🏏 2026-08-22 (土) 17:15 CEST
ランス
vs
オセール
3-4-2-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 昨季2位で勝ち点70を積み上げたランスが、ホームで2026-27シーズンの初戦を迎える。34試合22勝4分8敗、66得点35失点で得失点差+31という数字は、上位争いを演じたチームに相応しい内容だった。対するオセールは8勝10分16敗の勝ち点34で15位、34得点44失点と攻守両面で苦しんだ。開幕節でその序列をどう覆すかがアウェイチームの宿題になる。
- ランスの3-4-2-1とオセールの4-3-3の噛み合わせが最初の焦点になる。ランスは中盤4枚の外側に、メスのアカデミーで育った本職左SBのマチュー・ユドル(30歳・左利き)と、ローマを経てリーグ・アン初のサウジアラビア人選手となった右SBサウド・アブドゥルハミド(27歳)を置いて幅と推進力を確保する。オセールは左SBクレマン・アクパ、右SBラミヌ・シーが、その上下動と正面から向き合う形だ。
- ランスの攻撃の軸は33歳のフロリアン・トヴァン。2018年W杯を制したフランス代表の一員で、マルセイユでは281試合86ゴールを記録した実績を持つ。ウディネーゼやティグレスUANLを渡り歩いた後も、カットインから左足を振り抜く形は健在。1トップの背後に入る2枚のうち右側でボールを引き出し、フィニッシュまで持ち込む役割を担う。
- 最前線のアブダラ・シマは本職が左ウイングの188cmアタッカー。セネガル代表で、ブレストで7ゴールを挙げてランスへ完全移籍した経歴を持ち、長身とスピードを併せ持つ縦への推進力が武器だ。相棒に入る22歳のフランヨ・イヴァノヴィッチ(クロアチア出身・185cm)と組む前線は、高さで優位を取れる構成になっている。
- ランスの中央2枚は27歳のミカエル・キュイザンスと22歳のヤシン・ティトラウィ。キュイザンスはバイエルン、ボルシアMG、ヘルタ、ヴェネツィアを渡り歩いた経歴を持ち、170cmのティトラウィはアルジェリア代表で5キャップを数える新鋭だ。ベンチにはRBライプツィヒで7シーズンを過ごしたマリ代表アマドゥ・ハイダラ(28歳)が控え、球際の強度を上げる交代札になる。
- ランスの3バックとGKの若さも見どころ。191cmのイスマエロ・ガニウ(21歳・ブルキナファソ代表、アヌシーとパドヴァを経験)と187cmのスレイマン・サニャン(21歳)が並び、経験値の面ではレギア・ワルシャワやセルティックを経てきた25歳のマイク・ナブロツキが支える。ゴールマウスにはストラスブール育ちで192cmのロバン・リセール(21歳・フランスU21代表)が立つ。
- オセールの守備陣はサイズで応じる。CBには192cmのクリスト・マコッソ(22歳・コンゴ共和国代表、ルートンでYoung Player of the Yearに選出)と、リヨンで72試合に出場した25歳のシナリー・ディオマンデが並ぶ。さらにゴール前には204cmのママドゥ・ディオプが構え、シマやガニウを的にするランスのクロス攻勢との空中戦が焦点になる。
- 中盤3枚の構成もオセールの生命線。ケヴィン・ダノワはアカデミー育ちの22歳で、ボール奪取とパスセンスを両立しチーム最高クラスの市場価値を持つ。ユヴェントス下部組織出身でクリスタル・パレスから加入した24歳のナウイル・アアマダ、ウェステルローから来た21歳のアルチュール・ピエフォールと組み、ランスの中盤4枚に数的に対抗する。
- 夏の移籍市場での入れ替わりも読みどころだ。オセールはイブラヒム・オスマンをブライトンへ、ラシヌ・シナヨコをパリFCへ送り出し、ブレストからラボー・ラスカリーを迎えた。ランスもアドリアン・トマソンをレンヌ、ママドゥ・サンガレをブレントフォード、アントニー・ベルモンをアンジェへ放出しており、開幕時点で序列がどう組み直されたかが見えてくる一戦になる。
- 交代枠の質でも色が出る。ランスのベンチにはPSGアカデミー出身でセルティックやクリスタル・パレスを渡った187cmのFWオドソンヌ・エドゥアール(28歳)、リーグ・アンで5ゴールを記録した実績を持つアカデミー育ちの20歳ラヤン・フォファナ、2019年加入で象徴的存在の35歳フロリアン・ソトカが並ぶ。オセールはノアシェランで頭角を現した23歳ラソ・クリバリ、ハイチ代表の24歳ジョジュエ・カシミールら右ウイング型が控える。