🏏 2026-09-06 (日) 20:45 CEST
マルセイユ
vs
パリFC
4-1-4-1 vs 5-4-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 2試合を終えて勝ち点4・得失点差+3で7位のパリFCが、勝ち点3・10位のマルセイユの本拠地に乗り込む。どちらも他クラブより1試合消化が少なく、順位表は3ポイント差でほぼ並走している状態だ。首位は3試合で勝ち点9のモナコで、そのモナコにアウェイで敗れているマルセイユとしては、ここで足踏みするわけにいかない。
- マルセイユは開幕節のホームでストラスブールを4-0と一蹴した一方、第2節はアウェイでモナコに0-2と沈黙してW-L。パリFCはアウェイのトロワ戦を0-0で引き分け、ホームでのニース戦を3-0で制してD-Wと無敗を保っている。ここまで2試合で1失点もしていないのがパリFCの数字上の最大の特徴で、4得点のマルセイユの攻撃力との噛み合わせが焦点になる。
- パリFCの中盤に入るマキシム・ロペス(28歳)にとっては古巣マルセイユとの対戦だ。167cmと小柄ながらボールコントロールとゲームビジョンで中盤を支配するタイプで、マルセイユのアカデミーで育った後にサッスオーロとフィオレンティーナでセリエAを経験した。パリFCでは攻撃を組み立てる心臓部を任されており、古巣のスタジアムでどうボールに触れるかが試合のテンポを左右する。
- 布陣は4-1-4-1のマルセイユと5-4-1のパリFCという対照的な組み合わせ。マルセイユはアンカーに31歳のピエール=エミール・ホイビュルクを1枚だけ置く形で、バイエルン・ミュンヘンの下部組織出身、サウサンプトンでは主将、トッテナムでは184試合を戦ったデンマーク代表がボール奪取と運動量で広い中盤をカバーする。5バックで中央を固めるパリFC相手に、この1枚の脇のスペースをどう管理するかが鍵になる。
- マルセイユの中盤4枚は個の質が高い。左のイゴール・パイシャオン(26歳・168cm)は2025年のオランダ年間最優秀選手で、フェイエノールトのエールディヴィジ制覇に貢献した後クラブ記録の移籍金で加入した右利きのカットイン型。中央にはマンチェスター・ユナイテッド育ちでリールで成長したアンヘル・ゴメス(26歳)、アルジェリア代表のイマド・アブデリ(27歳、アンジェで主力に成長)、モロッコ代表アミーヌ・ハリト(29歳、PSG下部組織出身でナント・シャルケ経由)が並ぶ。
- 最前線のアミーヌ・グイリ(26歳・アルジェリア代表)は、リヨンの下部組織からニース、レンヌとステップアップしてきたストライカー。右利きながら左からのカットインシュートも持ち味で、得点力とチャンスメイクを兼ね備える。対するパリFCの1トップ、ラシヌ・シナヨコ(26歳・186cm)はオセール下部組織からトップまで駆け上がったマリ代表のエースで、フィジカルとゴール前の嗅覚が武器だ。
- パリFCの5バックは高さと経験のバランスが取れている。192cmのディエゴ・コッポラ(22歳・イタリア)はエラス・ヴェローナ育ちで、ブライトンへ約1100万ユーロで移籍した後にレンタルで加入。中央にはオセール育ちでクラブ100試合超のサミール・シェルギ(27歳・アルジェリア代表)、右にはマリ代表主将でレンヌで6シーズンを戦ったアマリ・トラオレ(34歳)が入り、さらに195cmのアダマ・カマラが最終ラインに加わる。
- ゴールマウスの対比も面白い。パリFCは36歳のケビン・トラップで、PSGで4シーズンを過ごし、フランクフルトではヨーロッパリーグ制覇を経験した元ドイツ代表。対するマルセイユは191cmの28歳ジェフリー・デ・ランゲで、アヤックスの下部組織からトゥウェンテ、ゴー・アヘッド・イーグルスを経て加入した控えGK。ポジショニングとハイボール処理を持ち味とする男が、ホームで真価を問われる。
- 元バーンリー勢の対峙も見どころだ。マルセイユのCJ・イーガン=ライリー(23歳)はマンチェスター・シティ下部組織出身で、バーンリーで2024-25シーズンのチャンピオンシップ・ベストイレブンに選ばれた選手。一方パリFCの右で先発する21歳ルカ・コレオショは本職ウインガーで、エスパニョールでラ・リーガ、バーンリーでプレミアリーグを経験したスピード型。両者が縦の関係で衝突する場面が増えそうだ。
- 左サイドでは、EURO2020優勝メンバーで、CL・EL・ECL・スーパーカップの主要4大会をすべて制した史上初の選手であるエメルソン・パルミエリ(32歳・イタリア代表)が起点になる。右のティモシー・ウェア(26歳・アメリカ代表、ジョージ・ウェアの息子)はユベントスやリールで培ったスピードで押し上げる。これに対しパリFCは、リーグ・ドゥで11アシストを記録して昇格を牽引した左足の技巧派イラン・ケバル(28歳・169cm)と、両足を使い分ける23歳パブロ・パジスがカウンターの出口になる。