🏏 2026-11-02 (月) 20:45 CET
ロリアン
vs
ブレスト
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- ブルターニュ勢同士の一戦は、10位ロリアン(8試合で3勝3分2敗、勝ち点12、得失点差+1)と14位ブレスト(2勝3分3敗、勝ち点9、得失点差+2)の勝ち点3差で迎える。ロリアンは多くのクラブより1試合少ない消化で中位の先頭につけており、ここで勝てば上位グループを射程に入れる。首位PSGが9試合で勝ち点20と抜け出しているだけに、両者にとっては中位の渋滞から抜け出す足がかりの試合となる。
- 対照的なのは得点と失点のバランスだ。ロリアンは8試合で7得点6失点と極端なロースコア型で、直近3試合はパリFCに1-0、モナコに1-0と連勝し、第8節のアンジェ戦も0-0。対するブレストは14得点12失点とオープンな展開が多く、第6節のアンジェ戦では5-1と大勝しながら、直近は第7節リールと1-1、第8節ニースに1-2と白星が遠い。我慢するロリアンと撃ち合いを辞さないブレスト、どちらのリズムになるかが焦点だ。
- ロリアンの3バックは206cmのイサーク・トゥレ、190cmのモンタサル・タルビ(チュニジア代表)、191cmのナサニエル・アジェイ(ガーナ代表)と異様な高さが並ぶ。迎え撃つブレストの1トップは197cmのアジョルク。ストラスブールで50ゴールを挙げ、マインツでブンデスリーガも経験した32歳のターゲットマンがポストで起点を作れるかどうか、クロスへの競り合いとセカンドボールの回収が序盤の主戦場になる。
- 3-4-2-1のシャドーに入るジャン=ヴィクトール・マケンゴは、カーンの育成からニース、トゥールーズ、ウディネーゼを渡り歩き、2023年に約1100万ユーロでロリアンに加わった左利きの28歳。キープ力とドリブルでの推進力で中盤と前線をつなぐ。もう一角のスレイマン・ファイはレアル・ベティスの下部組織で育ち、タラベラやグラナダでスペインの実戦を積んだ23歳。タイプの異なる2枚が1トップの周囲でどう絡むかが攻撃の生命線だ。
- 中盤の主導権争いも見応えがある。ブレストはバスティア育ちで2018年から在籍し攻守の切り替えを担うマネッティと、モンペリエで17歳からリーグ1に出続け177試合を数えたフランスU21代表ショタール(25歳)のダブルボランチ。対するロリアンは191cmの体格でデュエルに強いノア・カデュー(グアドループ代表、ロデズやレッドスターなど下部リーグ出身の苦労人)と、リーグ2優勝に32試合で貢献した21歳のカメルーン代表エボン・アボムが中央を受け持つ。
- ブレストの2列目は個性派が揃う。中央のドゥンビアはランスで台頭して2024年に完全移籍した170cmのプレーメーカーで、マリ代表では29キャップ14ゴールを刻む中心選手。左のムブプはスタンダール・リエージュ、リヨン、ポーFCを経たセネガル出身で、右利きながら左からのカットインが武器。30歳のバルデもスポルティング育ちのギニアビサウ代表アタッカーで、縦への速さを備えた3枚がロリアンの重い守備ブロックをこじ開けにかかる。
- サイドの攻防も鍵を握る。ロリアンで幅を取るのは、アジャクシオのアカデミー育ちで2025年夏に加入した188cmの22歳アルセーヌ・クアシ(ブルキナファソ代表)と、クラブの育成出身でロデズ、ラヴァル、ベルギーのデンデルへのローンで鍛えられたデンボ・シラ。対するブレストの両サイドバックは、ストラスブールでリーグ杯を制しオリンピアコスでギリシャ連覇も経験した35歳のベテラン・ララと、スタッド・ドゥ・ランス育ちで攻撃的なオーバーラップを持ち味とする左利きのロッコだ。
- 両ゴールマウスの対比も興味深い。ロリアンのイヴォン・ムヴォゴはヤングボーイズで頭角を現し、RBライプツィヒ、PSVを経て2022年に加入したスイス代表経験者の32歳で、足元の技術を活かしたビルドアップにも関与する。ブレストのエギル・セルヴィクは193cmのノルウェー代表GK。ウディネーゼからワトフォードへ移った後、出場機会を求めて2026年8月に買い取り義務付きのレンタルでブレストへ渡ってきたばかりだ。
- ブレスト最終ラインの組み合わせにも注目したい。本職が守備的MFのトゥザールは、リヨンからヘルタ・ベルリン、ウニオン・ベルリンへ渡りブンデスリーガ127試合を戦った29歳。その隣には、元フランス代表GKユーゴ・ロリスの弟で191cmのゴティエ・ロリスが並ぶ。ロリスはニース育ちでオセールを経てル・アーヴルでリーグ1昇格に貢献した経歴を持ち、ロリアンの3バックの一角トゥレもル・アーヴル育ちと、同じ古巣を共有する顔合わせになる。