EVERTON
エバートン
1878
創設
リーグ優勝9回
実績
52,769
収容人数
クラブの歴史

1878年に「セント・ドミンゴズFC」として創設され、翌年にエバートンと改名。イングランドフットボール創成期からの名門で、リーグ優勝9回、FAカップ優勝5回の輝かしい歴史を持つ。1985年にはカップウィナーズカップも制覇し、ディクシー・ディーンやアラン・ボール、ネヴィル・サウスオールといった伝説的な選手たちがクラブの歴史を彩ってきた。

一方で近年は苦難の連続だった。2016年にファルハド・モシリが経営権を取得して以降、監督交代が相次ぎ、財政面でもプレミアリーグから勝ち点剥奪処分を受けるなど、クラブは揺れ続けた。しかし2024年12月にフリードキン・グループ(ASローマのオーナーでもある米国の投資グループ)が約4億ポンドで買収を完了。新たなオーナーのもとでクラブ再建の新章が始まった。

プレイスタイル

2025年1月、シーン・ダイチの解任を受けてデイビッド・モイーズ監督が12年ぶりにクラブへ復帰した。2002年から2013年までの第1次政権で築いた信頼と戦術的基盤を携え、降格圏ギリギリのチームを立て直しにかかった。

モイーズのもとでチームは劇的に改善。就任後のシュート質はリーグ最高水準を記録し、勝ちポジションにいる時間の割合は63%にまで向上した。堅実な守備組織を土台に、縦への推進力とセットプレーの精度で効率的にゴールを奪うスタイル。限られた予算の中で選手のポテンシャルを最大限に引き出す手腕は、初期政権時代と変わらない。

ヒル・ディキンソン・スタジアム

2025-26シーズンから、133年間にわたるグディソン・パーク時代に幕を下ろし、リバプール・ウォーターフロントのブラムリー・ムーア・ドックに建設された新スタジアムへ移転した。収容人数52,769人はプレミアリーグ第7位の規模で、リバプール出身の国際法律事務所ヒル・ディキンソンが命名権を取得した。

鉄骨とガラスで構成されたボウル型のデザインが特徴で、マージー川から浚渫した砂でドックを埋め立てて建設された。13,000席のシングルティア・スタンドはドルトムントの「イエロー・ウォール」にインスパイアされたもので、初のホームゲームとなったブライトン戦では新たな聖地にふさわしい熱狂が生まれた。

グディソン・パークへの別れ

1892年から2025年まで、グディソン・パークはエバートンの魂そのものだった。イングランド初のダブルデッカー・スタンドが建てられ、1966年ワールドカップの会場にもなった歴史的名所。最後のマージーサイド・ダービーは2025年2月に2-2のドローで幕を閉じ、ファンは133年の歴史に感謝を捧げた。新スタジアムへの移転はクラブの新時代を象徴する一方で、グディソンの記憶はサポーターの心に永遠に刻まれている。

クラブデータ
前季(2025-26)
13位 49pts 13勝 10分 15敗 47:50 (-3) 20クラブ中
スカッド構成
平均年齢
24.8
平均身長
185cm
国籍
13
右足 / 左足 / 両足
17 / 7 / 0
最年少
ブレイデン・グレアム 18
最年長
ジェームズ・ターコウスキー 33