🏏 2026-08-22 (土) 20:45 CEST
ニース
vs
ロリアン
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- リーグ・アン第1節は3-4-2-1同士のミラーマッチ。ニースもロリアンも1トップの背後に2シャドーを置く配置で、ウイングバックがどこまで高い位置を取れるか、そしてシャドーの落ちる動きをどちらが先に捕まえるかで主導権が決まる。すでに消化された開幕節ではマルセイユが得失点差+4の勝ち点3で首位に立ち、ランスが+3で続いており、両者とも出遅れは避けたい。
- ロリアンの2シャドーの一角に入る20歳のガバン・ベルナルドは、ニースでのプレー歴を持つ古巣対戦組だ。ル・マンのアカデミーで育ち2024-25シーズンにリーグ戦30試合に出場した左利きのプレーメーカーで、ビジョンとラストパスの精度を評価されてニースに引き抜かれた経歴の持ち主。今度は引き抜いた側の守備を崩す立場で、ニースのホームのピッチに立つ。
- もう一枚のシャドー、28歳のジャン=ヴィクトール・マケンゴもニースOBである。カーンの育成出身で、ニースからトゥールーズへのローン、イタリアのウディネーゼを経て、2023年に約1100万ユーロでロリアンが獲得した左利きの攻撃的MF。ボールキープ力とドリブルでの推進力に長けており、古巣相手にどれだけ前を向いて運べるかがロリアンの攻撃の生命線になる。
- ニースの中盤中央は驚くほど若い。アンカーに入る19歳のエヴェルトン・ペレイラはニース生まれでU19からトップチームに昇格した、中盤の底での回収と配球に長けた守備的MF。その隣には2008年生まれ、17歳のジブリル・クリバリが並ぶ。191cmのノア・カデューを擁するロリアンの屈強な中盤に対し、この二人がデュエルで踏ん張れるかどうかが分岐点になる。
- ニースの両ウイングバックは対照的な歩みの持ち主だ。右の33歳ジョナタン・クラウスは下部リーグからの叩き上げでランス時代にリーグ・アンのベストイレブンに選出され、マルセイユを経てEURO2024にも出場したフランス代表。左の25歳メルヴァン・バールはリヨンのアカデミー出身で、2021年の加入以来150試合以上を積み上げた推進力型。両者のクロスの本数がそのまま決定機の数に直結する。
- GK対決も見どころだ。ニースの守護神は188cmのセネガル代表イェヴァン・ディウフで、ランスでリーグ・アン通算101試合に出場して屈指のセーブ率を残し、2025年夏に700万ユーロで加入した。対するロリアンのイヴォン・ムヴォゴは190cmの32歳。ヤングボーイズで頭角を現しRBライプツィヒ、PSVを渡り歩いたスイス代表経験者で、足元の技術を活かしたビルドアップにも関わる。
- ロリアンの3バックは高さが際立つ。191cmのガーナ代表ナサニエル・アジェイと190cmのチュニジア代表モンタサル・タルビが並び、タルビはエスペランスからトルコのリゼスポル、ロシアのルビン・カザンを経て2022年に加入した正確なロングフィードの持ち主。ベンチには206cmのイサーク・トゥレも控えるだけに、ニースがセットプレーでどう空中戦に対抗するかは大きな課題になる。
- ニースの前線は経験と若さの組み合わせ。左シャドーの26歳ソフィアン・ディオプはレンヌのユースからモナコを経て加入したモロッコ代表で、2025-26シーズンは6ゴールを記録した偽9番もこなす柔軟なアタッカー。右の30歳ゴティエ・エンは左利きのセットプレーキッカーで、メス時代の2024-25シーズンに12ゴール6アシストを挙げた実績を持つ。1トップは185cmの21歳ズマナ・ディアロだ。
- ニースのベンチには一発を持つアタッカーが並ぶ。24歳のイサク・ヤンソンはラピード・ウィーンから1000万ユーロで加入したスウェーデン人左ウインガーで、昨季は33試合9ゴール6アシストを記録した。22歳のモアメド=アリ・チョはPSGとエヴァートンのユースを経てアンジェでデビューし、レアル・ソシエダから2024年1月に復帰した左利き。試合が膠着すれば流れを変える切り札になる。
- ロリアンの中盤と両翼も個性的だ。191cmのノア・カデューはブローニュ、レッドスター、ロデズと下部リーグを渡り歩いた苦労人のボックス・トゥ・ボックス型で、デュエルの強さと運動量が武器のグアドループ代表。左ウイングバックには188cmで左足のクロスが持ち味の21歳ブルキナファソ代表アルセーヌ・クアシ、右には170cmと小柄ながらスピードで仕掛ける23歳の生え抜きテオ・ル・ブリが入る。