🏏 2026-10-17 (土) 15:00 BST
マンチェスター・シティ
vs
イプスウィッチ
4-2-3-1 vs 3-4-2-1
控え選手
控え選手
見どころ
- シティは開幕6試合を6勝0分0敗、勝ち点18、得失点差+11で駆け抜けて堂々の首位に立つ。2位アーセナル(勝ち点15)に3ポイント差をつけ、直近5試合もW-W-W-W-Wと取りこぼしがない。第4節は敵地でマンチェスター・ユナイテッドを1-0、前節もアウェーでリバプールを3-0と撃破しており、6試合5失点の堅さを保ったまま7連勝を狙う一戦だ。
- 対するイプスウィッチは3勝0分3敗の勝ち点9で10位。引き分けがひとつもない極端な星取りで、第2節にマンチェスター・ユナイテッドへ2-5、第3節はホームでリバプールに0-2と上位勢には沈んだが、第4節はクリスタル・パレスを敵地で3-2、前節もホームでフラムを2-1と競り勝って勝ち点を拾ってきた。6試合12失点という数字をエティハドでどこまで抑えられるかが生命線になる。
- イプスウィッチの前線左には28歳の前田大然が名を連ねる。松本山雅、水戸ホーリーホックから横浜F・マリノスへ進んでJ1得点王に輝き、セルティックで5年近くスコットランドの主要タイトルを積み上げてイングランドにたどり着いた快足アタッカーだ。常識外れのスピードと、前線から守備のスイッチを入れ続ける運動量が最大の武器で、保持率で大きく上回るであろうシティ相手にはカウンターの出口としてもプレスの先導役としても役割が重い。
- シティの両サイドバックはどちらもコンバート組で、ここが攻防の焦点になる。右の27番マテウス・ヌネスはスポルティングやウルヴァーハンプトンで中盤を務めたポルトガル代表で、保持と前進に中盤仕込みの技術を持ち込む。左の33番ニコ・オライリーは193cmながら元は攻撃的MFで、グアルディオラの下で左SBとして開花しイングランド代表にも定着した。高い位置を取る両者の背後を、前田と20歳のアブドゥル・ワタラ(ストラスブール育ちの右ウインガー)が突けるかどうかが見どころだ。
- 4-2-3-1同士の布陣で、中盤2枚の質とキャリアの対比が際立つ。シティは19歳のアユーブ・ブアディと32歳のマテオ・コヴァチッチという組み合わせ。ブアディはリールのアカデミー出身で16歳3日の欧州クラブコンペティション最年少出場記録を持ち、2026年3月にモロッコ代表を選択した逸材だ。迎え撃つのはリーベル・プレートとレヴァークーゼンで主要タイトルを獲り2026年8月に加入したエセキエル・パラシオスと、ベンフィカ育ちのアンカー、フロレンティーノ・ルイス。
- 195cmの左利きストライカー、アーリング・ハーランドに対して、イプスウィッチは長身揃いの最終ラインで応じる。194cmのイッサ・ディオプはトゥールーズで10代からリーグ・アンの主力を張りウェストハムへ渡ったフランス人で、スピードも併せ持つ。相棒の左利きCBジェイコブ・グリーブスはハル・シティ育ちで左足のフィードからビルドアップを担い、189cmのアイルランド代表ダラ・オシェイが空中戦の局面を受け持つ。ハーランドをどの高さで止めるかが守備の分岐点になる。
- サイドの一対一も見逃せない。シティの11番ジェレミー・ドクはレンヌとアンデルレヒトで鳴らしたベルギー代表で、173cmの重心の低さから繰り出す加速とフェイントが持ち味。逆サイドのイリマン・エンディアイェはシェフィールド・ユナイテッドからマルセイユを経たセネガル代表のセカンドトップで、狭い局面のターンで打開する。これを受けるイプスウィッチの左SBリーフ・デイビスはリーズ育ち・ボーンマス経由で、EFLでアシスト上位の常連だった攻撃的な左足の持ち主だ。
- GK対決も見応えがある。シティの1番ジャンルイジ・ドンナルンマは10代でACミランの正守護神となり、EURO 2020の大会最優秀選手に輝き、2025年にはPSGでチャンピオンズリーグ制覇も経験した196cmの27歳。一方の28番クリスチャン・ウォルトンはブライトン育ちで、ブラックバーンやウィガン、プリマスへのレンタルを経てイプスウィッチに定着した195cmの30歳。クラブが下部リーグから駆け上がった時期を守り抜いた男が、圧倒的なシュート数を浴びる覚悟で立つ。
- 控えの顔ぶれも豪華だ。シティのベンチには2022年W杯優勝メンバーのエンソ・フェルナンデス、両足使いのドリブラーであるフランス代表ラヤン・シェルキ、2026年冬にボーンマスから加わったアントワーヌ・セメニョ、そして約1億1600万ポンドという英国人選手史上最高額でノッティンガム・フォレストから移籍したエリオット・アンダーソンが並ぶ。イプスウィッチ側もチャンピオンシップで二桁得点を重ねた左ウインガーのジャック・クラーク、2022-23シーズンの同リーグ得点王チューバ・アクポムが控え、終盤の展開次第で切り札となる。