TOTTENHAM HOTSPUR
トッテナム・ホットスパー
1882
創設
EL優勝
2024-25
62,850
収容人数
クラブの歴史

1882年、ロンドン北部トッテナムの少年たちが冬季スポーツとして始めた「ホットスパーFC」が起源。1901年にはノンリーグクラブとして唯一のFAカップ優勝を成し遂げ、クラブの伝説が始まった。1961年には20世紀初のリーグ・FAカップ二冠を達成し、ビル・ニコルソン監督の下で黄金時代を築いた。

その後もFAカップ、リーグカップ、UEFAカップなどのタイトルを積み重ねたが、1961年以降リーグ優勝からは遠ざかっている。2001年にはダニエル・レヴィが会長に就任し、20年以上にわたってクラブの経営を牽引。2019年に完成した新スタジアムはクラブの財政基盤を大きく強化した。攻撃的で魅力的なフットボールを志向する伝統は「The Game is about Glory(栄光こそがフットボール)」という格言に集約される。

2024-25シーズンは劇的なコントラストを見せた。プレミアリーグでは17位に低迷する一方、ヨーロッパリーグでは決勝でマンチェスター・ユナイテッドを1-0で下し、17年ぶりのタイトルを獲得。ブレナン・ジョンソンの決勝ゴールでクラブ史上3度目のUEFAカップ/EL制覇を果たした。

新スタジアムの衝撃

トッテナム・ホットスパー・スタジアムは2019年に旧ホワイト・ハート・レインの跡地に誕生した。収容人数62,850人はロンドン最大のクラブスタジアムであり、イングランド全体でも3番目の規模を誇る。最大35度の傾斜がついたスタンドはピッチとの距離わずか4.9メートルに設計され、観客を試合に引き込む構造となっている。

南側のシングルティアスタンドは17,500席で英国最大。世界初の分割式リトラクタブル人工芝ピッチを備え、NFLロンドンゲームやコンサートにも対応するマルチユースアリーナとしても機能する。総工費は約13億ポンドに上り、100%再生可能エネルギーで運営される英国サッカー界で最もサステナブルな施設の一つでもある。

監督と戦術

2025-26シーズンはクラブ史上稀に見る激動のシーズンとなった。夏に就任したトーマス・フランクが序盤の不振で解任され、2月にはイゴール・トゥドールがシーズン終了までの契約で就任。しかしトゥドールも結果を残せず44日で退任、3月末にロベルト・デ・ゼルビが5年契約で3人目の監督に就任した。

デ・ゼルビはブライトン時代にポゼッション重視の攻撃サッカーで名を馳せた指揮官。マルセイユでもリーグ2位に導いた実績を持つ。残留争いの渦中での就任となったが、ビルドアップの緻密さとポジショナルプレーの浸透が期待されている。

日本人選手

高井幸大(DF)が2025年7月に川崎フロンターレから加入。2004年生まれの20歳で、2030年までの5年契約を締結した。移籍金は約500万ポンド(約10億円)。川崎の育成組織で育ち、2023シーズンからセンターバックの主力として活躍。2025年のACLエリートでは決勝進出に大きく貢献し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞も受賞した。日本代表にも選出されている。

2026年1月にはボルシア・メンヒェングラートバッハへシーズン終了までの期限付き移籍が決定。ブンデスリーガでの経験を積んでいる。

クラブデータ
前季(2025-26)
17位 41pts 10勝 11分 17敗 48:57 (-9) 20クラブ中
スカッド構成
平均年齢
24.2
平均身長
184cm
国籍
18
右足 / 左足 / 両足
21 / 6 / 1
最年少
ルカ・ウィリアムズ=バーネット 17
最年長
マルティン・ドゥーブラフカ 37
日本人選手
1名
今夏の移籍
加入 6
  • アンドリュー・ロバートソンDF← リバプールFC
  • ヤン・パウル・ファン・ヘッケCB← ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
  • マルコス・セネシCB← AFCボーンマス
  • マルティン・ドゥーブラフカGK← バーンリーFC
  • マテウス・フェルナンデスCM← ウェストハム・ユナイテッド
  • サンドロ・トナーリCDM← ニューカッスル・ユナイテッド
退団 1
  • ルカ・ヴシュコヴィッチCB→ ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン

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