🏏 2026-08-23 (日) 14:00 BST
ブライトン
vs
アストン・ヴィラ
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- ブライトンとアストン・ヴィラにとっては、これが今季の初戦となる一戦。すでに1試合を消化したクラブが12あり、得失点差プラス3のアーセナルが勝ち点3で首位に立つ状況で、両者はここからようやくシーズンに合流する。アメリカン・エキスプレス・スタジアムを舞台に、ファビアン・ヒュルツェラー率いるブライトンとウナイ・エメリのヴィラが、ともに4-2-3-1を選択して真正面からぶつかる。
- ブライトンの左ウイングの主役、三笘薫が18人のメンバーに入っていない。1997年生まれの29歳は川崎フロンターレからロイヤル・ユニオン・サンジロワーズへのレンタルを経てブライトンに加わり、緩急自在のドリブルでプレミアの守備者を翻弄してきた存在。今回はカルロス・バレバ、ヤンクバ・ミンテ、マット・オライリーの名もメンバー表になく、ヒュルツェラーがこの穴をどう埋めるかが最初の見どころになる。
- ブライトンの最終ラインは19歳のルカ・ヴシュコヴィッチが軸を担う。190cmの左利きCBはハイドゥク・スプリトからトッテナムを経て加入した逸材で、16歳という若さでクロアチア代表デビューを飾った経歴を持つ。そこにPSVでチャンピオンズリーグを戦った左利きCBオリビエ・ボスカリ(28歳)と、本職が守備的MFのマッツ・ビーファー(26歳)が並ぶ変則的な構成で、ヴィラの前線を受け止める。
- 中盤の底は35歳のパスカル・グロスと22歳のヤシン・アヤリという13歳差のコンビ。グロスは2026年1月にドルトムントから古巣へ復帰したベテランで、セットプレーの精度とゲームメイクがチームの生命線になる。172cmと小柄なアヤリはスウェーデンのAIK出身の技巧派で、狭い局面でのターンとキープを武器に、ヴィラの厳しいプレッシングをはがす役割を託される。
- 最前線に立つのは24歳のジョルジニオ・ルター。リーズ、ホッフェンハイム、レンヌを渡り歩いたフランス人アタッカーは、本来セカンドストライカーやトップ下で真価を発揮するタイプで、独創的なドリブルとスルーパスがチャンスの源になる。その背後には本職が左SBのマキシム・デ・クーパー(25歳・ベルギー代表)が前めに配され、クラブ・ブルッヘで磨いた左足のクロス精度をどう活かすかが鍵だ。
- ヴィラの中盤には今夏の目玉、ジョアン・ゴメスがいる。2026年夏に移籍金3400万ポンド+追加条項でウォルヴァーハンプトンから加入したブラジル人の守備的MFは、昨季ウルヴスでリーグ35試合に出場した球際の強さが持ち味。マルセイユ育ちのフランス代表アンカー、ブバカル・カマラ(26歳)、189cmのロス・バークリー(32歳)、副キャプテンのジョン・マッギン(31歳)と中央に4枚を厚く配し、主導権を握りにいく。
- ヴィラの最終ラインは経験の塊だ。ビジャレアルでヨーロッパリーグ準優勝を経験したスペイン代表の192cm左利きCBパウ・トーレス(29歳)と、マンチェスター・ユナイテッドで長く主力を務めたヴィクトル・リンデレフ(32歳・スウェーデン代表)が中央を組む。左のイアン・マートセン(24歳・オランダ代表)はドルトムントへのレンタル時にCL決勝を戦った男で、右のマッティ・キャッシュ(29歳・ポーランド代表)と共に幅を作る。
- 両ゴールマウスの顔ぶれも興味深い。ヴィラはブレストでCLに出場した35歳のマルコ・ビゾットが先発し、背番号1のジオン・スズキがベンチから出番をうかがう。対するブライトンは194cmのバルト・フェルブルッヘン(24歳・オランダ代表)。アンデルレヒト出身のモダンGKは足元の技術とロングフィードに優れ、ヒュルツェラーのビルドアップの最初の一手を担う。
- ベンチに並ぶ若い攻撃陣も試合を動かし得る。ヴィラはマンチェスター・ユナイテッドから4000万ポンドで加入した22歳のアルゼンチン代表ウインガー、アレハンドロ・ガルナチョと、グレミオで2025シーズンに38試合出場した20歳のアリソンが控える。ブライトン側はオリンピアコス出身の19歳FWハランボス・コストゥラスと、ガーナ人LWイブラヒム・オスマン(21歳)が切り札となる。
- 先発の若手起用にも注目したい。ヴィラは2007年3月生まれで19歳のアカデミー育ち、ジョージ・ヘミングスを中盤の一角に送り込み、ブライトンも同じく19歳のヴシュコヴィッチを最終ラインに置いた。開幕節から次世代を送り出す両指揮官の判断が、この90分でどう報われるかは長いシーズンを占う材料になる。