🏏 2025-09-21 (日) 12:00 BST
ブライトン女子
vs
ウェストハム女子
ポジション推定 (APIに配置データなし)
控え選手
控え選手
見どころ
- 日本人選手が両軍合わせて5人も名を連ねる、WSLでも屈指の「日本色」の濃い一戦。ブライトンは清家貴子と南萌華が先発し、9月に加入したばかりの角田楓佳がベンチに控える。ウェストハムは植木理子が最前線に立ち、遠藤優が控えに回る。しかもこの5人のうち清家・南・角田・遠藤の4人が浦和(三菱重工浦和レッズレディース)でプレーした経歴を持ち、WEリーグを彩った面々がイングランドで顔を合わせる。
- ブライトンの右ウイングに入る清家貴子(29歳)は、WSL史上初となるデビュー戦ハットトリックを達成したアタッカー。2023-24シーズンのWEリーグでは得点王・MVP・ベストイレブンの個人3冠を独占し、2024年にブライトンへ渡った。GK以外のほぼ全ポジションをこなせる万能性が最大の武器で、この日も攻撃の起点として、あるいは守備のタスクを担いながらサイドを上下する働きが期待される。
- ブライトンの最終ラインを締めるのは日本代表CBの南萌華(26歳)。ASローマでセリエA女子連覇に貢献し、2025年6月に完全移籍で加入した。U-19アジア選手権やU-20W杯でキャプテンを務めた統率力を持ち、浦和時代のチームメイトである清家と再び同じユニフォームを着ている。相方はセルティックから2025年1月に加わったアイルランド代表ケイトリン・ヘイズ(29歳)で、空中戦の強さが持ち味のコンビだ。
- その南が対峙するのが、ウェストハムの1トップに入るなでしこジャパンのエース植木理子(26歳)。U-17W杯で4得点、U-20W杯では5得点を挙げて優勝に貢献し、2022年AFC女子アジアカップでは日本のトップスコアラーとなった生粋のフィニッシャーだ。165cmとサイズはないが、ゴール前での嗅覚と一瞬の決定力は一級品。日本代表で慣れ親しんだ間柄同士の駆け引きは、この試合最大の見どころと言っていい。
- ブライトンの前線にはアーセナルからのローン組が2人並ぶ。左のローサ・カファジ(22歳)はBKヘッケンで28得点、UEFA女子CLでも4得点を挙げたスウェーデン代表で、スピードと運動量を兼ね備える。中央のミシェル・アジェマン(19歳)はユーロ2025で最優秀若手選手に選ばれたイングランドの逸材で、16歳でWSLデビュー、シニア代表デビュー戦ではわずか41秒でゴールを決めた。
- ブライトンの中盤は元チェルシー勢が舵を取る。フラン・カービー(32歳)は「ミニ・メッシ」と呼ばれた技巧派で、チェルシーで数々のタイトルを積み上げPFA年間最優秀選手を2度受賞し、2024年に南岸のクラブへ移った。同じくチェルシーでWSL2連覇を経験したセルビア代表イェレナ・チャンコヴィッチ(30歳)はバルセロナやローゼンゴードでもプレーしたCL巧者。この2人がボールを持てる時間を作れるかが鍵になる。
- 対するウェストハムの中盤を仕切るのは、キャプテンのカトリーナ・ゴリー(33歳)。オーストラリア代表100キャップ超、2014年にはAFC年間最優秀選手に輝いたベテランで、155cmの小柄な体でボールを刈り取り、素早く前へ配球する。ベガルタ仙台レディースを含む7カ国でプレーした国際派でもある。同じ中盤にはKuPSでフィンランド選手権2連覇を果たしたオーナ・シレン(24歳)が並ぶ。
- ウェストハムの最終ラインは国際経験の塊だ。シェリナ・ザドルスキー(32歳)はカナダ代表100キャップ超で、2016年リオ五輪銅メダルと2020年東京五輪金メダルを持ち、トッテナムでも4年プレーした。左SBのヴェレーナ・ハンシャウ(31歳)はオーストリア代表100キャップ超でユーロ2017のベストイレブンに選出され、正確な左足のクロスが武器。CBのエヴァ・ニューストロム(25歳)もユーロ2025予選で全試合先発したフィンランド代表だ。
- ゴールマウスにも見どころがある。ブライトンの守護神チアマカ・ナドジーは180cmのナイジェリア代表GKで、パリFCから2025年夏に加入し、2025年のCAFアワードも受賞した実力者。対するウェストハムのキンガ・シェミク(28歳)はポーランド代表の正GKで、ユーロ2025予選プレーオフでクリーンシートを達成し、母国初の本大会出場を手繰り寄せた。反応の速さとPKセーブに定評がある。
- 控え組の顔ぶれも厚い。ブライトンは浦和でWEリーグ2連覇を含む国内5冠を獲得した20歳のアンカー角田楓佳と、レアル・マドリードから2025年8月に加入したカルラ・カマチョ(20歳、U-17W杯優勝経験)を残す。ウェストハムは浦和で15年171試合を戦った遠藤優(27歳)に加え、ウェールズ代表50キャップ超のフィオン・モーガン、リヨン育ちのスイス代表19歳レイラ・ヴァンデラーを用意している。