🏏 2026-10-18 (日) 17:15 CEST
パリFC
vs
レンヌ
4-2-3-1 vs 4-3-3
控え選手
控え選手
見どころ
- 4位レンヌ(勝ち点13)が6位パリFC(勝ち点11)の本拠地に乗り込む、欧州カップ戦圏を見据えた上位対決。両者の差はわずか2ポイントで、首位PSGとモナコが14、5位リヨンが11と上位が密集しているだけに、勝った方が一気に3位圏へ手が届く。パリFCにとっては上位定着を占う試金石の一戦になる。
- パリFCの右SBアマリ・トラオレ(34歳)にとっては因縁の古巣対戦だ。マリ代表のキャプテンを務めるベテランはレンヌで6シーズンにわたりリーグ・アンの第一線を戦い、その後レアル・ソシエダを経てパリへたどり着いた。対人守備の強さと正確なクロスは健在で、かつての本拠地相手にどんな90分を見せるのかは最大の注目点のひとつ。
- もう一人の古巣対戦組が左ウイングを本職とするパブロ・パジス(23歳)。レンヌの育成組織で基礎を築いたのち、ロリアンのアカデミーでトップチーム昇格を勝ち取った経歴を持つ。両足を自在に使えるのが最大の武器で、カットインもタッチライン際からのクロスも打ち分けられる。セカンドストライカーや攻撃的MFもこなす万能性で、かつて所属したクラブの最終ラインを揺さぶりたい。
- 数字に表れる両チームの性格は正反対だ。パリFCは6試合でわずか4失点と堅く、ホームでニースを3-0、ストラスブールを2-1で退け、リヨンとは0-0で凌いだ。対するレンヌは12得点10失点と振れ幅が大きく、前節はホームでオセールを4-1と粉砕した一方、その前には敵地リヨンで0-4の大敗を喫している。この不安定なアウェイチームをどう捕まえるかが鍵になる。
- ゴールマウスの対決も見逃せない。パリFCのケビン・トラップ(36歳)は元ドイツ代表で、PSGで4シーズンを過ごしフランクフルトではヨーロッパリーグ制覇も経験した守護神。対するブリス・サンバ(32歳)はノッティンガム・フォレストとランスで正GKを務め、2022-23シーズンにはリーグ・アン最優秀GKに選出されたフランス代表だ。左利きで足元の技術が高く、ビルドアップの起点にもなる。
- レンヌの3トップが今季の得点力の源になっている。中央のエステバン・ルポール(26歳)はエピナル、オルレアン、アンジェと下部から這い上がった叩き上げで、得点嗅覚と献身的なプレスを武器にリーグ・アン得点王争いにも絡む急成長株。左利きのリュドヴィク・ブラス(28歳)はナント時代に2022年クープ・ドゥ・フランス決勝で決勝点を挙げたファンタジスタで、イッサ・スマレ(26歳、セネガル出身)がカットインとスピードで横幅を使う。
- 中盤のタレントも充実している。ポーランド代表の左利きトップ下セバスティアン・シマンスキ(27歳)はフェイエノールトでエールディヴィジを制し、フェネルバフチェでは2シーズン半で22ゴール30アシストを記録した創造性の塊。アドリアン・トマソン(32歳)はストラスブールで156試合28ゴールを積み上げたゲームメーカーで、188cmのジャウイ・シセ(22歳、フランスU21代表)が高さと機動力を加える。
- パリFCのダブルボランチは対照的な2人の組み合わせ。ピエール・リース=メルー(33歳、185cm)はブレストで2023-24シーズンのリーグ・アン年間ベストイレブンに選ばれたボックス・トゥ・ボックス型で、ノリッジでのプレミアリーグ経験も持つ。相棒のマキシム・ロペス(28歳)は167cmと小柄ながらマルセイユ育ちの技巧派で、サッスオーロでセリエAを戦った中盤の心臓。188cmのシセを擁するレンヌ中盤との質の違いが面白い。
- ホームの攻撃陣も個性派揃いだ。1トップのラシヌ・シナヨコ(26歳、マリ代表)は186cmのフィジカルとゴール前の嗅覚を併せ持ち、オセールの下部組織から育った生え抜き。トップ下のイラン・ケバル(28歳、アルジェリア代表)は169cmと小柄だが左足の精度が抜群で、2023-24シーズンのリーグ・ドゥで11アシストを記録した司令塔。ルカ・コレオショ(22歳)はエスパニョールとバーンリーでラ・リーガとプレミアを経験した仕掛け屋である。
- レンヌの最終ラインはトゥールーズを経由したCB2枚が軸になる。アントニー・ルオー(25歳)はトゥールーズ育ちでシュトゥットガルトではブンデスリーガとチャンピオンズリーグを経験、チャーリー・クレスウェル(24歳、イングランド)はリーズ育ちで空中戦と積極的な守備が持ち味だ。右にはランス時代にリーグ・アン屈指のクロス数を記録したポーランド代表プシェミスワフ・フランコフスキ(31歳)が構え、守備だけでなく攻撃の起点も担う。