🏏 2026-09-05 (土) 17:30 BST
ハル・シティ
vs
アストン・ヴィラ
5-4-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 3位ハル・シティと19位アストン・ヴィラという、開幕2試合を終えての明暗がはっきり分かれた顔合わせ。ハルは2連勝で勝ち点6、得失点差+3。対するヴィラは2連敗で勝ち点0、得失点差-5と最下位圏に沈んでいる。首位マンチェスター・シティが3試合で勝ち点9まで伸ばしていることを思えば、ヴィラはここで足踏みするわけにはいかない。
- 数字が示すのは「無失点のハル」と「無得点のヴィラ」という対比だ。ハルは開幕節にホームでマンチェスター・ユナイテッドを2-0で退け、第2節はコヴェントリーとのアウェイ戦を1-0で制し、2試合連続で相手を完封している。一方のヴィラはブライトンにアウェイで0-4、ホームのアーセナル戦も0-1と敗れ、まだ今季初ゴールが生まれていない。
- その無得点脱出を託されるのが1トップのニコラス・ジャクソンだ。187cmのセネガル代表ストライカーで、チェルシーを経てプレミアリーグに戻ってきた25歳は、代表通算32試合8ゴールと2022年W杯出場という実績を持つ。立ちはだかるのは193cmのナイジェリア代表歴を持つセミ・アジャイと、アイルランド代表として長く最終ラインを担ってきた33歳のジョン・イーガン。高さでも経験でも譲らない構えだ。
- 両ゴールマウスには対照的な経歴を持つ若きGKが立つ。ヴィラの1番は日本代表の鈴木彩艶。190cmの体格を活かしたハイボール処理と反射神経が武器の24歳で、浦和からセリエAのパルマを経てここにたどり着いた守護神は、2試合5失点という苦しい出足を止めたい。ハルのコンスタンティノス・ツォラキスも23歳で、オリンピアコスからクラブ史上最高額の約2000万ポンドで加入し、2024年のカンファレンスリーグ制覇を経験している。
- ハルの5-4-1とヴィラの4-2-3-1という噛み合わせでは、サイドの主導権が焦点になる。ハルの左ウイングバックは、左足から供給されるクロスの本数と質でEFL屈指と評されるライアン・ジャイルズ。対峙するのはポーランド代表の右SBマッティ・キャッシュで、上下動の量では引けを取らない。逆サイドでは173cmながら球際で退かないルーイ・コイルが、ドルトムントへのローン時にCL決勝を戦ったイアン・マートセンを迎え撃つ。
- 中盤の底では23歳のリュカ・グルナ=ドゥアスが鍵を握る。サンテティエンヌで16歳のプロデビューを飾り、レッドブル・ザルツブルクでリーグ優勝、ローマへのローンも経験したフランスU21代表のアンカーだ。相手はマルセイユの下部組織で17歳デビューを果たしたブバカル・カマラと、189cmのロス・バークリーによるダブルボランチ。ノリッジ時代にチャンピオンシップMVPに輝いたエミリアーノ・ブエンディアが、ハルの4枚の中盤の間で顔を出せるかも問われる。
- ハルのベンチには、アストン・ヴィラでプレミアリーグを戦ったマット・ターゲットが控えている。サウサンプトンの下部組織出身の30歳左SBは、ヴィラのほかニューカッスル、フラム、ミドルズブラを渡り歩いてきた経験豊富な存在で、トップリーグでの実績はハルの中でも屈指。ジャイルズが下がるようなら、古巣を相手に投入されるという展開もありうる。
- ハルの前線と中盤には、シェフィールド・ユナイテッドで育った2人が並ぶ。1トップのオリ・マクバーニーは188cmのスコットランド代表歴を持つ30歳で、体を張ったポストプレーが持ち味。同クラブではプレミアリーグ昇格の立役者となり、スペインのラス・パルマスも経験した。同じくアカデミー出身のリーガン・スレイターは173cmと小柄ながら、豊富な運動量で攻守をつなぐ役割を厭わない。
- 勝ち点0からの反撃には、ヴィラの厚いベンチが鍵になる。マンチェスター・ユナイテッドから4000万ポンドで加入したアルゼンチン代表ウインガーのアレハンドロ・ガルナチョ、194cmでローマやベシクタシュを渡り歩いたタミー・エイブラハム、グレミオで38試合に出場した20歳のブラジル人ウインガー、アリソンと、流れを変えられる駒が並ぶ。スペイン代表の左利きCBパウ・トーレスも控えており、終盤は交代カード勝負になりそうだ。