🏏 2026-08-21 (金) 20:00 BST
アーセナル
vs
コヴェントリー・シティ
4-2-3-1 vs 4-1-4-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 2026-27シーズンの開幕節、アーセナルはエミレーツで昇格組のコヴェントリー・シティを迎える。両者ともに4-3-3を採用し、アーセナルはウーデゴール(CAM)とデクラン・ライス(CM)を軸に、本職が左SBのマイルズ・ルイス=スケリーを中盤3枚の一角に配置する可変システムを組んだ。ヘイル・エンド育ちの19歳が内側に絞ることで、コヴェントリーの中盤3枚に対して数的優位を作りにいく設計だ。
- ベンチに座るヴィクトル・ギェケレシュにとって、コヴェントリー・シティはまさに古巣だ。ブライトン所属時代にスウォンジーやザンクト・パウリへのレンタルを重ねた後、コヴェントリーで才能が開花。そこからスポルティングCPで102試合97ゴールという驚異的な数字を残してアーセナルにたどり着いた。28歳のスウェーデン代表ストライカーが途中出場すれば、自らを押し上げてくれたクラブを相手に真の9番としての力を示す場面になる。
- コヴェントリーのベンチには29歳の日本人アタッカー坂本達裕が控える。モンテディオ山形からセレッソ大阪へ進み、ベルギーのオーステンデを経てイングランドにたどり着いた苦労人だ。170cmの機動力を生かした細かいドリブルとサイドからの仕掛けが武器で、海外での適応力の高さも示してきた。クラブにとってプレミアリーグ初挑戦となる開幕節のアウェイ、しかも相手はエミレーツのアーセナルという大舞台で出番が訪れるか。
- コヴェントリーのCBコンビは194cmのオレル・アメンダと193cmのボビー・トーマスという長身2枚。アメンダはスイスのヤング・ボーイズで10代から主力を張りフランクフルトへ渡った23歳で、足元の技術も備えビルドアップに関与できる。トーマスはバーンリー下部組織からバロー、ブリストル・ローバーズ、バーンズリーとレンタルを重ねて上がってきた25歳。この高さの壁に対し、193cmのカイ・ハヴァーツが偽9番として引いて受ける動きでCBを引き出せるかが焦点だ。
- 右サイドのブカヨ・サカと、対面するジェイ・ダシルバの1対1はこの試合最大のマッチアップ。サカは左足のカットインシュートとスルーパスを武器にするアーセナルの看板で、背後にはインバーテッドSBとして中盤に入るベン・ホワイトが構える。一方のダシルバは170cmと小柄ながら重心が低く、チェルシー下部組織で育ちブリストル・シティで長く主力を務めた28歳。食らいつく守備でどこまでサカの仕掛けを遅らせられるか。
- コヴェントリーの中盤の生命線は31歳のマット・グライムスだ。エクセター・シティで頭角を現しスウォンジーで長く主将を務めた左利きのボランチで、落ち着いたボール捌きと正確な配球で試合のテンポを作るタイプ。傍らにはブレントフォードとデンマークのミッティランを経たナイジェリア代表フランク・オニエカが、豊富な運動量と球際の強さで構える。ライスの広い守備範囲とウーデゴールのゲームメイクに対し、この2人が主導権をどこまで渡さずにいられるか。
- 昇格組の前線3枚は個性の異なる組み合わせだ。191cmのエリス・シムズはエヴァートン育ちで、ブラックプールやハーツへのレンタルで得点を重ねてサンダーランドへ渡った25歳。175cmのブランドン・トーマス・アサンテはノンリーグのサルフォード・シティからミルトン・キーンズ、ウェスト・ブロムと駆け上がった27歳で、前線からの守備と裏抜けが持ち味。22歳のルーム・チャウナはレンヌ下部組織からサレルニターナ、ラツィオを経てイングランドへ渡った。左利きCBのガブリエウ・マガリャンイスと、バレンシア育ちで22歳のクリスティアン・モスケラがこの3人をどう封じるか。
- アーセナルのベンチの厚みも見どころ。クリスタル・パレスで2025年FAカップ優勝の立役者となったエベレチ・イーズ、レアル・ソシエダから加入した頭脳派アンカーのマルティン・スビメンディ、EURO2024優勝メンバーのミケル・メリノ、チェルシーから来た左足の右ウインガーのノニ・マドゥエケが並ぶ。さらにプレミアリーグ史上最年少出場記録を持つ19歳イーサン・ヌワネリと、15歳でデビューした16歳マックス・ダウマンまで控える豪華さだ。
- コヴェントリーのベンチには、ウニオン・ベルリンでブンデスリーガの記録的得点者となったナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイが控える。リヴァプール在籍中にマインツやムスクロンへのレンタルを重ね、U-17ワールドカップ優勝も経験した29歳のストライカーだ。加えてマンチェスター・シティ下部組織出身でジャマイカ代表のジョエル・ラティボードゥエール、191cmの左利きCBリアム・キッチング、生え抜きMFのジョシュ・エクルズと、終盤の展開次第で使える駒は揃っている。