🏏 2026-10-30 (金) 19:00 CET
ニース
vs
レンヌ
3-4-2-1 vs 3-5-2
控え選手
控え選手
見どころ
- 2位レンヌが10位ニースの本拠地に乗り込む第9節。レンヌは5勝1分2敗の勝ち点16で、首位パリ・サンジェルマン(17)をわずか1ポイント差で追う位置につけている。対するニースは3勝2分3敗の勝ち点11で10位。勝てば勝ち点14となり、5位リヨンや6位パリFCと並ぶ計算で、上位争いに顔を出せるかどうかの一戦になる。
- 両チームのスタイルの差は得失点に表れている。レンヌは8試合で18得点を奪う一方14失点と撃ち合いを辞さないチームで、得失点差はプラス4。ニースは8得点10失点、得失点差マイナス2という低スコア型で、直近の3勝はリール戦2-1、ストラスブール戦2-1、ブレスト戦2-1とすべて1点差の2-1だった。1点の重みをどちらが握るかが分かれ目になる。
- レンヌの直近5試合はW-L-W-L-Wと星が交互に並ぶが、中身には明確な傾向がある。3勝(マルセイユ戦1-0、オセール戦4-1、ストラスブール戦3-0)はいずれもホームで挙げたもので、2敗(リヨン戦0-4、パリFC戦3-4)はどちらもアウェイでの大量失点。2位という順位に対してアウェイでの不安定さを抱えたまま、ニースの地に乗り込むことになる。
- ニースの背番号10、ディオプ(26歳・LW)にとっては古巣対戦となる。レンヌのユースで育ち、モナコを経てニースに加入したモロッコ代表アタッカーで、右利きながら左ウイングからのカットインを武器とし、偽9番やサイドハーフもこなす戦術的柔軟性を備える。2025-26シーズンは6ゴールと好調で、自分を育てたクラブの3バックに挑むことになる。
- レンヌの攻撃を司るのは左利きの2人だ。トップ下のセバスティアン・シマンスキ(27歳・ポーランド代表)はフェイエノールトでエールディヴィジ制覇を経験し、フェネルバフチェでは2シーズン半で22ゴール30アシストを積み上げた創造性の塊。前線のムーサ・アル=ターマリ(29歳)は「ヨルダンのメッシ」と呼ばれる存在で、モンペリエで欧州5大リーグ初のヨルダン人選手となり、アジアカップ2023では準優勝に貢献した。
- レンヌの3バックは経歴の重なりが面白い。アントニー・ルオー(25歳)とチャーリー・クレスウェル(24歳)はともにトゥールーズを経由してレンヌにたどり着いた組み合わせで、前者はシュトゥットガルトでブンデスリーガとCLを、後者はリーズ・ユナイテッドのアカデミーとミルウォールを経験している。そこに190cmのモロッコ人アブデルハミド・アイト・ブードラル(20歳)が加わり、空中戦では極めて強固な最終ラインを形成する。
- ニースの前線は今季動いた2人が軸になる。最前線のワイ(23歳・CF)はモンペリエで19ゴールを挙げて3500万ユーロでRCランスへ移籍し、マルセイユ、フランクフルトを経て2026年1月にローンでニース入りした23歳。その後ろには2026年9月にヴォルフスブルクから買い取りオプション付きで加入し、背番号9を託されたアルジェリア代表モハメド・アムラ(26歳)が並ぶ。
- 中盤の経験値では明らかにレンヌが上回る。キャプテンのヴァランタン・ロンジエ(31歳・CDM)はナントとマルセイユでも主将を務めた舵取り役で、その隣にはストラスブールで156試合28ゴールを記録しクープ・ドゥ・ラ・リーグを制したアドリアン・トマソン(32歳)が並ぶ。対するニースは「スイスアーミーナイフ」と評される27歳のブダウイと、2008年生まれでユース出身の17歳クリバリという組み合わせで応じる。
- 両軍の右サイドにはRCランスで名を上げたクロッサーが並ぶ。ニースのクラウス(34歳)は下部リーグからの叩き上げでランス時代にリーグ・アンのベストイレブンに選出され、マルセイユを経てEURO2024にも出場したベテラン。レンヌのプシェミスワフ・フランコフスキ(31歳・ポーランド代表)も同じくランスでリーグ屈指のクロス数を記録した右ウイングバックで、ガラタサライとMLSのシカゴ・ファイアも経験している。
- GK同士の経歴も重なり合う。ニースのディウフ(26歳・セネガル代表)はスタッド・ド・ランスでリーグ・アン通算101試合に出場し、リーグ屈指のセーブ率を記録して2025年夏に700万ユーロで加入した反射神経型のショットストッパー。レンヌの189cmニコラ・ルメートル(29歳)もスタッド・ド・ランスとトロワを渡り歩いており、同じ2クラブを経た両守護神が90分間向かい合う。