🏏 2026-10-17 (土) 20:45 CEST
リール
vs
ブレスト
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- リールは6試合を終えて4勝1分1敗の勝ち点13で3位につける。首位PSG(7試合・14)と2位モナコ(14)とはわずか1ポイント差で、消化試合がひとつ少ないことを考えれば、勝てば一気に上位へ並ぶ位置にいる。対する8位ブレストは2勝2分2敗の勝ち点8。5ポイント差の相手を敵地で叩ければ、上位争いの圏内に踏みとどまれる一戦だ。
- 積み上げてきた数字の性格は対照的だ。リールは6試合で9得点4失点(得失点差+5)と失点の少なさが際立ち、ブレストは12得点9失点(+3)で、前節ホームにアンジェを迎えて5-1と打ち砕いた攻撃力を持つ。守備を土台に勝ち点を拾うリールと、撃ち合いを辞さないブレスト。どちらのリズムに試合が引き込まれるかが最初の焦点になる。
- 直近5試合の流れも見ておきたい。リールはD-W-W-L-Wで、第2節にホームでPSGと2-2、第3節は敵地トゥールーズを1-0、第4節はトロワに2-0。第5節こそニースに1-2で落としたが、前節ル・アーヴル戦を1-0で締めた。ブレストはD-W-L-L-W。第4節ホームでPSGに0-1、第5節オセールに1-2と連敗した直後の5-1で息を吹き返した形だ。
- 左SBロマン・ペロー(29歳・LB)にとっては古巣との再会になる。ブレストでの活躍が評価されてリーグアンのベストイレブンに選出され、そこからサウサンプトン、ニース、ベティスと渡り歩いた経歴の持ち主。左足からの正確なクロスと果敢なオーバーラップが持ち味の彼が、ブレストのベテラン右SBララ(35歳)と直接ぶつかるサイドの攻防は見逃せない。
- 1トップ同士は長身ターゲットマンの共演となる。リールは193cmのオリヴィエ・ジルー(40歳・CF)。フランス代表歴代最多得点記録保持者で137キャップを数え、2018年W杯優勝メンバー、そして38歳でクラブ最年長得点記録を更新した男だ。対するブレストは197cmのアジョルク(32歳・ST)で、ストラスブールでリーグ杯制覇と50得点を経験し、マインツでブンデスリーガも渡った。
- ダブルボランチの質が試合のテンポを決める。リールは36歳のキャプテン、バンジャマン・アンドレ(レンヌ時代の2019年にクープ・ドゥ・フランス制覇)と、188cmのコンゴ民主共和国代表ムカウ(21歳)のコンビ。ムカウは2024年にメヘレンから加入し、CLのボローニャ戦で2得点を挙げた。ブレストは2018年から在籍するマネッティ(28歳・CM)と、モンペリエで177試合を積んだショタール(25歳・CDM)が組む。
- 2列目の顔ぶれも濃い。リールはアイスランド代表ハラルドソン(23歳・CAM)が背番号10を背負い、コペンハーゲンでのデンマーク3連覇で培った配球眼を見せる。右にはストラスブールで71試合12得点19アシストを記録した左利きのバクワ(24歳・RW)、左寄りにPSGアカデミー育ちのエタン・エムバペ(19歳・CM)。ブレストはマリ代表で29キャップ14得点のドゥンビア(23歳・CAM、170cm)が司令塔を担う。
- ブレストの両ウイングは、いずれも右利きで左サイドからカットインを狙うタイプが並ぶ。22歳のムブプはダカール・サクレクールの下部組織出身のセネガル人で、スタンダール・リエージュ、リヨン、モレンベーク、ポーFCを経てブレストにたどり着いた。30歳のバルデはスポルティングCPの下部組織育ちのギニアビサウ代表で、リヨンやトロワでのフランス経験も豊富。リールの若い両SBにとっては厄介な相手になる。
- 両ゴールマウスには2026年8月に加わったばかりの新守護神が立つ。リールは198cmの左利き、パラグアイ代表オルランド・ヒル(26歳)。アルゼンチンのサン・ロレンソから5年契約で加入し、13歳でGKに転向した異色の経歴を持つ。ブレストは193cmのノルウェー代表エギル・セルヴィク(29歳)で、ウディネーゼを経たワトフォードから買い取り義務付きのレンタルで渡仏した。
- 最終ラインは経験値のコントラストが面白い。ブレストはユーゴ・ロリスの弟で191cmのゴティエ・ロリス(31歳・CB)、ブンデスリーガ127試合出場のトゥザール(29歳)、オリンピアコスでギリシャ連覇を知るララ(35歳)と円熟した顔ぶれ。対するリールはPSGとバイエルンの下部組織で育ちセビージャも経験したニアンズ(24歳)と、スタンダール・リエージュ出身のベルギー人ンゴイ(23歳・CB)という若いコンビが6試合4失点の堅守を支えている。