🏏 2026-09-05 (土) 15:00 BST
フラム
vs
クリスタル・パレス
4-2-3-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 両者ともに開幕2連敗で勝ち点0のまま迎える第3節。フラムは16位(2得点4失点、得失点差-2)、クリスタル・パレスは18位(1得点6失点、得失点差-5)と、序盤から下位に沈んでいる。首位マンチェスター・シティが勝ち点6で走り出したなか、ここで白星を逃せば流れを取り戻すのは一層難しくなる。クレイヴン・コテージのホームチームにとっては今季初勝利が懸かった一戦だ。
- フラムの2敗はいずれも1点差だった。開幕節はホームでチェルシーに2-3、第2節はサンダーランドの本拠地で0-1。内容が崩壊しているわけではなく、192cmのヨアキム・アンダーセンと2024-25シーズンのクラブ年間最優秀選手カルヴィン・バッシーによるCBコンビも健在。足りないのは仕上げの精度で、2試合2得点という数字をどう改善するかが課題だ。
- 対するパレスの状況はより深刻で、2試合で6失点を喫している。開幕節はエバートンの本拠地で0-2、第2節はホームで首位マンチェスター・シティに1-4の大敗。20歳のフランス人CBジェイディー・カンヴォ、バイエルンでブンデスリーガ優勝を経験したアメリカ代表クリス・リチャーズを擁する3バックの立て直しが急務で、アウェイでまず失点を止められるかが再出発の条件になる。
- パレスの2シャドーの一角には日本代表MF鎌田大地が入る。サガン鳥栖からシント=トロイデン、フランクフルト、ラツィオを渡り歩いた30歳は、フランクフルトでUEFAヨーロッパリーグ制覇を経験した実績の持ち主。トップ下から決定的なスルーパスを通しつつ、自らゴール前へ飛び出す動きも持つ。2試合1得点に留まる攻撃を動かせるかどうかは、この10番の隣に立つ背番号18の出来に懸かる。
- パレスのベンチにはもう一人の日本代表、冨安健洋が控える。アビスパ福岡からシント=トロイデン、ボローニャ、アーセナル、アヤックスとキャリアを重ねてきた27歳の最大の武器は、右SBを主戦場としながらCBもボランチもこなす万能性。187cmの体格で空中戦に強く、両足を高いレベルで扱える。3バックにも4バックにも適応できるだけに、6失点の守備を締め直す局面で出番が来れば価値は高い。
- フラムのCBヨアキム・アンダーセンにとっては古巣対戦となる。リヨンからクリスタル・パレスへ渡って主力を務め、フラムへのレンタルを経て完全移籍したデンマーク代表は、読みとポジショニングで最終ラインを統率し、正確なロングフィードでビルドアップの起点になるタイプ。かつての本拠地の空気と、パレスの前線が狙う場所を知り尽くしている点は大きなアドバンテージだ。
- 戦術面ではフラムの4-2-3-1とパレスの3-4-2-1の噛み合わせが焦点になる。フラムはアレックス・イウォビと189cmの北アイルランド代表シェイ・チャールズがダブルボランチを組み、パレスは22歳アダム・ウォートンが中盤の底で左足のパスからテンポを作る。ブラックバーンからの移籍直後にイングランド代表入りしEURO 2024にも招集された司令塔を、フラムがどう捕まえるかが主導権を左右する。
- フラムの前線は若さと新戦力で固められた。1トップにはレアル・マドリード・カスティージャでシーズン25得点の歴代タイ記録を残した22歳ゴンサロ・ガルシアが立ち、その脇に同じくマドリー育ちで21歳のセサル・パラシオス、アカデミーをU-9から駆け上がり17歳でプレミアデビューを飾った19歳ジョシュ・キングが並ぶ。2026年1月にマンチェスター・シティから2700万ポンドで加入したノルウェー代表オスカー・ボブの左足も強力なアクセントだ。
- パレスの攻撃陣も実績は十分だ。1トップのエディ・エンケティアはアーセナルで168試合38ゴールを積み上げた27歳で、ペナルティエリア内の動き出しと決定力に加え、前線からの献身的なプレスも武器。右のシャドーにはビジャレアルで10代からラ・リーガを戦った23歳ジェレミー・ピノが入り、エゼの後継として背番号10を背負う。ベンチには193cmのノルウェー代表ヨルゲン・ストランド・ラーセンが控える。
- 両ゴールマウスの人選も見どころだ。フラムはアーセナルで長くプレミアの経験を積んだ34歳のドイツ人ベルント・レノ、パレスはマンチェスター・ユナイテッド育ちでクラブキャプテンを務める29歳ディーン・ヘンダーソン。ヘンダーソンは2025年のFAカップ優勝に大きく貢献した精神的支柱で、ハイクロスへの対応にも定評がある。ベンチにはPSVでエールディビジ連覇を経験したアルゼンチン人ワルテル・ベニテスが待機する。