🏏 2026-10-17 (土) 14:00 CEST
エスパニョール
vs
アトレティコ・マドリード
5-4-1 vs 4-3-1-2
控え選手
控え選手
見どころ
- アトレティコは8試合を終えて6勝1分1敗の勝ち点19で2位につけ、首位バルセロナ(勝ち点24)を5差で追う。同勝ち点の3位ベティス、1点差で4位につけるレアル・マドリード(18)とも並走する上位争いの渦中だ。対するエスパニョールは勝ち点8の12位。9位セルタ・ビーゴから16位オサスナまで勝ち点8のクラブが8つ並ぶ超混戦の中位にあり、上位撃破なら一気に順位を押し上げられる。
- アトレティコの直近フォームはL-W-W-W-W。第4節に敵地でアスレティック・クルブに0-3と完敗した後、レアル・ソシエダを敵地で3-0、ホームでオサスナを4-0、マドリード・ダービーでレアル・マドリードを2-1、アウェイのアラベス戦も2-1で制して4連勝中だ。8試合18得点8失点で、得失点差+10はバルセロナ(+27)、レアル・マドリード(+11)に次ぐリーグ3位の数字となっている。
- 一方のエスパニョールは直近5試合がD-W-L-L-Dで、第5節に敵地でオサスナを2-0で下した白星が唯一。その後はラージョ・バジェカーノに1-2、ホームでエルチェに1-3と連敗を喫し、第8節は勝ち点4で最下位のマラガとの敵地戦を1-1で引き分けている。11得点11失点・得失点差0という数字が、勝ち切れない現状をそのまま映している。
- 布陣はエスパニョールの5-3-2とアトレティコの4-4-2。5バックで横幅を消しにかかるホームに対し、アトレティコはルックマンとジョナタン・デイヴィッドの2トップ、両翼にイ・ガンインとジュリアーノ・シメオネを配置する。中盤が3対4となるエスパニョールにとっては、ポル・ロサーノ、エドゥ・エスポシト、ブライアン・サラゴサの3枚がどれだけセカンドボールを拾えるかが生命線になる。
- 中盤の主導権争いが試合の質を決める。アトレティコはスポルティングCPから4000万ユーロ(追加500万ユーロ)で獲得したモルテン・ユルマン(27、デンマーク代表、185cm)がアンカーに座る。レッチェとスポルティングでキャプテンを任されてきた統率力が売りで、相棒はカンテラ育ちのパブロ・バリオス(23)。迎え撃つのは2019年にトップ昇格した10番ポル・ロサーノ(27)と、デポルティーボとエイバルで技術を磨いたエドゥ・エスポシト(30)だ。
- 古巣対決はエスパニョールの最終ラインから生まれる。35歳のウルグアイ人CBレアンドロ・カブレラは190cmの左利きで、前所属クラブにアトレティコ・マドリードを持ち、ヘタフェやレアル・サラゴサも渡り歩いたベテラン。南米仕込みの激しい対人守備で古巣の前に立ちはだかる。ベンチに控えるアレックス・カラトラバ(26)もアトレティコの下部組織育ちで、投入されれば育ったクラブとの対峙となる。
- アトレティコの2トップは今季の新コンビだ。ジョナタン・デイヴィッド(26)はカナダ代表の歴代最多得点者で、リールで2020-21のリーグ・アン制覇に貢献し、2026年夏の市場最終日にユヴェントスから買い取りオプション付きレンタルで加入した両足利きのストライカー。相棒のアデモラ・ルックマン(26、ナイジェリア代表)はヨーロッパリーグ決勝でハットトリックを決めた172cmのドリブラー。これを190cmのカブレラ、188cmのドルクシッチ、186cmのリーデルという長身3CBがどう封じるか。
- サイドの攻防も見どころだ。ジュリアーノ・シメオネ(23)はディエゴ・シメオネ監督の息子で、デポルティーボ・アラベスとレアル・サラゴサへのローンを経て定着したアルゼンチン代表ウインガー。逆サイドのイ・ガンイン(25、韓国代表CAM)はバレンシアのカンテラ育ちで、マジョルカとパリ・サンジェルマンを経た左足の技巧派。受けるのはバルセロナのオファーを2度断った生え抜き右SBオマル・エル・ヒラリ(23、モロッコ)と、クルトゥラル・レオネサへのローンから戻った21歳ロジェー・イノホだ。
- ベンチの厚みも差になりうる。アトレティコにはW杯2022優勝のフリアン・アルバレス(26、マンチェスター・シティでプレミアリーグとCLを制覇)、196cmのアレクサンダー・セルロート(30、ノルウェー代表)、ラ・リーガのアシスト王に輝いたアレックス・バエナ(25)、レヴァークーゼンの無敗優勝に貢献したアレクス・グリマルドが控える。エスパニョールはPSGからローン加入のガブリエル・モスカルド(21、前季ブラガで公式戦39試合)とブラックバーンで5シーズン主力を張ったテジャイ・ドラン(24)が切り札となる。
- GK対決は経験値の差が際立つ。アトレティコはベンフィカから加入して長年堅守を支えてきたヤン・オブラク(33、スロベニア代表、188cm)がゴールを守る。エスパニョールは下部組織出身で25歳のアンヘル・フォルトゥニョが立ちはだかり、ベンチにはセビージャでヨーロッパリーグ優勝を経験した194cmのマルコ・ドミトロヴィッチ(34、セルビア代表)が待機。最終ラインにはオブラクと同じスロベニア代表のヴァニヤ・ドルクシッチ(26、188cm)も並ぶ。