🏏 2026-09-05 (土) 15:00 BST
マンチェスター・シティ
vs
コヴェントリー・シティ
4-2-3-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 首位マンチェスター・シティ(2勝、勝ち点6、6得点2失点)と17位コヴェントリー・シティ(2敗、勝ち点0、0得点4失点)。今節で最も両者の立ち位置が離れたカードだ。シティの得失点差+4はアーセナルと並ぶリーグ最高値で、対するコヴェントリーはここまで1点も奪えていない。アウェイチームにとっては、まずプレミアリーグ初ゴールを刻めるかどうかが現実的な目標になる。
- シティは開幕節にホームでボーンマスを2-1で下し、第2節はセルハースト・パークでクリスタル・パレスを4-1と粉砕した。2試合で6得点というペースは、夏に大きく入れ替わった攻撃陣が早くも噛み合っていることを示している。連勝を3に伸ばして首位の座を固められるかが、ホームチームにとってのテーマだ。
- コヴェントリーの2敗は、現在2位のアーセナルの本拠地で0-3、続くホームで3位ハル・シティに0-1というもの。2試合4失点という数字自体は壊滅的ではないが、無得点が続いている点は深刻だ。ノンリーグから這い上がった選手を多く抱えるチームにとって、プレミアリーグ最初の1点は順位以上の意味を持つ。
- コヴェントリーのベンチには、マンチェスター・シティの下部組織で育ったジョエル・ラティボードゥエールが名を連ねる。イングランドの年代別代表でキャプテンを務め、現在はジャマイカ代表としてプレーする26歳は、CBからボランチ、SBまでこなすユーティリティ。スウォンジーで出場を重ねてきた男が、かつて自らが所属したクラブのホームで出番を待つ構図になる。
- 同じくベンチには日本人アタッカーの坂本達裕が控える。モンテディオ山形からセレッソ大阪へ進み、ベルギーのオーステンデを経てコヴェントリーにたどり着いた29歳は、170cmの機動力を生かした細かいドリブルとサイドからの仕掛けが持ち味。守勢が長くなることが予想される展開だけに、カウンターの出口を作れる終盤の切り札として価値がある。
- 最大の力比べは空中戦になりそうだ。コヴェントリーの3バックは194cmのジャマイカ代表イーサン・ピノック、193cmのボビー・トーマス、194cmのスイス人オレル・アメンダという長身揃い。ピノックはノンリーグのダリッジ・ハムレットから這い上がってコパ・アメリカ2024に出場した33歳の左利きCBで、195cmのアーリング・ハーランドを誰がどう捕まえるかがこの試合の核心となる。
- シティの2列目は多国籍かつ多才だ。中央にはリヨンの下部組織が生んだ23歳ラヤン・シェルキが入り、両足から独創的なドリブルとスルーパスを繰り出す。右には2026年冬にボーンマスから加入したガーナ代表アントワーヌ・セメニョ、左にはマルセイユとシェフィールド・ユナイテッドを経たセネガル代表イリマン・エンディアイェ。この3枚がハーランドの周囲で流動的に動き回る。
- 中盤の底も豪華な顔ぶれだ。エリオット・アンダーソンはノッティンガム・フォレストから約1億1600万ポンドで加入し、英国人選手史上最高額の移籍記録を更新した23歳。ニューカッスル育ちでスコットランドのユース代表からイングランドへ転向した経歴を持つ。相棒のエンソ・フェルナンデスはリバープレート、ベンフィカ、チェルシーを渡り歩いた2022年W杯優勝メンバーで、この2人に対するのは31歳の左利きボランチ、マット・グライムスとナイジェリア代表フランク・オニエカだ。
- コヴェントリーの先発には、下積みを重ねてきた選手が並ぶのも見どころだ。2シャドーの一角エフロン・メイソン・クラークはノンリーグのバーネットからピーターバラを経て27歳でこの舞台に立ち、相方のジャック・ルドーニもトンブリッジ・エンジェルスからAFCウィンブルドン、ハダースフィールドと階段を上ってきた186cmのMF。両ウイングバックには元チェルシー育成組のジェイ・ダシルバとオランダ人ミラン・ファン・エウェイクが入る。
- 守護神対決も対照的だ。シティは10代でACミランの正GKに定着し、EURO 2020で大会最優秀選手、2025年にはPSGでCL制覇も経験した196cmのジャンルイジ・ドンナルンマ。コヴェントリーはブライトン育ちで下部リーグの経験が豊富な25歳カール・ラッシュワースが立ちはだかる。シティのベンチには2023-24シーズンのPFA年間最優秀選手フィル・フォーデンも控え、試合が硬直したときの一手として待機する。