🏏 2026-09-20 (日) 20:45 CEST
マルセイユ
vs
パリ・サンジェルマン
4-4-2 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 第5節のル・クラシコは、両者ともに出遅れたままの対戦となった。マルセイユは4試合で勝点3の17位、PSGも4試合で勝点5の10位。得点6・失点6で得失点差0という数字まで両者まったく同じだ。首位モナコが5試合で勝点13を積み上げている状況を踏まえれば、ここで取りこぼしたほうは序盤戦の遅れが決定的になりかねない。
- マルセイユは開幕節にホームでストラスブールを4-0と粉砕しながら、そこから3連敗を喫している。第2節はアウェイでモナコに0-2、第3節はホームでパリFCに2-3、第4節もアウェイでレンヌに0-1と落とし、白星は開幕節の1つだけ。地元での大一番で、この流れを断ち切れるかが問われる。
- PSGも4試合で1勝止まりだ。第1節アウェイのレンヌ戦が2-2、第2節アウェイのリール戦も2-2と連続ドローに終わり、第3節はホームでモナコに1-2で敗れた。第4節にアウェイのブレスト戦を1-0で制してようやく初勝利をつかんだが、4試合6失点という数字は王者としては物足りない。両者ともモナコに敗れている点も共通する。
- マルセイユの右SBで先発するティモシー・ウェア(26)は、かつてPSGに在籍した古巣対戦の当事者だ。バロンドール受賞者ジョージ・ウェアを父に持つアメリカ代表で、リール、セルティック(ローン)、ユベントスを渡り歩いた。本職はウインガーながらユベントスでは右SBとしても起用され、スピードを活かした攻め上がりが持ち味となる。
- そのウェアが右サイドで対峙するのは、PSGの左ウイングに入るフヴィチャ・クヴァラツヘリア(25)。ナポリでの1年目にセリエA優勝とシーズンMVPを勝ち取ったジョージア代表で、左右両足を使い分ける緩急のドリブルは個で局面を壊せる。この1対1でウェアがどこまで耐えられるかが、マルセイユの守備の安定度を左右する。
- 噛み合わせの焦点は中盤の数的関係だ。マルセイユは4-4-2で、デンマーク代表のピエール=エミール・ホイビュルク(31、サウサンプトンで主将を務めたボックス・トゥ・ボックス型)とアルジェリア代表の攻撃的MFイマド・アブデリ(27)が内側を担う。対するPSGはヴィティーニャ、ファビアン・ルイス、ジョアン・ネヴェスの3枚。プレス耐性が極めて高いヴィティーニャを2枚でどう捕まえるかが生命線になる。
- PSGの3トップはCFのウスマン・デンベレ(29)が軸。両足から同精度でシュートを放てる予測不能なアタッカーで、2024-25のトレブル達成とバロンドール受賞の立役者だ。右にはレンヌのアカデミー出身で17歳から記録を作ってきたデジレ・ドゥエ(21)が並び、その突破を受け止めるのはマルセイユの左SBエメルソン・パルミエリ(32、EURO2020優勝メンバー)になる。
- マルセイユの2トップは、リヨンの下部組織で育ちニース、レンヌを経て加入したアルジェリア代表アミーヌ・グイリ(26)と、ブライトンやエバートンでプレミアリーグを渡り歩いたニール・モペイ(30)。左には2025年のオランダ年間最優秀選手で、フェイエノールトからクラブ記録の移籍金で加入したイゴール・パイシャオン(26)が構える。PSGのマルキーニョスとウィリアム・パチョのCBコンビとの力比べだ。
- PSGの並びには2つの注目点がある。1つは本職が中盤のウォーレン・ザイール=エメリ(20)が最終ラインの一角に入ること。16歳でトップチームデビューを果たしたアカデミーの申し子で、ビルドアップの出口として機能する。もう1つはゴールマウスで、PKストップに定評のあるロシア代表マトヴェイ・サフォノフ(27)が先発し、リールから加入したリュカ・シュヴァリエ(24)はベンチスタートとなった。
- ベンチの顔ぶれも濃い。マルセイユはマンチェスター・ユナイテッド育ちでリールで開花し、イングランド代表としてプレーするアンヘル・ゴメス(26)が狭い局面の打開役として控える。PSGは2025年のCL決勝でゴールを挙げ19歳にして欧州カップ戦決勝の最年少フランス人得点者となったセニー・マユル(20)、21試合12ゴール9アシストを記録したベルギー人ウインガーのミカ・ゴッツ(21)、そしてフェラン・トーレスが待機している。