🏏 2026-08-29 (土) 15:00 BST
コヴェントリー・シティ
vs
ハル・シティ
4-2-3-1 vs 5-4-1
控え選手
控え選手
見どころ
- コヴェントリーは開幕節でアーセナルに0-3と敗れ、勝ち点0・得失点差マイナス3の17位でこの一戦を迎える。一方のハル・シティはホームでマンチェスター・ユナイテッドを2-0で下して勝ち点3の6位につけ、いきなり大物食いを果たした。首位マンチェスター・シティが2試合で勝ち点6を積み上げる中、ホームのコヴェントリーは今季初の勝ち点をどうしても手にしたい。
- 噛み合わせは4-2-3-1と5-4-1。ハルは3バックに両ウイングバックを加えた5枚で最終ラインを厚くし、中盤にも4枚を並べて中央を締める構えだ。コヴェントリーはエフロン・メイソン・クラーク、ジャック・ルドーニ、ルーム・チャウナの3枚をタイウォ・アウォニイの背後に置く。この3人がハルの5-4のライン間でどれだけボールを受けられるかが、崩しの成否を左右する。
- ハルの中盤4枚の一角には日本代表MF守田英正が入る。流通経済大学から川崎フロンターレへ進んでJリーグ制覇を経験し、ポルトガルではサンタクララで評価を高めてスポルティングの主力となりリーグ優勝も味わった31歳だ。走力・ボール奪取・配球のすべてを高い水準で兼ね備えており、5-4-1のブロックでセカンドボールをどれだけ回収できるかがハルの守備の生命線になる。
- ハルの左ウイングバック、ライアン・ジャイルズにとってコヴェントリーは古巣にあたる。ウルヴァーハンプトンの下部組織で育った26歳はコヴェントリー、ロザラム、ミドルズブラ、カーディフと数多くのレンタルで実戦を積み、左足から供給されるクロスの本数と質はEFLでも屈指と評された。対面するのは175cmながら運動量豊富なオランダ人右SBミラン・ファン・エウェイクで、この左サイドの攻防が試合の質を決める。
- 両チームとも最終ラインの高さが際立つ。コヴェントリーはヤング・ボーイズからフランクフルトを経て加入した194cmのスイス人オレル・アメンダ(23歳)と、バーンリー育ちの193cmボビー・トーマス(25歳)が並ぶ。ハルは193cmのナイジェリア代表歴を持つセミ・アジャイと33歳のアイルランド代表ジョン・イーガンが構える。188cmのオリ・マクバーニーと183cmのアウォニイもポストプレーを厭わないタイプで、セットプレーの攻防は激しくなりそうだ。
- コヴェントリーのダブルボランチは対照的な組み合わせになった。スウォンジーで長く主将を務めた左利きのマット・グライムス(31歳)が落ち着いたボール捌きでテンポを作り、その隣にはデンマークのノアシェランでスペリーガ年間最優秀若手選手に選ばれ、すでにガーナ代表11キャップを数える20歳ケイレブ・イレンキが並ぶ。経験と若さの組み合わせが、ハルの中盤4枚とどう渡り合うかが見どころだ。
- コヴェントリーにはベンチスタートの日本人アタッカー坂本達裕がいる。モンテディオ山形からセレッソ大阪へ進み、ベルギーのオーステンデを経てイングランドにたどり着いた29歳で、170cmの機動力を生かした細かいドリブルとサイドからの仕掛けが持ち味。ハルが5-4-1で守備を固める展開になれば、局面を個で打開できるタイプの価値はいっそう高まる。
- ハルの攻撃はカウンターが軸になりそうだ。最前線のオリ・マクバーニーはスウォンジーで頭角を現し、シェフィールド・ユナイテッドのプレミアリーグ昇格の立役者となった188cmの30歳で、スペインのラス・パルマスでもプレーした経験を持つ。サイドで仕掛けるモハメド・ベルーミはアルジェリアの伝説的名手ラクダル・ベルーミを父に持つ24歳で、MCオランからポルトガルのファレンセを経て渡英した。
- 両ゴールマウスの顔ぶれも興味深い。ハルのコンスタンティノス・ツォラキスはオリンピアコスからクラブ史上最高額の約2000万ポンドで加入した23歳で、通算131試合に出場し2024年のUEFAカンファレンスリーグ制覇に貢献、ギリシャでは4度のリーグ優勝も経験している。対するコヴェントリーのカール・ラッシュワースはブライトン育ちの25歳で、キックの精度とペナルティエリア内での判断に定評がある。
- コヴェントリーのベンチには心強い顔ぶれが並ぶ。ブラジル出身でフェイエノールトのユース育ちのグスタボ・ハメルは2020年の加入後に公式戦132試合19ゴール24アシストを残し、シェフィールド・ユナイテッドを経て古巣に復帰した左足の使い手だ。ほかにエヴァトン育ちで191cmのエリス・シムズや、コパ・アメリカ2024にも出場したジャマイカ代表の左利きCBイーサン・ピノックが控える。