🏏 2026-10-18 (日) 17:15 CEST
ル・アーヴル
vs
オセール
4-3-3 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 最下位18位のル・アーヴル(6試合で勝ち点2、0勝2分4敗)が、16位オセール(勝ち点6、2勝0分4敗)をホームに迎える残留争いの直接対決。両者の差はわずか4ポイントで、17位トロワ(勝ち点4)を含めた下位3チームの序列はこの90分で入れ替わりうる。首位PSGの勝ち点14とはまったく別の世界で、生き残りをかけた重い一戦になる。
- 同じ下位でも両者の弱点は正反対だ。ル・アーヴルは6試合8失点と守備は踏みとどまっている一方、得点はわずか4で1試合平均0.67にとどまり、いまだ未勝利。対するオセールは8得点を奪いながら16失点を喫し、得失点差はマイナス8まで沈んでいる。「点が取れない」側と「点を守れない」側、どちらの課題が先に表面化するかが勝敗を分ける。
- ル・アーヴルの3トップの一角に入る日本人FW中村草太(24歳)に注目したい。明治大学で関東リーグの得点王・アシスト王・MVPを総なめにした大卒ルーキーで、サンフレッチェ広島を経て海を渡った。168cmと小柄ながらオフ・ザ・ボールの動きの質と状況判断の速さで違いを作るタイプで、ハイプレスの先頭に立つ姿も見どころになる。
- 前線の残る2枚も経歴は濃い。33歳のムブワナ・サマッタはタンザニア代表キャプテンにしてリーグ・アン初のタンザニア人選手で、ゲンク時代にベルギーリーグ得点王、アストン・ヴィラとフェネルバフチェも経験したCF。相方のジョシュ・マジャ(27歳、ナイジェリア代表)はボルドーで38試合16ゴール6アシストを記録し、フラムでのプレミアリーグデビュー戦で2発を決めた右足の精度が売りだ。
- オセールの前線は1トップのキャメロン・アーチャー(24歳)が軸。アストン・ヴィラのアカデミー育ちで2023年U21欧州選手権の優勝メンバー、1500万ポンドでサウサンプトンへ完全移籍した実績を持つスピード型ストライカーだ。背後のシャドーに入るダニー・ナマソ(26歳、カメルーン代表)はポルトでトップチーム14ゴール10アシスト、右利きながら左から切れ込む形を武器にする。
- もう一枚のシャドー、ロマン・フェーヴル(28歳)はボーンマスからのレンタル組。左利きのテクニシャン型CAMで、ブレストでの評価を背景に1500万ユーロでリヨンへ移籍した過去を持つ。リヨン、モナコ、ロリアン、アル=タアウンと渡り歩いたキャリアで培ったドリブルとキープ力はこのカード屈指で、ル・アーヴルの中盤がどこまで自由を奪えるかが焦点になる。
- 中盤の主導権争いは好カードが揃う。ル・アーヴルは197cmのミカエル・リシャルドソン(24歳、フィオレンティーナとコペンハーゲンを経て復帰)が高さとリーチで蓋をし、セネガル出身のラスール・ンディアイ(24歳、ソショー育ち)が奪取と配球を担当。対するオセールはユヴェントス下部組織出身で元レンヌ/クリスタル・パレスのナウイル・アアマダ(24歳)と、グアドループ出身で市場価値がチーム最高クラスのケヴィン・ダノワ(22歳)が組む。
- オセールの3バックは前節レンヌ戦でアウェイ1-4と崩れたばかりで、立て直しが急務だ。アクセル・トゥアンゼベ(28歳)はマンチェスター・ユナイテッド下部組織出身でイプスウィッチの昇格も経験した万能型CB、クリスト・マコッソ(22歳)は192cmのコンゴ共和国代表でルートン時代に年間最優秀若手に選ばれた空中戦の強者。サマッタ、マジャとの高さ勝負は見応えがある。
- 直近の流れも対照的だ。ル・アーヴルは2試合続けてアウェイで敗れている(トゥールーズに2-3、リールに0-1)が、いずれも1点差の接戦だった。一方のオセールはホームでニース(1-0)、ブレスト(2-1)と連勝した直後に敵地レンヌで1-4と大敗。6試合で引き分けゼロという振れ幅の大きさが、アウェイでも出るのかどうか。
- ベンチにも日本人の名前がある。MF水多海斗(26歳、182cm)はシュトレーレン、アルミニア・ビーレフェルト、ロートヴァイス・エッセンとドイツの下部リーグを渡り歩いて這い上がってきた苦労人だ。中村草太とあわせて2人が18人のメンバーに入ったル・アーヴルにとって、勝ち点2からの反転攻勢には彼らの推進力も必要になる。