🏏 2026-10-16 (金) 20:45 CEST
ル・マン
vs
トゥールーズ
3-1-4-2 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 14位ル・マンと15位トゥールーズという、数字が不気味なほど重なる両者の対戦。6試合を終えて勝ち点6、得失点差-2、1勝3分2敗と、順位表の並びは得点数(ル・マン10、トゥールーズ9)だけで決まっている状態だ。首位モナコが勝ち点14で先頭を走る一方、16位オセールも勝ち点6で並び、17位トロワが4、18位ルアーブルが2。ここで勝った側は一気に中位圏へ顔を出し、落とした側は降格争いの渦に片足を入れる。
- 16年ぶりにリーグ・アンへ戻ってきたル・マンは、L-D-D-W-Lという浮き沈みの激しい5試合を過ごしてきた。アウェイのレンヌ戦で2-3と打ち合いに敗れ、ニースと1-1、ホームでレンスと2-2と引き分けを重ねた後、第5節でロリアンを2-1と下して今季初白星を掴んだ。直近はパリ・サンジェルマンに1-3。相手の格が落ちるホーム戦でどれだけ勝ち点を積めるかが、昇格組の残留プランの骨格になる。
- 対するトゥールーズは5試合で3分とドローが際立つD-L-D-W-D。アウェイでブレストと2-2、ロリアンとも2-2、そして前節は首位モナコの本拠地で2-2と勝ち点1をもぎ取った。一方ホームではリールに0-1と完封負けを喫しており、第5節でルアーブルを3-2と振り切った試合も最後までもつれた。6試合で11失点、勝ち切れない試合運びをどこで断ち切るかが問われる。
- 最大の因縁は、ル・マンの右サイドバック、ジブリル・シディベの古巣対戦だ。34歳のシディベはトロワで頭角を現し、リール、モナコ、エヴァートン(ローン)、AEKアテネを渡り歩いた2018年W杯優勝メンバーのフランス代表。そのキャリアの終盤に2024年加入したのがトゥールーズであり、かつての同僚たちを相手に豊富な経験とフィジカルを武器にした守備で立ちはだかる。右からの攻撃参加の質も高く、攻守両面での存在感に注目したい。
- 布陣の噛み合わせは、ル・マンの3-1-4-2とトゥールーズの4-2-3-1。ル・マンは165cmのリュカ・ブルテルが単独アンカーとして3バックの前に陣取り、その前にヤセル・ラルーシ、背番号10のジャン・ヴェルクリュイス、20歳のダウダ・トラオレ、リュカ・ビュアデスの4人が横並びになる。トゥールーズはクリスティアン・カセレスとニコ・シグルのダブルボランチで中央を厚くしており、ブルテル脇のスペースをどちらが先に制圧するかが試合の流れを決める。
- トゥールーズの攻撃陣には、今季加入したばかりの選手が並ぶ。1トップのジェイセン・ラッセル=ロウは24歳のカナダ代表FWで、コロンバス・クルー時代にMLS NEXT Proの得点王とMVPを獲得し2026年2月に加入。ボランチのニコ・シグルも、4シーズンを過ごしたハイドゥク・スプリトから2026年9月に完全移籍で加わったカナダ代表で、クラブ史上2人目のカナダ人選手となった。本職は守備的MFながら右SBもこなす技術派だ。
- 2列目にはデンマークとノルウェーの代表級が並ぶ。カスパー・テングシュテットはローゼンボリで14試合15得点という異常な決定力を示してベンフィカへ移籍し、ヴェローナ、フェイエノールトを経た184cmのストライカー。右のアロン・ドンヌムはヴォレレンガからスタンダール・リエージュを経て2023年に加入したノルウェー代表で、左利きの右サイドアタッカーとしてカットインからのシュートを狙う。シディベとドンヌムのサイド攻防は、この試合屈指の見どころだ。
- 最終ラインは経験と高さの対決になる。トゥールーズは191cmの左利きCBラスムス・ニコライセン(FCミッティラン育ち、2021年加入)と、フィラデルフィア・ユニオンからゲンクを経た27歳のアメリカ代表マーク・マッケンジーが中央を固め、背後には6歳からクラブに在籍する21歳の生え抜きGKギヨーム・レステスが控える。ル・マンも190cmの35歳サミュエル・ヨウーと193cmのGKニコラ・コシックを擁し、セットプレーでの高さ勝負は互角に近い。
- ベンチの質も勝負を分けそうだ。ル・マンにはセネガル代表ストライカーのアビブ・ディアロが控える。メス時代にリーグ・ドゥ得点王(26ゴール)、ストラスブールではリーグ・アンで20ゴールを挙げた31歳で、2021年アフリカネイションズカップ優勝メンバーでもある。ニースの育成組織出身でブレストやアンジェを経験したビラル・ブラヒミも控え、トゥールーズ側は21歳のアルゼンチン人CFサンティアゴ・イダルゴや18歳のアレクシス・ヴォサら若手が切り札だ。