🏏 2026-10-10 (土) 20:45 CEST
ブレスト
vs
アンジェ
4-2-3-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- リーグ・アン第6節は12位ブレスト(勝ち点5)と8位アンジェ(勝ち点7)の対戦。両者の差はわずか2で、10位ル・マン(6)から15位ニース(5)までが勝ち点2以内にひしめく中位の大渋滞の中にいる。首位リールが6試合消化で勝ち点13を積み上げる一方、得失点差はブレストが-1、アンジェが+1とほぼ互角。勝てば一気に順位表を駆け上がれる一戦だ。
- ブレストは今季5試合で1勝2分2敗。唯一の白星は第3節に敵地で挙げたル・アーヴル戦(1-2)で、ホームでは第2節トゥールーズ戦を2-2で引き分け、第4節のPSG戦は0-1と、まだ本拠地で勝ち切れていない。対するアンジェは第2節にオセールの地で3-1と快勝し、第4節ル・アーヴル戦も0-0でしのぐなどアウェイ2試合は無敗。直近はホームでトロワを2-0と退けて立て直した状態で乗り込む。
- ブレストの1トップを務めるのは197cmのターゲットマン、アジョルク。32歳のフランス人ストライカーはマインツ、ストラスブール、クレルモンを渡り歩いた経歴を持つが、その前所属リストにはアンジェも名を連ねており、今回は古巣との顔合わせになる。ストラスブール時代にリーグ杯制覇と50ゴールを記録した実績の持ち主で、ヘディングの強さに加え足元の技術を活かしたポストプレーでも違いを生む。
- 一方のアンジェにも凱旋組がいる。中盤で先発するハリス・ベルケブラは、まさにこのブレストでリーグ・アン昇格に貢献した32歳のアルジェリア代表MFだ。サウジアラビアのオホドを経て2024年にアンジェ入りした経歴の持ち主で、かつての本拠地に敵として戻ることになる。ボール保持力と中盤での安定感を武器とするベテランが、古巣相手にどうテンポを握るかは最大の見どころの一つ。
- 最前線では197cm同士のぶつかり合いが実現する。アジョルクに対峙するアンジェのCBウスマヌ・カマラも同じ197cmのマリ代表で、空中戦の強さとフィジカルの強靱さを最大の武器とする23歳。パリFC出身で2025年に長期契約を延長し、守備陣の柱となった。相棒は左利きの33歳ジョルダン・ルフォールで、パリFC、ヤングボーイズ、アミアン、ストラスブールで積んだ経験を活かしたポジショニングでカバーに入る。
- 両チームともに4-2-3-1を採用しており、ダブルボランチの噛み合わせが主導権を左右する。ブレストは2018年から在籍しバスティア育ちのマネッティ(28歳)と、モンペリエで17歳からリーグ・アン177試合を積み上げたショタール(25歳、フランスU21代表)のコンビ。アンジェはアヤックスからレンタル中の188cmのオランダ人ファン・デン・ボーメン(31歳、トゥールーズでリーグ2優勝を経験)とベルケブラで受けて立つ。セットプレーのキッカーを担うファン・デン・ボーメンの精度も鍵になる。
- ブレストの2列目は個性派揃いだ。中央に入るマリ代表のドゥンビア(23歳、170cm)はランスで頭角を現したプレーメーカーで、代表では29キャップ14ゴールを挙げる技巧派。両翼のムブプ(22歳、セネガル、元リヨン/スタンダール・リエージュ)とバルデ(30歳、ギニアビサウ代表、スポルティング下部組織出身)はいずれも右利きの左ウインガータイプで、カットインからのシュートという共通の武器を持つ。
- アンジェの前線は19歳のCFプロスペール・ペテルが背負う。14歳でクラブのアカデミーに加わり、2024年9月にプロ契約、2025年4月にリーグ・アンデビューを飾った生え抜きだ。右にはガボン代表のジム・アルヴィナ(31歳、元クレルモン、2021年アフリカネーションズカップ出場)、左にはモロッコ出身のアミーヌ・スバイ(25歳、元アル・ファテフ)が構え、中央では育成組織から這い上がった24歳ヤシン・ベルクディムが配球役を担う。
- 両ゴールマウスには対照的な守護神が立つ。ブレストは2026年8月にワトフォードから買い取り義務付きのレンタルで加入した193cmのノルウェー代表エギル・セルヴィク(29歳)で、ハウゲスン、ウディネーゼを経て出場機会を求めフランスへ渡った。アンジェは36歳のアントニー・ロペス。リヨンで約12シーズン正GKを務め、EURO2016優勝メンバーにも名を連ねたポルトガル人で、至近距離のセービングには定評がある。
- 最終ラインの年齢構成の差も際立つ。ブレストの右サイドバックは35歳のララで、ストラスブールでリーグ杯、オリンピアコスではギリシャリーグ連覇を経験したベテランリーダー。同じく191cmのゴティエ・ロリス(31歳、元フランス代表GKユーゴ・ロリスの弟)やブンデスリーガ127試合のトゥザール(29歳、元リヨン/ヘルタ/ウニオン・ベルリン)が並ぶ。対するアンジェは19歳のマリウス・ルエール(フランスU16・U17・U18代表)と21歳のジョセフ・カルルを最終ラインに起用しており、経験と若さのコントラストがそのまま現れる。