🏏 2026-08-28 (金) 20:00 BST
クリスタル・パレス
vs
マンチェスター・シティ
3-4-2-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 開幕節でアウェイのエバートンに0-2と敗れ、無得点のまま16位に沈むクリスタル・パレスが、本拠セルハースト・パークにマンチェスター・シティを迎える。シティは初戦でボーンマスに2-1と競り勝って勝ち点3を獲得したが、得失点差で8位。首位ブライトン(勝ち点3・得失点差+4)を含め勝ち点3のチームが9つ並ぶ大混戦で、序列はまだ得失点差だけの差でしかない。
- この試合最大のストーリーは、マーク・グエヒ(26歳)のセルハースト・パーク帰還だ。チェルシーからスウォンジーへのローンを経てパレスでプレミアリーグ屈指のCBに成長し、2026年冬にシティへ移籍したイングランド代表。対人守備とカバーリングのバランス、落ち着いたビルドアップを叩き込まれたクラブのサポーターの前で、今度は敵として最終ラインを統率することになる。
- パレスは日本代表MF鎌田大地(30歳)が3-4-2-1の中盤4枚の内側で先発する。アイントラハト・フランクフルトでヨーロッパリーグ制覇を経験し、ラツィオを経て加入した攻撃的MFは、決定的なスルーパスとゴール前への飛び出しが持ち味で、2025年のFAカップ優勝にも貢献した。相棒はブラックバーンから引き抜かれてEURO2024メンバー入りした22歳アダム・ウォートン。左足の配球でテンポを握る。
- もう1人の日本代表、冨安健洋(27歳)が3バックの一角で出場する点も見逃せない。アビスパ福岡、シント=トロイデン、ボローニャを経てアーセナルで4シーズン84試合に出場した187cmのDFで、右SBを主戦場としながらCBやボランチもこなす。両足を高いレベルで扱える知性派が、シティの強力な攻撃陣とどう渡り合うかが最大の注目点だ。
- 配置は3-4-2-1と4-2-3-1の対決。パレスの両ウイングバックには、アカデミー育ちで通算180試合以上を数える左のタイリック・ミッチェル(26歳)と、ユニオン・サン・ジロワーズからイスラエル人史上最高額で加入した21歳アナン・ハライリが並ぶ。攻め上がりと自陣への戻りのバランスが、シティのサイド攻撃を止められるかを左右する。
- ノルウェー人ストライカー同士の比較も面白い。シティの9番アーリング・ハーランド(26歳)は195cmの巨躯とスピードを兼ね備え、プレミア初年度に36ゴールを叩き出した絶対的エース。対するパレスの最前線は、ウルヴズから4800万ポンドのクラブレコードで加入した193cmのヨルゲン・ストランド・ラーセン(26歳)。空中戦とポストプレーで前線に基準点をつくる。
- シティの2列目は創造性の塊だ。リヨン育ちで両足からドリブルとスルーパスを繰り出すラヤン・シェルキ(23歳)、PFA年間最優秀選手に輝いた生え抜きのフィル・フォーデン(26歳)、ボーンマスで成長し2026年冬に加入したガーナ代表アントワーヌ・セメニョ(26歳)が並ぶ。中盤の底では、ノッティンガム・フォレストから約1億1600万ポンドという英国人史上最高額で加入し、2026年W杯で全8試合に出場して3位に貢献したエリオット・アンダーソン(23歳)が舵を取る。
- パレス最終ラインは若さと経験の混成だ。バイエルン・ミュンヘンでブンデスリーガ制覇を経験したアメリカ代表クリス・リチャーズ(26歳)が中央を締め、クレールフォンテーヌ出身でトゥールーズからやってきた20歳ジェイディー・カンヴォが左。もとはアタッカーだったカンヴォの足元の技術は、シティのハイプレスを外す出口として重要になる。
- ゴールマウスの顔ぶれも豪華だ。シティは196cmのジャンルイジ・ドンナルンマ(27歳)。10代でACミランの正GKになり、EURO2020で大会最優秀選手、2025年にはPSGでチャンピオンズリーグを制した。パレスはマンチェスター・ユナイテッド育ちでクラブキャプテンを務めるディーン・ヘンダーソン(29歳)。2025年のFAカップ制覇の立役者が、古巣マンチェスター勢の一角に立ちはだかる。
- ベンチの質もこの一戦を左右する。パレスはニースで2024-25シーズンのクラブ最優秀選手に選ばれたコートジボワール代表エヴァン・ゲサン(25歳)、左足のクロスが武器のドワイト・マクニール(26歳)、ゲンクで148試合のダニエル・ムニョス(30歳)が控える。シティ側もディナモ・ザグレブ、インテル、レアル・マドリー、チェルシーを渡り歩いたマテオ・コヴァチッチ(32歳)と、ウルヴズで4シーズンを過ごしたアルジェリア代表ラヤン・アイト・ヌーリ(25歳)が待機する。