🏏 2026-09-04 (金) 21:05 CEST
パリ・サンジェルマン
vs
モナコ
4-3-3 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 開幕2試合を終えてPSGは0勝2分の勝ち点2で11位に沈んでいる。レンヌ戦、リール戦といずれもアウェイで2-2のドローに終わり、2試合で4失点を喫した。対するモナコはル・アーヴル戦0-1、マルセイユ戦2-0の2連勝で勝ち点6の3位、しかもまだ無失点だ。首位リヨン(3試合・勝ち点7)を追う立場のモナコにとって、パリでの勝利は優勝争い参入の明確な宣言になる。
- PSGの3トップの一角で先発するマニェス・アクリウシュにとって、モナコは自身を育てたクラブそのものだ。ラ・ディアゴナル・アカデミー出身の24歳は2024年パリ五輪でフランス代表として銀メダルを獲得し、CLデビュー戦ではバルセロナ相手にゴールを記録した大舞台向きのタレント。ドリブルと創造性を武器に、手の内を知り尽くされた古巣の守備網をこじ開けられるかが見どころとなる。
- 中盤の構図は対照的だ。PSGは172cmのヴィティーニャをアンカーに置き、21歳のジョアン・ネヴェス(174cm)と189cmのファビアン・ルイスを並べる技巧派トリオ。モナコは191cmのデニス・ザカリアと173cmのラミーヌ・カマラのダブルボランチで受ける。ザカリアはグラードバッハで146試合を戦いユベントスとチェルシーも経験した奪取型で、EURO2024優勝メンバーのルイスとの主導権争いが試合のテンポを決める。
- 両ゴールマウスの経験差も注目に値する。PSGは192cmのロシア代表マトヴェイ・サフォノフが守り、ドンナルンマの後任として2025年夏に加入した元リールのリュカ・シュヴァリエはベンチスタート。モナコは36歳のルーカス・フラデツキーで、ブンデスリーガでは外国人GK歴代最多の323試合出場・92クリーンシートを記録し、レバークーゼンの無敗優勝を主将として支えた守護神だ。
- PSGのベンチには29歳のウスマン・デンベレが控える。2024-25シーズンのトレブル達成とバロンドール受賞の立役者で、両足から同精度のシュートを放てる稀有なアタッカーだ。さらにバルセロナとマンチェスター・シティを経験したフェラン・トーレス、2025年CL決勝で19歳にしてゴールを挙げたセニー・マユルも待機しており、後半勝負になった際のカードの質でPSGが上回る。
- モナコの無失点を支えるCBコンビは、年齢差10歳の組み合わせだ。32歳のエリック・ダイアーはトッテナムで10年365試合を戦い、バイエルンではブンデスリーガ優勝を経験したユーティリティDF。相棒の22歳サディブ・サネはセネガルのジェネラシオン・フット出身で、2023年U-20アフリカ選手権優勝メンバーである。クヴァラツヘリアとドゥエの仕掛けをどう受け止めるかが試合の分岐点になる。
- モナコの10番アレクサンドル・ゴロヴィンは、2018年にCSKAモスクワからクラブレコードの移籍金で加入して以来の主軸で、契約を2029年まで延長した30歳だ。右足の精密なパスとFKでチャンスを演出する。1トップには元ドルトムント育成の20歳パリス・ブルナー、脇には2025年夏にセビージャから加わった21歳スタニス・イドゥンボが並び、若さと経験が同居する4-2-3-1が組まれた。
- 左サイドではフヴィチャ・クヴァラツヘリアが仕掛ける。ナポリ初年度にセリエA優勝とシーズンMVPを手にした25歳のジョージア代表で、両足を使い分ける緩急自在のドリブルが最大の武器だ。迎え撃つのはグレミオ出身のブラジル代表右SBヴァンデルソン(25歳・173cm)で、爆発的なスピードとオーバーラップで押し返せるかどうかが、このサイドの攻防を大きく左右する。
- PSGの布陣で目を引くのが、本職はCMのウォーレン・ザイール=エメリが最終ラインに配置されている点だ。16歳でトップチームデビューを飾った20歳のフランス代表で、ボール奪取力と縦パスの質が持ち味。2018年W杯優勝メンバーのリュカ・エルナンデスがベンチに回っており、ビルドアップ時に中盤へ移動する可変的な運用を狙った起用と見られる。