🏏 2026-03-21 (土) 20:00 AEDT
なでしこジャパン
vs
オーストラリア女子代表
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- なでしこジャパンの中盤は欧州組で固められた。アンカーの長野風花(27歳・DM)は両利きで、CBの間に落ちてビルドアップを支える知性的なポジショニングと、的確な判断から繰り出す縦パスが持ち味。その前方に立つ長谷川唯(29歳・CM)は155cmと小柄ながらWSL屈指のテクニシャンで、マンチェスター・シティではボール奪取力まで開花させた。
- オーストラリアの中盤も曲者ぞろいだ。155cmの33歳ゴリー(CM)は長く代表の中盤を支えてきた存在で、左利きの24歳クーニー=クロス(CM・165cm)が配球を担う。日本の長谷川・長野コンビとの中央の主導権争いは、そのまま試合のテンポを決める攻防になる。
- 日本の攻撃陣は若い顔ぶれが目を引く。2023年W杯得点王の宮澤ひなた(26歳・LW)がハーフスペースを突き、2024年にベレーザからマンチェスター・シティへ渡った藤野あおば(22歳・AM)と、INAC神戸からチェルシーを経てトッテナムでプレーする浜野まいか(21歳・AM)が並ぶ。スピードと決定力を併せ持つ20代前半の2人が、どれだけ仕掛けられるか。
- 1トップに入った植木理子(26歳・ST)にも注目したい。日テレ・東京ヴェルディベレーザ時代にWEリーグ得点王を獲得し、2023年にウェストハムへ完全移籍。WSLヤングハンマー・オブ・ザ・イヤーの初代受賞者でもある。相手の守備陣には175cmのケネディ(31歳・CB)と24歳のヒートリーが構えており、ゴール前での嗅覚で隙を突けるかが焦点になる。
- 日本の守備陣は経験と若さの同居が際立つ。2011年W杯優勝メンバーで、リヨン時代にUEFA女子CL連覇を果たした35歳の熊谷紗希(CB)に加え、フェイエノールトを経て2025年にトッテナムと4年契約を結び、デビュー戦でMOTMに選ばれた21歳の古賀塔子(CB)が入った。浦和で守備の要を担う高橋はな(24歳・CB)も名を連ねる。
- オーストラリアは前線に3人のアタッカーを送り出した。背番号20のカー(32歳・ST)、173cmの23歳ファウラー(ST)、そして右ウイングのフォード(31歳)。いずれも長く代表の中心を担ってきた顔ぶれで、日本の守備陣にとっては個の力で局面を打開されるリスクが常につきまとう。
- 両チームともサイドバックに代表の常連を並べた。オーストラリアは25歳のカーペンター(RB)と、左利きで171cmのキャトリー(32歳・LB)。日本の北川ひかる(28歳・RB)はINAC神戸からスウェーデンのBKヘッケンへ渡り、2025年にエバートンへ移籍した攻撃的なタイプで、デビュー戦でミドルシュートを決めた得点力も備える。
- ゴールマウスの対比も面白い。日本の山下杏也加(30歳)は170cmとGKとしては小柄だが、卓越した反射神経とポジショニング、足元の技術でビルドアップにも関わる現代型で、2024年からマンチェスター・シティに在籍する。対するオーストラリアは181cmのアーノルド(32歳)。11cmの身長差はハイボールの処理で差となって表れる可能性がある。
- 日本のベンチは得点力の塊だ。WEリーグで得点王・MVP・ベストイレブンの三冠を達成し、ブライトンでのWSLデビュー戦でハットトリックを決めた清家貴子(29歳・RW)、バイエルンで3試合連続ゴールを記録した両利きの谷川萌々子(22歳・CM)、フランクフルトで途中出場からわずか4分でハットトリックを達成した千葉玲海菜(26歳・RW)が控える。
- さらに日本はNWSL年間最優秀MFに選ばれた松窪真心(21歳・AM)も温存した。マイナビ仙台から渡米し、リーグ戦全26試合に出場して11ゴールで得点ランキング3位、NWSL史上最年少ハットトリックも記録している。ASローマでセリエA連覇を経験した南萌華(27歳・CB)や31歳の田中美南(ST)も控え、後半勝負の準備は整っている。