出身のテクニシャン)はエルチェでのプレー歴を持ち、3バックの一角に入るアルバロ・ヌニェス(26歳、バルセロナB経由)もエルチェを経てビーゴにたどり着いた。ベンチにはやはりエルチェ在籍歴のある右サイドバック、セルヒオ・カレイラ(25歳)が控える。
- 39歳のアルゼンチン人GKマリアノ・ディトゥーロにとっては、かつて在籍したセルタとの再会となる。191cmの長身を活かしたハイボール処理と反射神経が武器で、2024-25シーズンにはセグンダでサモラ賞を受賞し昇格の立役者となった。対するセルタのゴールマウスにはインテル下部組織育ちのルーマニア代表イオヌツ・ラドゥ(29歳、188cm)が立ち、ジェノアやパルマで積んだ経験を背に最少失点の数字を守る。
- エルチェの中盤3枚は役割分担が明快だ。クラブの下部組織出身で古巣復帰を果たしASローマも経験したゴンサロ・ビジャル(28歳)が狭いスペースでリズムを作り、サラゴサ育ちのマルク・アグアド(26歳)がアンカーとして背後を埋める。そこに左足の精度で知られるフランス代表トマ・レマル(30歳、モナコでリーグ・アン制覇、アトレティコ・マドリードで長年プレー)が加わり、崩しの局面に創造性を注入する構図になる。
- セルタの中盤はラ・マシア育ちでライプツィヒやバレンシアも渡り歩いたイライシュ・モリバ(23歳、ギニア代表)のダイナミズムが生命線。両ワイドにはアトレティコやレアル・ソシエダを経て復帰した左の170cmハビ・ガラン(31歳)と、右のハビ・ルエダ(24歳)が構える。対するエルチェの両翼、左利きで右からのカットインを得意とするヘルマン・バレラ(24歳、アトレティコ下部組織出身)とホセ・アントニオ・モレンテ(29歳)との背後の取り合いが見どころだ。
- 空中戦の構図も見逃せない。エルチェは191cmのフェルナンド・ニーニョ(25歳、マジョルカ・ビジャレアル・ブルゴスを経て加入)が前線の基準点となり、セルタの最終ラインはチェルシーやバルセロナでプレーしCL優勝も経験した188cmのマルコス・アロンソ(35歳)とカンテラ育ちのジョエル・ラゴ(22歳)が迎え撃つ。エルチェ側もレアル・マドリードのカンテラ出身でカディスから加わったビクトル・チュスト(26歳)が最終ラインを束ねる。
- ベンチの顔ぶれではセルタに分がある。クラブ史上最多得点者イアゴ・アスパス(39歳、左足のシュートとFKは健在)と、ベティスでコパ・デル・レイ、レバークーゼンでブンデスリーガを制して古巣に戻った187cmのボルハ・イグレシアス(33歳)が控え、2026年W杯のウルグアイ代表CBセバスティアン・カセレス(27歳)も出番を待つ。エルチェの切り札はアルゼンチン代表の攻撃的MFファクンド・ブオナノッテ(21歳、ブライトンで台頭しレスターやチェルシーも経験)だ。