MANCHESTER UNITED
マンチェスター・ユナイテッド
1878
創設
PL 20回
優勝
74,310
収容人数
クラブの歴史

1878年、ランカシャー&ヨークシャー鉄道の車両・貨車部門の労働者によってニュートン・ヒースLYR FCとして創設された。1902年に経営危機から地元の醸造業者ジョン・ヘンリー・デイヴィスに救われ、マンチェスター・ユナイテッドと改称。1958年のミュンヘンの悲劇では若き「バスビー・ベイブズ」の多くを失ったが、マット・バスビー監督は復帰後にチームを再建し、1968年にはイングランドのクラブとして初の欧州チャンピオンズカップを制覇した。

1986年に就任したアレックス・ファーガソンのもとで、クラブは26年にわたる黄金時代を迎える。プレミアリーグ創設以降13回の優勝、1999年のトレブル(リーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの3冠)など、数々の偉業を成し遂げた。2013年のファーガソン退任後は、モイーズ、ファン・ハール、モウリーニョ、ソールシャール、テン・ハフ、アモリムと監督が頻繁に交代し、安定を欠く時期が続いている。

プレイスタイル

2026年1月、ルベン・アモリム監督の解任を受けてマイケル・キャリックがシーズン終了までの暫定監督に就任した。キャリックは現役時代にユナイテッドで12シーズンを過ごしたレジェンドであり、ミドルズブラでの3シーズンの監督経験を積んで古巣に戻った。

キャリックの基本フォーメーションは4-2-3-1。ミドルズブラ時代は124試合中112試合でこの形を採用し、高いポゼッション率(平均55%超)、積極的なプレッシング、素早いトランジションを特徴とした。アモリム体制の3バックからの移行が課題となるが、就任初戦でマンチェスター・ダービーを2-0で制し、チームに活力を取り戻した。

オールド・トラフォード

1910年開場、収容人数74,310人。「夢の劇場」の愛称で知られ、イングランドのクラブスタジアムとしては最大の収容人数を誇る。ミュンヘンの悲劇やファーガソンの栄光の時代を見守ってきた聖地であり、サッカーファンにとって特別な意味を持つスタジアムだ。

2025年3月、クラブはノーマン・フォスター設計による100,000人収容の新スタジアム建設計画を発表した。総工費は約20億ポンド(約26億ドル)で、現オールド・トラフォードの隣接地に建設される予定。2030-31シーズンの完成を目指しており、2026年1月には開発公社が正式に発足するなど、プロジェクトは着実に進んでいる。

INEOS体制と再建の模索

2024年2月、サー・ジム・ラトクリフ率いるINEOSがクラブの25%の株式を取得し、フットボール部門の運営権を掌握した。就任直後から組織の大幅なリストラに着手し、スポーティングディレクターのダン・アシュワースを招聘したが、わずか5カ月で解任するなど、意思決定のスピードとブレが物議を醸した。

2024-25シーズンはテン・ハフの解任、ファン・ニステルローイの暫定指揮、アモリムの就任と監督が3度交代。2025-26シーズンもアモリムが1月に解任され、キャリックが暫定就任するという慌ただしさだ。移籍市場では大型補強を敢行しているものの、ピッチ上の成果に結びつけることが最大の課題となっている。

日本人選手

香川真司は2012年にドルトムントからユナイテッドに加入し、日本人として初めて「夢の劇場」のピッチに立った。ファーガソン政権最後のシーズンとなった2012-13にはプレミアリーグ優勝に貢献し、2013年3月のノリッジ戦ではアジア人初のプレミアリーグ・ハットトリックを達成した。モイーズ監督就任後は出場機会が減り、2014年にドルトムントへ復帰したが、その挑戦はプレミアリーグにおける日本人選手の道を切り開いた。

クラブデータ
前季(2025-26)
3位 71pts 20勝 11分 7敗 69:50 (+19) 20クラブ中
スカッド構成
平均年齢
24.4
平均身長
184cm
国籍
16
右足 / 左足 / 両足
20 / 8 / 0
最年少
ゴッドウィル・クコンキ 18
最年長
トム・ヒートン 40
今夏の移籍
加入 3
  • アンドレイ・サントスCM← チェルシー
  • カール・ダーロウGK← リーズ・ユナイテッド
  • ユーリ・ティーレマンスCM← アストン・ヴィラ

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