🏏 2026-10-09 (金) 20:45 CEST
ランス
vs
リヨン
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 勝ち点11で2位につけるリヨンが、首位モナコ(13)を2差で追う立場でランスに乗り込む。5試合で3勝2分の無敗、失点はわずか2、得失点差+8はリーグ屈指の数字だ。対するランスは1勝1分3敗の勝ち点4で15位と序盤から苦しく、両者の差は7ポイント。順位表の上下がはっきり分かれた一戦で、ホームがどこまで食い下がれるかが見どころになる。
- ランスは開幕節にホームでオセールを5-2と粉砕したものの、そこから第3節にホームでロリアンに0-1、第4節はアウェーのル・マンと2-2、第5節は首位モナコに1-2と3試合勝ちがない。総得点9のうち5点が開幕の1試合に集中しており、得点源の再確保が急務だ。リヨンは第5節ホームでレンヌを4-0と退けた勢いをそのまま持ち込む。
- リヨンの1トップに入るロイス・オペンダにとっては、感慨深い帰還となる。ランスで得点を量産してRBライプツィヒ、ユヴェントスへの道を切り開いたベルギー代表FWは、ユーヴェでの1年を34試合2得点と苦しみ、300万ユーロのローン(買い取りオプションなし)でリーグ・アンに戻ってきた。177cmのスピードと裏抜けを、かつての本拠地で古巣の守備に突き立てる。
- 2018年W杯優勝メンバーが敵味方に分かれる構図も面白い。ランスの背番号10フロリアン・トヴァン(33歳・RW)はマルセイユで281試合86ゴールを刻んだ左利きで、右サイドからのカットインと強烈なシュートが今なお武器。対するリヨンの主将コランタン・トリッソ(32歳)はクラブのアカデミー育ちで、バイエルン・ミュンヘンではCL制覇も経験し、2025-26シーズンから腕章を巻く。
- 中盤の底の顔ぶれが対照的だ。リヨンはリヴァプールのアカデミー出身タイラー・モートン(23歳・CDM)と、ブレントフォード、RBライプツィヒ、ザルツブルクを渡り歩いたマス・ビドストルプ(25歳・デンマーク)のダブルボランチが、正確な配球でテンポを握る。ランスは2026年8月にシャルルロワから加入したアルジェリア代表ヤシン・ティトラウィ(23歳・CM)と、バイエルン出身で左足の展開力を誇るミカエル・キュイザンス(27歳)が運動量と一発のパスで対抗する。
- リヨンの創造性を担うのは背番号10パヴェル・シュルツ。ヴィクトリア・プルゼニで167試合47ゴールという数字を残して完全移籍した25歳のチェコ代表CAMで、フィニッシュとラストパスの両方をこなす。左のエルネスト・ヌアマ(22歳)はノアシェランでスペリーガ年間最優秀選手に輝いたガーナ代表(18試合4得点)の突破役で、ランスの右ウイングバックを務める33歳ルベン・アギラール(元モナコ、元モンペリエ)との1対1が勝敗を左右しそうだ。
- ランスの3バックは18歳のキリアン・アントニオ(クレールフォンテーヌ出身)と21歳のイスマエロ・ガニウ(191cm・ブルキナファソ代表)という若い2枚を、2019年加入のジョナタン・グラディ(33歳)が読みとリーダーシップで束ねる形。ゴールマウスには192cmのロバン・リセール(21歳・フランスU21代表、ストラスブール育ち)が立つ。5試合9失点の守備が、リーグ2位の攻撃陣にどこまで耐えられるか。
- 一方のリヨンは5試合でわずか2失点という堅さが武器。187cmのルベン・クライファート(25歳・オランダ、ユトレヒト育ち)と190cmのフェリックス・バッハー(25歳・オーストリア)が高さで中央を締め、左SBのアブネル(26歳・ブラジル代表、アトレチコ・パラナエンセで142試合)が高い位置からクロスを供給して攻撃にも厚みを加える。最後尾には197cmのスロバキア代表GKドミニク・グレイフが構える。
- ベンチにも流れを変えられる駒が並ぶ。ランスはRBライプツィヒで7シーズンを過ごしたマリ代表アマドゥ・ハイダラ(28歳・CM)と、クラブ・ブルッヘやヘントで実績を積んだポーランド代表ミハウ・スコラシ(26歳)が待機。リヨンはボルシア・ドルトムントから500万ユーロで獲得した20歳のジュリアン・デュランヴィル(170cm・ベルギー)に加え、左足のカットインシュートを武器にする日本代表ウインガー、中村敬斗(26歳・LW)が控える。ランスの控えGKマチュー・ゴルジュラン(36歳)はリヨンのアカデミー出身で、出番があれば古巣と対峙することになる。
- ランスの前線を引っ張るのは187cmのオドソンヌ・エドゥアール(28歳・ST)。PSGアカデミー出身でセルティックにはクラブ記録の移籍金で加入し、クリスタル・パレスやレスターを経てランスで復調したストライカーだ。その脇を固めるのが35歳のフロリアン・ソトカで、フランスの下部リーグから這い上がり2019年の加入以来クラブの象徴的存在に。ともに187cmの2人によるポストプレーが、格上相手の数少ない突破口になる。