🏏 2026-10-10 (土) 17:15 CEST
リール
vs
ル・アーヴル
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 4位のリールは5試合で3勝1分1敗の勝点10、得失点差+4で首位モナコ(勝点13)を3差で追う好位置につけている。対するル・アーヴルは2分3敗で未勝利のまま勝点2にとどまり、18位最下位に沈む。勝点差8の対戦は、上位争いを継続したいリールと、今季初勝利が欲しいル・アーヴルの思惑が真っ向からぶつかる一戦だ。
- 直近の戦績はリールがW-D-W-W-L。第2節はホームでPSGと2-2、第4節はトロワを2-0で退けたが、第5節はアウェイのニース戦で1-2と敗れて連勝が止まった。ル・アーヴルはL-D-L-D-Lで、第2節のリヨン戦1-1、第4節のアンジェ戦0-0と引き分けを挟みながら、直近のトゥールーズ戦は打ち合いの末に2-3で涙をのんでいる。
- リールの4-2-3-1とル・アーヴルの3-4-2-1がかみ合う中盤の攻防が焦点になる。リールはリール生まれでトッテナムの下部組織育ちというアルジェリア代表ナビル・ベンタレブ(31歳・CDM)と、188cmのコンゴ民主共和国代表ンガラエル・ムカウ(21歳)のダブルボランチ。ル・アーヴルは197cmのミカエル・リシャルドソン、PSG下部組織出身のシモン・エボノグ(22歳)、セネガル代表のラスール・ンディアイ(24歳)を含む4枚で中盤を厚くする。
- リールの1トップに立つのは40歳のオリヴィエ・ジルー。フランス代表歴代最多得点記録保持者(137キャップ)で2018年W杯優勝メンバー、アーセナル・チェルシー・ミランを渡り歩いたレジェンドが、193cmの長身を生かしてポストを張る。38歳でクラブの最年長得点記録を更新した男を、190cmのトゥバらを擁するル・アーヴルの3バックがどう抑えるか。空中戦の主導権が流れを左右しそうだ。
- ル・アーヴルは日本人2人がスタメンに名を連ねる。瀬古歩夢(26歳)はセレッソ大阪の下部組織出身の日本代表DFで、本職はCBながらボランチもこなす「二刀流」。中村草太(23歳・168cm)はサンフレッチェ広島から加入した大卒アタッカーで、明治大時代に関東リーグの得点王・アシスト王・MVPを独占した決定力と、ハイプレスを支える豊富な運動量が持ち味だ。ベンチにはドイツ下部リーグ育ちの水多海斗(26歳)も控える。
- リールのベンチには日本代表FW上田綺世(28歳)が座る。サークル・ブルッヘで22得点を挙げ得点ランキング2位に入り、クラブ史上最高額の移籍金でフェイエノールトへ渡ったCFで、現在は40歳のジルーとポジションを争う立場にある。エリア内での動き出しと裏への抜け出しが武器の上田が投入されれば、日本代表同士となる瀬古歩夢との直接対決が実現する。
- ル・アーヴルのベンチに入ったイスマイル・ブネブ(20歳・CM)は、リールの下部組織で育った古巣対戦となる。アルジェリア系フランス人の中盤で、バランシエンヌを経てル・アーヴルに加入した経歴の持ち主。2023年のU-17欧州選手権と同年のU-17ワールドカップではフランス代表として決勝まで勝ち上がっており、出番が来れば自身を育てたクラブの本拠地で見せ場をつくりたいところだ。
- リールは2列目の両翼で違いを生みたい。左利きの右ウインガー、ディラン・バクワ(24歳)はストラスブールで71試合12ゴール19アシストを記録し、フランスU-21代表にも選ばれたドリブラー。もう一方のガエタン・ペラン(30歳・RW)はリヨンのアカデミー育ちで、オセール時代にリーグ2優勝を経験し2024-25シーズンには10得点11アシストをマーク。クラスノダールを経て2026年2月にリールへ加入した。
- ル・アーヴルは5試合でわずか4得点と、得点力の乏しさが順位に直結している。前線はボルドーでリーグ2の38試合16ゴール6アシスト、フラムでのプレミアリーグデビュー戦で2得点したナイジェリア代表ジョシュ・マジャ(27歳・CF)と、タンザニア代表キャプテンでゲンク時代にベルギーリーグ得点王となったムブワナ・サマッタ(33歳)。2025年にアンチェロッティ監督からブラジル代表初招集を受けたアレクサンドロ(189cm)とバイエルン・セビージャを渡り歩いたタンギ・ニアンズが迎え撃つ。
- リールはベンチにも実績者が並ぶ。キャプテンのバンジャマン・アンドレ(36歳・CDM)はレンヌ時代の2019年にクープ・ドゥ・フランスでPSGを破りトロフィーを掲げた経験を持つ。アイスランド代表のハウコン・アルナル・ハラルドソン(23歳・CAM)はコペンハーゲンでデンマーク・スーペルリーガ3連覇に貢献した司令塔で、モロッコ代表のオサメ・サハラウイ(25歳・LW)はカットインからのシュートが武器。終盤の展開次第で切り札が動く。