🏏 2026-09-20 (日) 17:15 CEST
ニース
vs
リール
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- リーグ・アン第5節は、18位ニースと4位リールという対照的な2チームの顔合わせ。ニースは4試合を終えて未勝利(2分2敗)、総得点1・失点5の勝ち点2で最下位に沈む。対するリールは3勝1分の無敗で勝ち点10、得失点差+5。5試合消化で勝ち点13の首位モナコを3差で追う好位置につけており、アウェイでも勝ち点を積み上げたい一戦だ。
- ニースの得点力不足は深刻で、開幕4試合の総得点はわずか1。ホームではロリアンと0-0、ル・マンと1-1に終わり、アウェイではパリFCに0-3、オセールに0-1で敗れている。前線はモンペリエで19得点を挙げ3500万ユーロでランスへ移籍した23歳のCFワイと、ユニオン・サン=ジロワーズでブレイクしたアルジェリア代表FWアムラ(代表44試合19得点)が並ぶ組み合わせで、フィニッシュの精度が問われる。
- リールは4試合で失点2と堅守を誇る。CBコンビは189cmの左利きブラジル代表アレクサンドロ(2025年にアンチェロッティ監督から初招集を受けた27歳)と、スタンダール・リエージュで頭角を現した23歳のベルギー人ンゴイ。GKには190cmのトルコ代表オゼルが立ち、ハイボール処理の強さがニースのクロス攻撃に対する最初の関門になる。
- 1トップに入る日本代表の上田綺世は、サークル・ブルッヘで22得点を挙げて得点ランキング2位に輝き、クラブ史上最高額の移籍金でフェイエノールトへ渡った28歳のCF。鹿島アントラーズ・法政大学出身のストライカーが、エジプト代表アブデルモネム(アル・アハリ出身、代表35試合3得点)とブルンジ代表ンダイシミエが構えるニースの3バックを相手に、持ち味である裏への抜け出しとエリア内の駆け引きで勝負する。
- リールの左SBロマン・ペローにとっては古巣対戦。ニースには過去2度在籍し、その後ブレストでの活躍がリーグ・アンのベストイレブン選出につながり、サウサンプトンとレアル・ベティスでも経験を積んだ28歳だ。左足の正確なクロスと果敢なオーバーラップが武器で、ニースの右を担うクラウス(33歳、ランスでベストイレブン、EURO2024出場)との攻防がこのサイドの焦点になる。
- 中盤は年齢差が際立つ組み合わせになった。ニースはベルギー代表100キャップ超の37歳ヴィツェル(スタンダール・リエージュ、ベンフィカ、ゼニト、ドルトムント、アトレティコ・マドリードを渡り歩いた守備的MF)と、ボール奪取に長けた17歳のアカデミー産クリバリが並ぶ。対するリールは36歳のキャプテン、バンジャマン・アンドレ(レンヌ時代の2019年にクープ・ドゥ・フランス制覇)と、トッテナム育ちで左足のパスに優れるアルジェリア代表ベンタレブ(31歳)のダブルボランチだ。
- 上田の背後に構える2列目は多国籍だ。コペンハーゲンでデンマーク・スーペルリーガ3連覇を経験し、リールで背番号10を託されたアイスランド代表ハラルドソン(23歳、CAM)が創造性を担い、19歳のエタン・エムバペがPSGアカデミー仕込みの左足とキープ力で中盤に厚みを加える。もう1枚はデ・グラーフスハップとNECナイメヘンでオランダを経験した22歳のトルコ人オナルで、機動力とサイドの仕掛けが持ち味。
- リールのベンチには39歳のオリヴィエ・ジルーが控える。フランス代表歴代最多得点記録保持者(137キャップ)にして2018年W杯優勝メンバー、アーセナル・チェルシー・ミランを渡り歩いたレジェンドは、38歳でリールのクラブ最年長得点記録を更新した。193cmのポストプレーが必要になる終盤の切り札で、ストラスブールで71試合12得点19アシストを記録した左利きウインガーのバクワ(24歳)も待機する。
- ニース側もベンチに打開役を揃える。モロッコ代表のディオプはレンヌのユースからモナコを経て加入した左ウインガーで、2025-26シーズンは6得点。右利きのカットインに加え偽9番もこなす戦術的柔軟性を持つ。ラピード・ウィーンから1000万ユーロで加入したスウェーデン人ヤンソン(昨季33試合9得点6アシスト)も控えており、最下位脱出を狙うチームにとって流れを変える手札となる。