🏏 2026-10-17 (土) 16:15 CEST
ビジャレアル
vs
エルチェ
4-4-2 vs 5-3-2
控え選手
控え選手
見どころ
- 11位ビジャレアル(勝点8、2勝2分4敗、得失点差0)と18位エルチェ(勝点6、1勝3分4敗、得失点差-6)の対戦。9位セルタから16位オサスナまでが勝点8で並ぶ超過密な中位戦線にあり、ビジャレアルは勝てば一気に順位を押し上げられる。首位バルセロナが8試合で勝点24と独走するなか、両者の視線は上位争いよりも足元の混戦に向いている。
- 直近の流れは対照的だ。ビジャレアルはL-L-W-W-Lで、第6節にマラガをアウェイで3-1、第7節にレバンテをホームで3-1と連勝した後、第8節のアウェイ・レアル・マドリード戦を0-1で落とした。エルチェはL-D-L-W-Dと勝ち切れない日々が続き、第7節にエスパニョールをアウェイで3-1と退けたものの、第8節のホームではセルタと0-0のスコアレスドローに終わっている。
- ビジャレアルの4-4-2とエルチェの5-3-2の噛み合わせが戦術的な焦点になる。エルチェは3枚のCBの外にヘルマン・バレラとブバ・サンガレをウイングバックとして配し、中盤はトマ・レマル、マルク・アグアド、ゴンサロ・ビジャルの3枚。対するビジャレアルは2トップのアジョセ・ペレスとタニ・オルワセイに、イリアス・アコマチとアルベルト・モレイロが両翼から絡む形だ。
- 20歳のカルロス・マシアにとっては、自身を育てた古巣との対戦になる。エルチェの下部組織で育ち、17歳でラ・リーガデビューを果たした後にビジャレアルへ加入した逸材で、この日は中盤の一角でスタメンに名を連ねた。技術の高さと判断力の良さを武器とするボールさばきが、古巣の3センターハーフ相手にどこまで通用するかに注目したい。
- エルチェ側にもクラブと縁の深い顔が並ぶ。28歳のゴンサロ・ビジャルはエルチェの下部組織出身で、ASローマでセリエAを経験した後に古巣へ戻ったテクニカルな司令塔。ウイングバックの24歳ヘルマン・バレラもエルチェでのプレー歴を持ち、さらにベンチにはビジャレアルに在籍した191cmのストライカー、フェルナンド・ニーニョ(25歳)が古巣対戦の切り札として控える。
- 両ゴールマウスにはベテランが並ぶ。ビジャレアルの36歳ペーテル・グラーチはRBライプツィヒで11年360試合以上、ブンデスリーガ296試合で96完封を積み上げ、2026年8月に加入したハンガリー代表GK。対するエルチェの39歳マリアノ・ディトゥーロは2024-25シーズンにセグンダでサモラ賞を受賞して昇格を支えたアルゼンチン人で、合計75歳という珍しいGK対決が実現した。
- ビジャレアルの2トップは性質が異なる。33歳のアジョセ・ペレスはニューカッスルとレスターでプレミアを経験したスペイン人で、ビジャレアル移籍初年度に19ゴールを挙げチーム得点王に輝いたゴール前の嗅覚が持ち味。相棒の23歳タニ・オルワセイは172cmと小柄ながら左足の精度とスピードを武器に裏へ抜ける仕掛け役で、MLSのミネソタ・ユナイテッドから渡欧してきた。
- ベンチの厚みはビジャレアルの明確な強みだ。34歳のジェラール・モレノはラ・リーガ通算120ゴール超を誇るクラブのレジェンドで、EURO2024で得点王争いに絡んだジョルジュ・ミカウタゼ(25歳、元リヨン)も控える。さらにチェルシーからクラブ史上最高額で加入したポルトガル代表レナト・ベイガも投入可能で、終盤に使えるカードの質が高い。
- エルチェの切り札は21歳のファクンド・ブオナノッテ。ブライトンで台頭し、レスターとチェルシーも渡り歩いたアルゼンチン代表の左利き攻撃的MFで、狭い局面での持ち出しとラストパスの精度が光る。元アルゼンチン代表フェルナンド・レドンドの息子である23歳フェデリコ・レドンドもベンチにおり、中盤のテンポを変える役割を担える。
- ビジャレアルの最終ラインは国際色が濃い。右にも中央にも入れるアルゼンチン代表フアン・フォイス(28歳、元トッテナム、2021年ヨーロッパリーグ優勝メンバー)、190cmで代表28キャップを持つカーボベルデ代表ローガン・コスタ(25歳、元トゥールーズ)、オーランド・シティでMLS若手最優秀に選ばれたパナマ代表アルベルト・フリーマン(22歳)が並ぶ。