🏏 2026-10-10 (土) 15:00 BST
イプスウィッチ
vs
フラム
4-2-3-1 vs 4-2-3-1
控え選手
控え選手
見どころ
- 昇格組イプスウィッチは2勝3敗の勝ち点6で11位、フラムは2分3敗の未勝利で勝ち点2の19位に沈んでいる。イプスウィッチは5試合で引き分けがゼロという極端な戦績で、得点7・失点11の得失点差マイナス4。フラムは5得点8失点のマイナス3で、首位マンチェスター・シティの勝ち点15からは早くも大きく離された。降格圏に沈むフラムにとっては、今季最初の勝利が何より欲しい一戦だ。
- 共通の対戦相手の結果を並べると両者の差が見えてくる。イプスウィッチは開幕節のホームでサンダーランドを2-1、第4節のアウェーでクリスタル・パレスを3-2と下した一方、フラムは同じサンダーランドに敵地で0-1、同じパレスにホームで2-3と敗れている。逆にリバプール相手ではイプスウィッチがホームで0-2と落としたのに対し、フラムはアウェーで0-0と無失点に抑えた。
- 直近の流れは逆方向を向いている。フラムは開幕から3連敗を喫したものの、第4節にアウェーのリバプール戦で0-0、第5節にホームでマンチェスター・ユナイテッドと1-1と、2試合連続の引き分けで守備を立て直しつつある。イプスウィッチは第2節にマンチェスター・ユナイテッドに2-5で大敗し、第5節のアウェーでもエヴァートンに0-1。勝つか負けるかのジェットコースターのような5試合を送ってきた。
- 古巣対戦が2人も発生する。イプスウィッチの中盤で先発するセルビア代表サシャ・ルキッチは前所属がフラムで、トリノやパルチザンでも主力を張った30歳のボックス・トゥ・ボックス型。最終ラインに並ぶ194cmのフランス人CBイッサ・ディオプも、トゥールーズ、ウェストハムを経てフラムでプレーした経歴を持つ。古巣の攻撃を知り尽くす2人がどう立ちはだかるかは、この試合の裏テーマになる。
- 日本から注目したいのは、イプスウィッチの2列目で先発する前田大然だ。松本山雅、水戸、横浜F・マリノスとJリーグでキャリアを重ねてJ1得点王に輝き、セルティックでは5年近くにわたりスコットランドの主要タイトルを積み上げてきた28歳。常識外れのスピードと前線から守備のスイッチを入れ続ける運動量は、長身を揃えるフラムの中盤を背走させる武器になり得る。
- イプスウィッチの攻撃陣には個の仕掛け手が揃う。トップに入るのは、アトレチコ・パラナエンセ育ちでギョズテペ、トゥールーズを経た186cmのブラジル人エメルソン。2列目にはリベルタで15歳のプロデビューを果たしたパラグアイ代表フリオ・エンシソと、アストン・ヴィラの下部組織出身でハル・シティで評価を高めたジェイデン・フィロジーンが並び、小柄ながら爆発的な加速を持つエンシソが前線をつなぐ鍵となる。
- 中盤のサイズ差も見どころだ。フラムはアンカーに195cmのノルウェー代表サンダー・ベルゲ、その横に189cmでマンチェスター・シティのアカデミー出身の北アイルランド代表シェイ・チャールズを置き、高さとリーチで中央を封じにかかる。対するイプスウィッチはベンフィカ育ちでモナコやバーンリーも経験したポルトガル人フロレンティーノ・ルイスが守備のフィルター役を担い、ルキッチとのコンビで局面の質を上げたい。
- フラムの攻撃は若さと技術が同居する。最前線のゴンサロ・ガルシアはレアル・マドリードのカンテラ育ちで、カスティージャでシーズン25得点の歴代記録タイを達成した22歳。2026年1月にマンチェスター・シティから2700万ポンドで完全移籍した左利きのノルウェー代表オスカー・ボブ、クラブのアカデミーをU-9から駆け上がり17歳でプレミアデビューした19歳ジョシュ・キング、そしてアーセナル出身のベテラン、アレックス・イウォビが2列目を構成する。
- ベンチの質も勝負を分けそうだ。イプスウィッチは2026年8月にレヴァークーゼンから加入したアルゼンチン代表エセキエル・パラシオスを温存。リーベル・プレートでコパ・リベルタドーレスを制し、2023-24年にはブンデスリーガとDFBポカールの二冠を経験した28歳だ。フラムはシャフタール・ドネツクからクラブレコードの3460万ポンドで加入したブラジル人ケビン、アーセナル出身のエミール・スミス・ロウ、192cmのデンマーク代表CBヨアキム・アンダーセンが控える。