🏏 2026-09-12 (土) 20:45 CEST
ル・アーヴル
vs
アンジェ
4-3-3 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- ル・アーヴルは3試合で勝ち点1の16位。ホームの2戦はモナコに0-1、ブレストに1-2と落とし、唯一の勝ち点はアウェイのリヨン戦1-1ドローで拾ったものだ。対するアンジェは1勝2敗で勝ち点3の12位。首位モナコが4試合で勝ち点10を積む中、両者の差はわずか2ポイントしかなく、序盤から順位表の下方を意識した直接対決となる。
- ル・アーヴルは日本人3選手が同時にスタメンに名を連ねる。最終ラインにはセレッソ大阪の下部組織出身でグラスホッパーを経た26歳の日本代表DF瀬古歩夢、中盤にはドイツのアルミニア・ビーレフェルトやロートヴァイス・エッセンで叩き上げた26歳の水多海斗、前線には明治大学で関東リーグの得点王・アシスト王・MVPを総なめにした23歳の中村草太が入り、日本のファンには見逃せない一戦だ。
- 瀬古はCBが本職ながら足元の技術を評価されてボランチもこなす「二刀流」として現地で高く評価される。185cmの体格を活かした対人守備と、左右両足から繰り出すロングフィードが武器で、この日は4バックの中央で188cmのモロッコ人FWエル・ワザニと空中戦を繰り返すことになる。168cmの中村はオフ・ザ・ボールの質とハイプレスで前線から守備のスイッチを入れる役割を担う。
- ル・アーヴルの3トップには実績十分のストライカーが並ぶ。33歳のムブワナ・サマッタはタンザニア代表キャプテンで、ゲンクでベルギーリーグ得点王に輝き、アストン・ヴィラやフェネルバフチェも経験した。相棒のジョシュ・マジャは27歳のナイジェリア代表で、ボルドーでは38試合16ゴール6アシストを記録し、フラムでのプレミアリーグデビュー戦でいきなり2ゴールを決めた決定力の持ち主だ。
- アンジェの組み立ての軸はアヤックスからレンタル加入した31歳のオランダ人MFブランコ・ファン・デン・ボーメン。188cmの長身ながら技術が高く、トゥールーズ時代にはリーグ・ドゥ優勝に貢献し、セットプレーのキッカーとしても高い精度を誇る。相棒は2025-26シーズンにチーム内アシスト王となったモロッコ系MFヤシン・ベルクディムで、この2枚が4-2-3-1の底から配球を担う。
- 中盤は両軍とも高さで押す顔ぶれが揃った。ル・アーヴルは197cmのモロッコ出身MFリシャルドソンが、スタッド・ランスやフィオレンティーナ、コペンハーゲンを経てクラブに復帰し、リーチを活かした中盤の守備でバランスを取る。アンジェも188cmのファン・デン・ボーメンに加えベンチに189cmのルイ・ムトンを残しており、セカンドボール争いが試合のテンポを決めそうだ。
- アンジェの最終ラインは197cmのマリ代表CBウスマヌ・カマラと、アミアン、ヤングボーイズ、パリFCを渡り歩いた33歳の左利きCBジョルダン・ルフォールのコンビ。空中戦の強さとビルドアップの落ち着きを併せ持つ2人に対し、3試合2得点と沈黙気味のル・アーヴルの攻撃陣がどこから穴を開けるかが試合の分かれ目になる。
- アンジェのゴールを守るのは35歳のアントニー・ロペス。リヨンで約12シーズンにわたり正GKを務め、ポルトガル代表としてEURO2016の優勝メンバーにも名を連ねた左利きの守護神で、反射神経と至近距離のセービング、足元の技術に定評がある。ル・アーヴルは33歳のガロンが先発し、経験豊富な両GKのプレーが勝ち点の行方を左右しうる。
- サイドの1対1も注目ポイントだ。ル・アーヴルの右SBは、FCコペンハーゲンとガラタサライでチャンピオンズリーグを経験した23歳のデンマーク代表イェレルト。170cmと小柄ながらスピードとアジリティ、インテンシティの高いプレスが持ち味。その背後を突くのがアンジェの左ウイング、25歳のモロッコ人アミーヌ・スバイで、逆足の右足を活かしたカットインが最大の武器となる。
- 終盤に向けたベンチの構成も対照的だ。ル・アーヴルは190cmの35歳ベテランCBヴァンサン・サッソ、2023年のU17欧州選手権とU17ワールドカップでフランス代表として決勝に進んだ20歳ブネブ、188cmの若手アンカー・モセンゴが控える。アンジェはアヌシーへのローンで2024-25シーズンのリーグ・ドゥ新人王に輝いた21歳の左ウイング、アントニー・ベルモンが切り札だ。