🏏 2026-09-05 (土) 17:15 CEST
ランス
vs
ロリアン
3-4-2-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 7位ランスと15位ロリアンの対戦。2試合を終えてランスは1勝1敗の勝ち点3、6得点4失点の得失点差+2と、打ち合いを厭わない立ち上がりを見せている。対するロリアンは1分1敗の勝ち点1で、2試合の総得点はわずか1。首位モナコが3試合で勝ち点9を積んでいるだけに、両者ともここで取りこぼせば早々に差を広げられる。
- 内容は好対照だ。ランスは開幕節にホームでオセールを5-2と打ち破ったが、第2節はストラスブールとのアウェイ戦を1-2で落とした。ロリアンはニースとのアウェイ戦を0-0で凌いだ一方、第2節はホームでトロワに1-2と敗れている。攻撃力のランスと、堅く守れても決め手を欠くロリアンという構図がそのまま噛み合う。
- 両者ともに3-4-2-1という同型の布陣で、ウイングバックの攻防が試合の幅を決める。ランスは172cmのポーランド代表ミハウ・スコラシと、モナコやモンペリエで長く1部を戦ってきた33歳のルベン・アギラールが両翼を担当。対するロリアンは188cmの左足を持つブルキナファソ代表アルセーヌ・クアシと、イタリアの下部リーグからセリエBのカタンザーロを経て加入した187cmのギリシャ人パノス・カツェリスが上下動する。
- ランスの2シャドーは経験の塊だ。フロリアン・トヴァンは2018年W杯優勝メンバーで、マルセイユでは281試合86ゴールを積み上げた左利き。右サイドからのカットインと強烈なシュートは33歳になっても健在だ。相棒のトルガン・アザールも33歳で、かつてレンタルで頭角を現したランスに2028年までの契約で戻ってきたベルギー代表。メンヒェングラートバッハとドルトムントで培った左足のラストパスを供給する。
- 1トップのアブダラ・シマは、ブレストで7ゴールを挙げて完全移籍を勝ち取った25歳のセネガル代表。188cmの長身ながらスピードとドリブルに優れ、右足でのカットインからシュートに持ち込む。立ちはだかるロリアンの3バックは、191cmのガーナ代表ナサニエル・アジェイと、エスペランス出身で190cmのチュニジア代表モンタサル・タルビ。高さ勝負では簡単に譲らない顔ぶれだ。
- 中盤の底の主導権争いも見ものだ。ランスはRBライプツィヒで7シーズンを過ごしたマリ代表アマドゥ・ハイダラと、パラドゥーACからシャルルロワを経て台頭したアルジェリア代表の23歳ヤシン・ティトラウィのコンビ。ロリアンはグアドループ代表で191cmのノア・カデューと、クラブ・ブルッヘの育成からバイエル・レバークーゼンへ渡った21歳のノア・ムバンバが受けて立つ。デュエルの数が勝敗を分けそうだ。
- 1得点に留まるロリアンの攻撃を動かすのは、2列目の左利き2枚だ。ジャン=ヴィクトール・マケンゴはカーンの育成出身で、ニースとウディネーゼを経て2023年に約1100万ユーロで加入した攻撃的MF。ボールキープと推進力で前線とつなぐ。相棒のベルナルドは20歳で、ル・マンのアカデミー育ちながら2024-25シーズンにリーグ戦30試合を経験し、ビジョンとラストパスの精度でニースに引き抜かれた逸材だ。
- 両ゴールマウスの経歴も対照的。ランスの21歳ロバン・リセールは192cmの高さを活かしたハイボール処理が武器のフランスU21代表で、ストラスブールの下部組織出身。奇しくもランスが第2節に1-2で敗れた相手が古巣ストラスブールだった。対するイヴォン・ムヴォゴは32歳のスイス代表GKで、ヤングボーイズからRBライプツィヒ、PSVを渡り歩いた実力派。ハイダラと同じくライプツィヒを経験した男でもある。
- 終盤の展開はベンチの厚みが左右しそうだ。ランスには2019年の加入以来クラブの象徴となった35歳フロリアン・ソトカ、PSGアカデミー出身でセルティックのクラブ記録移籍金で加入した経歴を持つオドソンヌ・エドゥアール、バイエルンの下部組織出身で2030年までの契約を結ぶミカエル・キュイザンスが控える。ロリアンもチューリッヒでスイスリーグ制覇を経験したベナン代表アイエグン・トシンや、リーグ2優勝に32試合で貢献した21歳のカメルーン代表アルチュール・エボン・アボムを送り出せる。