🏏 2026-04-14 (火) 19:00 PDT
アメリカ女子代表
vs
なでしこジャパン
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- アメリカ遠征の2試合目で、なでしこジャパンはゴールマウスに大熊茜を起用した。INAC神戸レオネッサ所属のGKで、WEリーグでの安定したパフォーマンスが評価されての招集だ。マンチェスター・シティの山下杏也加とグラナダCFの平尾知佳という海外組の2人がベンチに回る布陣で、序列を占う一戦になる。
- 最終ラインは35歳の熊谷紗希と27歳の南萌華が中央を組む。熊谷は2011年W杯優勝メンバーで、リヨン時代にUEFA女子CL連覇を経験し、フランクフルト、バイエルン、ローマと欧州のトップクラブを渡り歩いたレジェンドDFだ。南も2022年からASローマでセリエA・フェンミニーレ連覇に貢献し、2025年にブライトンへ完全移籍。浦和レッズレディース育ちの先輩後輩コンビが最後尾を締める。
- 対するアメリカの中盤は驚くほど若い。20歳のクレア・ハットンはUSWNT史上最年少キャプテンを務めた左利きのCDMで、2025年のNWSLベストイレブンにも名を連ねた。同じく20歳のオリヴィア・モルトリーは15歳でNWSLのプロ契約を勝ち取り、リーグ史上最多のティーンエイジャー得点記録を持つ。リヨンでプレーする18歳のリリー・ヨハネスも先発に並んだ。
- なでしこの中盤4人はいずれも欧州の主要リーグで戦う面々だ。アンカーの長野風花はリバプールでアンフィールドでのゴールも記録し、林穂之香はエバートンでチェルシーの無敗記録を止める決勝点を挙げた。アジアカップ2026決勝で決勝ゴールを決めた浜野まいかがトップ下に入り、右には途中出場から4分間でハットトリックを達成したフランクフルトの千葉玲海菜が構える。
- アメリカにとって地の利のある舞台だが、日本にもNWSL勢が揃う。先発する31歳の田中美南と29歳の守屋都弥はともにユタ・ロイヤルズでプレーしており、ベンチにはノースカロライナで全26試合11ゴールを挙げてNWSL年間最優秀MFに選ばれた21歳の松窪真心、新規参入のデンバー・サミットFCへ2026年に移籍した山本柚月が控える。
- アメリカのベンチの厚みは尋常ではない。パリ五輪で「トリプル・エスプレッソ」として金メダルに貢献したソフィア・ウィルソンとトリニティ・ロッドマン、主将のリンジー・ホラン、2019年W杯決勝ゴールのローズ・ラベル、そして女子サッカー史上最高額の移籍金でチェルシーへ渡ったCBナオミ・ジルマまで温存されている。後半の交代カードが試合の様相を変える可能性が高い。
- ゴールキーパー対決も見どころだ。アメリカの守護神ファロン・タリス=ジョイスは185cmの長身を誇るマンチェスター・ユナイテッド女子の正GKで、ハイボール処理とセービング範囲の広さ、足元の技術を兼ね備える。これに対し日本はGK登録3人のうち最も代表歴の浅い大熊茜が世界屈指の攻撃陣と向き合うことになる。
- 右サイドバックの清水梨紗には重い任務が課される。マンチェスター・シティを経て2025年にリバプールへローン移籍した元FWのSBは、スピードとクロスの精度が武器だが、対面には2025年にアメリカ人最多の10ゴールを記録したエマ・シアーズと、2024年USサッカー年間最優秀若手女子選手のアリー・セントナーが並ぶ。
- なでしこの切り札もベンチに揃っている。2023年W杯得点王の宮澤ひなた、バイエルンでブンデスリーガ3試合連続ゴールを記録した22歳の谷川萌々子、マンチェスター・シティの長谷川唯と藤野あおば、そしてウェストハムでWSLヤングハンマー・オブ・ザ・イヤーを初受賞した植木理子。総力戦になれば投入のタイミングが鍵を握る。