🏏 2026-09-04 (金) 20:00 BST
イプスウィッチ
vs
リヴァプール
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 開幕2試合を終えて、両者ともスタートダッシュには失敗している。イプスウィッチはホームでサンダーランドを2-1で下した一方、マンチェスター・ユナイテッド戦を2-5で落として勝ち点3の12位。リヴァプールはニューカッスル戦、ノッティンガム・フォレスト戦をいずれも2-2で分け、勝ち点2の13位に沈む。首位マンチェスター・シティを含む勝ち点6の4チームとの差をこれ以上広げられないためにも、双方が3ポイントを強く欲する一戦だ。
- イプスウィッチの2列目左で先発する前田大然に注目したい。松本山雅、水戸、横浜F・マリノスと国内でキャリアを重ねてJ1得点王にも輝いた28歳で、セルティックでは5年近くにわたりスコットランドの主要タイトルを積み上げた。常識外れのスピードと、前線から守備のスイッチを入れ続ける運動量が最大の武器。リヴァプールの最終ライン裏を執拗に突く役割を担うことになる。
- セルティックを経由した3人が同じピッチに立つのも面白い巡り合わせだ。前田大然がグラスゴーで5年近くを過ごした一方、リヴァプールのキャプテン、フィルジル・ファン・ダイクもグローニンゲンからセルティックを経てサウサンプトンへ渡った経歴を持つ。ベンチにはセルティックからレバークーゼンへ移り、ブンデスリーガ無敗優勝に貢献した右SBジェレミー・フリンポンも控える。
- リヴァプールのベンチには日本代表キャプテンの遠藤航が座る。シュツットガルトでブンデスリーガのデュエル王に輝いた33歳で、球際の強さとインターセプト能力を武器にする守備的MFだ。今節はショボスライとマック・アリスターがダブルボランチを組み、190cmのアンカー、ライアン・フラーフェンベルフもベンチスタート。中盤の強度が必要になる展開なら、遠藤の投入は現実的な選択肢になる。
- リヴァプールの攻撃の設計図はフロリアン・ビルツに託される。レバークーゼンでブンデスリーガ無敗優勝を牽引した23歳のドイツ代表で、狭いスペースでのボールコントロールとラストパスの精度は世界最高レベルにある。これを受け止めるのはセルビア代表サシャ・ルキッチを含むダブルボランチ。トリノとフラムで培ったボックス・トゥ・ボックスの運動量で、中央のスペースを消せるかが鍵となる。
- イプスウィッチのCBコンビには最大級の試練が待つ。194cmのイッサ・ディオプはトゥールーズで10代からリーグ・アンの主力を務めウェストハムへ大型移籍したフランス人、相棒のダラ・オシェイは189cmを誇るアイルランド代表だ。相手はイングランド史上最高額の移籍金でニューカッスルから加入した192cmのアレクサンデル・イサク。長身ながら足元の技術とドリブルも兼備するスウェーデン代表を、どう窒息させるかが最大の焦点になる。
- イプスウィッチのゴールを守るのは、欧州でも屈指の206cmを誇るオランダ人GKケル・スヘルペンだ。エメンとアヤックスで育ち、ブライトン移籍後はフィテッセ、オーステンデ、シュトゥルム・グラーツ、ユニオンSGと各国を渡り歩いてきた26歳で、圧倒的な高さでクロスとハイボールを支配する。193cmのガクポと192cmのイサクを擁する相手のハイボール攻勢は、格好の見せ場になる。
- リヴァプールの最終ラインは編成そのものが興味深い。35歳のファン・ダイクの隣にはレンヌ育ちで2026年夏に加入した21歳のジェレミー・ジャケが並び、バルセロナで長年戦ったウルグアイ代表ロナルド・アラウホが右に配置された。本職の右SBフリンポンはベンチに回り、左はボーンマス出身のハンガリー代表ミロシュ・ケルケズ。2試合4失点というスタートを受け、まずは背後の安定を取り戻したい。
- イプスウィッチの前線は南米とアフリカの若い個で構成される。1トップの22歳エメルソンはアトレチコ・パラナエンセ育ちで、トルコのギョズテペで得点を量産しトゥールーズを経て英国へ渡った186cmのブラジル人。トップ下には15歳でリベルタでプロデビューしたパラグアイ代表フリオ・エンシソ、右にはスポルティングとレスターを経たガーナ代表ファタウ・イサハクが構え、いずれも縦への推進力で違いを作れる。