🏏 2026-10-18 (日) 17:15 CEST
ロリアン
vs
モナコ
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- リーグ唯一の無敗チームが敵地に乗り込む。モナコは6試合で4勝2分0敗、勝ち点14はPSG、リールと並ぶが、両者より1試合少ない消化での数字だ。ここで勝てば単独首位に立つ計算になる。迎え撃つロリアンは11位(勝ち点8、2勝2分2敗、得失点差0)で上位とは6ポイント差。格上の勢いをホームで止められるかが問われる。
- 日本代表MF南野拓実(31歳)がモナコの2列目に名を連ねた。セレッソ大阪からザルツブルク、リバプールを経てモナコにたどり着いた背番号18は、高速ターンと裏への飛び出しが最大の武器で、前線ならどこでもこなすユーティリティ性も備える。チャンピオンズリーグでは日本人歴代最多得点を記録し、クラブでは「モナ王」の愛称で親しまれる存在。172cmの機動力でロリアンの大型3バックの間を突けるか。
- 南野と並ぶ2列目の顔ぶれも強烈だ。アンス・ファティ(23歳)はバルセロナで16歳デビューを果たしクラブ史上最年少得点記録を塗り替えたスペイン代表のLWで、左足の破壊力とエリア内の決定力が武器。中央のアレクサンドル・ゴロヴィン(30歳)はCSKAモスクワからクラブレコードの移籍金で加入したロシア人司令塔で、右足の精密なパスとFKがモナコの攻撃の起点になる。
- 1トップのマティス・アブリーヌ(23歳)はレンヌのアカデミー出身で、クラブ記録となる約1200万ユーロでナントへ完全移籍した経歴を持つ若きCF。裏への飛び出しとフィニッシュの精度に定評があり、ル・アーヴルでも実戦を積んできた。最終ラインの背後を狙う動きで、ロリアンの3バックに前を向かせるかどうかが攻防の分かれ目になる。
- モナコのダブルボランチは質量ともに充実している。191cmのデニス・ザカリア(29歳、スイス代表)はグラードバッハで146試合を戦い、ユヴェントスとチェルシーを経て中盤の柱に君臨するボール奪取とカバーリングの名手。相棒のラミーヌ・カマラ(22歳、セネガル代表)はメスで見出された万能型で、カンテやブスケツに比較される奪取力と配球を両立し、2024年アフリカネーションズカップのグループステージでは2得点を記録した。
- ロリアンの3バックは圧巻の高さを誇る。206cmのイサーク・トゥレ(23歳、ル・アーヴル育ちでウディネーゼへのローンも経験したフランスU21代表)、190cmのチュニジア代表モンタサル・タルビ、191cmのガーナ代表ナサニエル・アジェイが並ぶ。対するモナコの前線はアブリーヌ176cm、ファティ178cm、南野172cmと小柄で、クロスとセットプレーの局面では明確なミスマッチが生まれる。
- ロリアンのシャドー2枚はどちらも左利きだ。ジャン=ヴィクトール・マケンゴ(28歳)はカーン育ちでニース、トゥールーズ、ウディネーゼを渡り歩き、2023年に約1100万ユーロでロリアンが獲得したキープ力と推進力の持ち主。もう一枚のベルナルド(20歳)はル・マンのアカデミー出身で2024-25シーズンにリーグ戦30試合に出場、ビジョンとラストパスの精度を評価されてニースに引き抜かれた逸材である。
- ゴールマウスの対比も見どころだ。ロリアンのイヴォン・ムヴォゴ(32歳)はヤングボーイズからRBライプツィヒ、PSVと渡り歩いたスイス代表経験者で、反射神経に加え足元の技術でビルドアップにも関与する。対するルーカス・フラデツキー(36歳)は外国人GKとしてブンデスリーガ歴代最多の323試合・92クリーンシートを積み上げ、レバークーゼンでは主将として無敗優勝を牽引。EURO2020ではグループステージ最優秀GKに選ばれた。
- モナコはベンチの厚みも大きな武器になる。フォラリン・バログン(25歳、アメリカ代表)はランスへのレンタルでリーグ・アン22ゴールを挙げ、4000万ユーロで完全移籍したストライカー。ミカ・ビーレス(23歳、デンマーク代表)はリーグ・アンで8分間ハットトリックを達成した爆発力の持ち主で、187cmのポストプレーと左足のフィニッシュを備える。終盤の1枚で試合の様相が変わりうる。
- 直近の流れは対照的だ。ロリアンは前節ホームで6位パリFCを1-0で下した一方、第2節には現在17位のトロワにホームで1-2と足元をすくわれており、波の大きさが課題として残る。モナコは第3節に敵地でPSGを2-1と破る金星を挙げたが、直近はホームでトゥールーズと2-2。6試合で2つの引き分けという取りこぼしが、上位3チーム横並びという現状を生んでいる。