🏏 2026-10-10 (土) 15:00 BST
チェルシー
vs
ボーンマス
3-4-3 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- チェルシーは2勝1分2敗の勝ち点7で10位、ボーンマスは3分2敗の未勝利で勝ち点3の17位と、順位表では4ポイントの差がある。ただし得失点差はいずれもマイナス2で、内容の不安定さという点では似た者同士でもある。首位マンチェスター・シティが5試合で勝ち点15を積んで抜け出しつつあるだけに、両者とも早い段階で足場を固めたい一戦だ。
- 5試合の歩み方は対照的だった。チェルシーは開幕節にアウェーでフラムを3-2、第2節にホームでブライトンを4-3と撃ち合いで制した一方、第5節はアウェーでブレントフォードに0-3と完敗している。ボーンマスはエヴァートン、ニューカッスル、ブレントフォードを相手に3試合連続ドローを挟み、第5節はホームでリバプールに0-1。10得点12失点のチェルシーと6得点8失点のボーンマスという数字が、試合の性格の違いを物語る。
- 古巣対戦の主役はボーンマスの守護神ジョルジェ・ペトロヴィッチだ。194cmのセルビア代表GKの前所属はまさにチェルシーで、ストラスブールへのレンタルではシーズンMVPに選ばれた実績を持つ。対するチェルシーのゴールマウスには、2022年W杯優勝の立役者でアーセナル時代からプレミアを知り尽くす34歳のエミリアーノ・マルティネスが立つ。至近距離のショットストップに秀でるペトロヴィッチと、PK戦の勝負強さで鳴らすマルティネスの対比が面白い。
- チェルシーの3トップは個の質で押し切れる顔ぶれだ。左足から精度の高いシュートとスルーパスを放つコール・パーマーは、マンチェスター・シティの下部組織出身で移籍初年度にプレミアリーグ22ゴールを記録した24歳。その脇を、6000万ポンドでブライトンから加入したブラジル代表ジョアン・ペドロと、187cmの体格とスピードを併せ持つイングランド代表モーガン・ロジャーズが固める。
- 中盤では英国史上最高額の1億1500万ポンドでブライトンから加入したエクアドル代表モイセス・カイセドが鍵を握る。広い守備範囲とインターセプトでボールを刈り取り、36歳のジョーダン・ヘンダーソンがリバプールで培った経験と戦術理解で試合を落ち着かせる。3-4-3の両翼にはラージョ・バジェカーノ出身の左足のスペイン人ペプ・チャバリアと、ウルブズで実績を積んだポルトガル代表ペドロ・ネトが入り、幅を作る役割を担う。
- ボーンマスの前線はブラジル色が濃い。クラブ記録の約4020万ポンドでFCポルトから加入したエヴァニウソンは、ポルト時代に154試合60ゴールを挙げた両足使いのCF。その周囲では、ヴァスコ・ダ・ガマから約2470万ポンドで加入した20歳のハイアンが、ブラジルリーグで34試合14ゴールを記録した左足のカットインで違いを生み出そうと狙う。
- ボーンマスの中盤2枚の強度も見逃せない。セルティックでスコットランドリーグ4連覇を経験したライアン・クリスティがイラオラ監督のハイプレスの先鋒として走り回り、アメリカ代表キャプテンのタイラー・アダムスがフィルター役を担う。RBライプツィヒ時代にCL準決勝進出を決めるゴールを挙げた27歳が、カイセドとの中盤の主導権争いでどこまで対抗できるかが勝敗を左右しそうだ。
- 最終ラインの顔ぶれも対照的だ。ボーンマスは22歳のポルトガル人アントニオ・タバレスと、16歳でフリートウッド・タウン史上最年少デビューを飾った24歳ジェームズ・ヒルという若いCBコンビを、2014年の完全移籍以来チームを支える35歳の主将アダム・スミスが脇で補佐する。チェルシーは左利きのアカデミー出身リーヴァイ・コルウィル、190cmのフランス人マクセンス・ラクロワ、U-8からクラブに在籍する20歳ジョシュ・アチェアンポンの3枚で構える。
- ベンチにも両軍の大器が並ぶ。チェルシーは「メッシーニョ」の愛称を持つ19歳のブラジル人エステヴァン、アヤックスで17歳にしてキャプテンを務めたヨレル・ハト、35歳のダニー・ウェルベックを後半の切り札に残す。ボーンマスはリバプールから最大2500万ポンドで加入した20歳のスコットランド代表ベン・ガノン=ドーク、192cmのウルグアイ人FWアルバロ・ロドリゲス、リールから加入したフランス人CBバフォデ・ディアキテが出番を待つ。