🏏 2026-08-28 (金) 20:45 CEST
リール
vs
パリ・サンジェルマン
4-2-3-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 開幕節をアンジェとのアウェイゲームで2-0と完勝し、勝ち点3・得失点差+2で3位につけるリールが、本拠地にパリ・サンジェルマンを迎える。PSGは初戦、アウェイのレンヌと2-2で引き分けて勝ち点1の7位スタート。首位マルセイユ(勝ち点3・得失点差+4)以下、勝ち点3のチームが5つ並ぶ状況で、王者としては早々に取りこぼしを重ねられない一戦になる。
- この試合最大の因縁は、リールの背番号8エタン・エムバペ(19歳)だ。PSGのアカデミー出身で、前所属クラブがまさに今日の対戦相手。キリアン・エムバペの弟である左利きのMFは、兄と違って中盤でプレーし、テクニックとボールキープ力を武器にリールで着実に出場を重ねている。育ったクラブを相手にどんな90分を見せるかが、この試合最大の物語だ。
- 古巣対戦はもう1人いる。PSGのベンチに座るGKリュカ・シュヴァリエ(24歳)はリールのアカデミー育ちで、ヴァランシエンヌを経て正GKに成長し、ドンナルンマの後任として2025年夏にパリへ移った。今日ゴールを守るのは192cmのロシア代表マトヴェイ・サフォノフ(27歳)。クラスノダール育ちで、PKストップに定評のある守護神だ。
- リールの最前線には39歳のオリヴィエ・ジルーが立つ。フランス代表歴代最多得点記録保持者で137キャップ、2018年W杯優勝メンバー。アーセナル、チェルシー、ミラン、ロサンゼルスFCを渡り歩き、193cmの高さを活かしたポストプレーとヘディングは健在で、38歳のときにリールの最年長得点記録も更新した。この経験値がPSGの若い最終ラインにどう効くか。
- リールの4-2-3-1の底を組むのは、対照的な2人のベテランだ。リール生まれでトッテナムのアカデミーに育ち、シャルケやニューカッスルを経て帰郷したアルジェリア代表ナビル・ベンタレブ(31歳・187cm・左利き)と、キャプテンのバンジャマン・アンドレ(36歳)。アンドレはレンヌ時代の2019年、クープ・ドゥ・フランス決勝でPSGを破ってトロフィーを掲げた経験を持つ。
- PSGは4-3-3の中盤にヴィティーニャ(26歳)を据える。ポルト育ちでウルヴァーハンプトンも経験した司令塔は、172cmと小柄ながらプレス耐性が極めて高く、狭い局面でのテンポ調整に長けている。相棒は189cmのファビアン・ルイス(30歳)。EURO2024でスペイン優勝の中核を担い大会ベストイレブンに選ばれた左利きが、長短のパスで前線に配球する。
- PSGは配置の妙も見どころだ。本職が中盤で、16歳でトップデビューしたウォーレン・ザイール=エメリ(20歳)が最終ラインの一角に入り、左利きのエクアドル代表ウィリアム・パチョ(24歳)、10年以上クラブを支えるキャプテンのマルキーニョス(32歳)、レアル・マドリード育ちでドルトムントとインテルを経たモロッコ代表アシュラフ・ハキミ(27歳)が並ぶ。逆に中盤の一角にはサンパウロ育ちの左利きCBルーカス・ベラウド(22歳)が入る。
- PSGの3トップは若さと決定力の融合だ。右にはレンヌのアカデミー出身で、17歳のときに欧州クラブ大会の最年少フランス人得点者となったデジレ・ドゥエ(21歳)。中央はバレンシア育ちでマンチェスター・シティ、バルセロナを経たフェラン・トーレス(26歳)。左はモナコ育ちで2024年パリ五輪の銀メダリスト、CLデビュー戦でバルセロナからゴールを奪ったマニェス・アクリウシュ(24歳)が構える。
- リールの両サイドバックには重い役目が課される。右のティアゴ・サントス(24歳)はスポルティングのアカデミー出身のポルトガル人で、スピードとスタミナを武器にハキミと真っ向勝負。左のロマン・ペロー(28歳)はブレストでの活躍がリーグ・アンのベストイレブンに評価され、サウサンプトンやベティスも経験した左足のクロサーだ。中央では2025年にブラジル代表初招集を受けた189cmのアレクサンドロ(27歳)と、スタンダール・リエージュ育ちのベルギー人ナタン・ンゴイ(23歳)が構える。
- ベンチの層でもPSGが厚みで上回る。ナポリでセリエA制覇とシーズンMVPを経験したフヴィチャ・クヴァラツヘリア(25歳)、2025年のCL決勝で19歳ながらゴールを決めたセニー・マユル(20歳)、アヤックスで21試合12ゴール9アシストを記録した21歳ミカ・ゴッツ、バイエルンでCLを制したリュカ・エルナンデス(30歳)が控える。対するリールも、2024-25シーズンに10得点11アシストを挙げたガエタン・ペラン(30歳)や、CLボローニャ戦で2得点した21歳ンガラエル・ムカウをカードとして残している。